小宇宙の中の宇宙食 | ゆでたまごになりたい

小宇宙の中の宇宙食

こんにちは


早速ですが
今日みた映画についてかきます



「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」









いやはや
すごかった


予想をうわまわって
すごかった


簡単な説明をはぶきます

http://www.elbulli-movie.jp/about/

エル・ブリについてはこれをみるとはやいです



ともかく
すごかった


なにがすごいって
この映画をみていても

まったくお腹が空かないところです


(これは完全なドキュメンタリー映画ですが)
近頃「ごはん」を扱う映画ってとても多いと思うんです


そしてそれらは大体において

美味しそうで
美しい

そんな画を撮っている思う訳です
というかかなり意識的に
そこには焦点をあててると思うんです

そしてその周りにある人間関係的ななにかを描いてたりするような


けれど

この映画はそのような「ごはん」映画ではないです


もちろん
美味しそうだし
美しいです

けど
この映画に関しては

美味しそう

美しい

が完全に独立している状態です
(相互に関わり合っていない状態です)


というか
もはや

美味しそう という言葉は

当てはまらない可能性があります


なぜならば

味も触感も香りも
全く想像できないから

持っている知識や経験では
全く予想がつかないから

そのくらい、あたらしい



この映画は
エル・ブリの姿を
かなり執拗に
お腹いっぱいになるまで
映し出してきます

そこに映し出されるその実態は
完全な研究所です


なんかほかにもいろいろ書きたいことあるんですけど
まだまとまりません


とりあえずとても興奮しているし
このまま放っておくこともままならないので
とりあえずかいている状態です


2012年1月にみたので
2012年にみた映画のくくりにいれちゃいますが

2012年ベスト3には入りそうな予感



とりあえずDVDは即買います
定期的にみたいから


かなり欲しい



料理の映画でありつつ
まったく料理の映画ではありません

あくなき
探究心
研究心

完璧を常に求める
向上心
プライド
執拗なこころ

日々の
地味で泥臭く
肉体的にも厳しく
神経を使う繊細な作業


そのような日々の連続
あまりにも厳しく
そして甘美な日々の連続

そのような中で
うみだされるもの

についての映画です




感動します
わたしは胸がいっぱいになってしまいました

なんどもぞくっとした



とりあえずすごい!

賛否両論あるとは思いますが
個人的にはとてもおすすめ


料理が好きなひとも
全く興味がないひとも
とりあえず試しにどうぞ

そんなに悪くはないと思います



今日はこれにて