。そうすることで,ほかの2名が前線で頑張ってくれている間,自分は安全な場所から攻撃魔法を存分に叩き込めるだろう。  また,自分は単体への攻撃に特化したキャラを操作し,前衛に配置する手もある。そしてサポートが得意なキャラを後衛に配置すれば,それぞれの能力を最大限に発揮できるわけだ。今回のテストプレイでは,MCCを通じてのこういった戦術的なプレイがとくに印象的であった。 パーティで楽しむミッションモード,高難度のチャレンジモード タルタロスのクエストは,ソロプレイからパーティプレイまで,幅広いニーズに対応。上級者向けのチャレンジモードも用意されている  続いて紹介するミッションモードは,大雑把にいうとシナリオモードからMCCを省き,マルチプレイに対応させたモードだ。基本的にパーティで楽しむものだが,(慣れれば)ソロプレイもできなくはない仕様となっている。  シナリオモードのキャンペーンは,基本的に一本道の構成なので,ときには壁にぶつかることもあるかもしれない。一方,ミッションモードでは,ダンジョン別に難度を調整できるので,こういった行き詰まりの際のレベル上げ用などにも適していると思われる。  流れとしては,MMO形式の「広場」でパーティを編成したあとに,パーティ単位でインスタンス生成される「村」へと移動する。そこでクエストを受けてから,同じくインスタンス生成のダンジョンでの冒険へと赴く形だ。ちなみにミッションモードはソロプレイでも一応行える。  気になったのは,ドラクエ10 RMT,パーティの編成システムが少々独特なこと。プレイヤーごとに「自分のパーティの最大許容人数」が設定されており,デフォルトではこれが1となっている。この数値を2?4に変更することで,ほかのプレイヤーからは「パーティ募集を行っている人」とみなされ,誰でも勝手に参加できるのだ。  参加される側に許諾のダイアログボックスなどはなく,いきなりだとびっくりするのではないだろうか(一応パスワードを掛けることもできる)。システムとしてはDiabloにおけるパブリックゲームに近いのだが,戦国IXA RMT,一般的な「パーティリーダーがメンバーを招待する」という形とはまったく異なっているので,戸惑う人も出てきそうだ。この部分についてはMMO世代に見合ったスマートなマッチングシステムを期待したいところ。  このゲームには,ミッションモードの上位版ともいうべき「チャレンジモード」も用意されている。特徴としては,挑戦時のキャラクターレベルに上限が定められており,それより上回っている場合は自動的にレベルが引き下げられる
関連トピック記事: