12 | ゆでたまごになりたい

12

あけましておめでとうございます


気づいたら2012年になっていました


今回の年末年始は
あまりにも多忙で
年越しの雰囲気を感じる瞬間は非常に少なかったです


年越しも
クリスマスも
何だってそうですが

自覚しなけりゃただの一日
いつもの一日

一年間を365日に区切って
節目を設けるということを
何気なく、気に留めることなく、し続けてきたのだなと思うと
なんだか感慨深いです



2011年を振り返ります



2011年は私にとって印象深い年でした


いままで長い間
気づかないうちに背負ってきた重い荷物を
ドサッとおろしたような1年間だったと思います


目から鱗が落ちる、とでもいいますか


肩のちからが抜ける、とでもいいますか


うまいこと言い当てる言葉が見つからないのですが
まあそんな感じです


具体的なことを言うと
ここ何年かの私は

高校を卒業できなかったこと
その原因となった諸々のこと

が、自覚していたよりも
(自覚はしていたつもりだったけれど、できていなかった が正確なところ)

はるかに重く
こころにのしかかっていていて

結構しんどかったみたいです



マイナスになる
プラスになる


とかいう単純な話ではないんですけど



高校1年生から
大学4年生まで
約7年間

長い時間をかけて
社会復帰のためのリハビリをし続けてきたように思います
(過去形だけどきっといまでも続いているし、もしかしたら一生続くのかもしれない)


大げさかもしれないけれど
でも、やっぱり
自分ではそう思っています




ずうっと
何をやってもうまくいかないことばかりで


みんなが当たり前にできることも
わたしは当たり前にできなくて


思い描く通りに動けない自分に
腹を立てて 失望して
いろいろなことを諦めてきて


自分で自分を裏切るようなことばかりして
自分で自分を信じてあげられなくて


いつもなんだか いらいらしていたし
いつもなんだか かなしい気持ちで

なにもみえなくて なにもわからなくて


けれど

ほんとうに少しずつ 少しずつ

当たり前のことを
当たり前にできるようになっていって

やっと少しだけ自分のことを認めてあげられるようになったのが
一昨年までのこと




だけどまだまだ

自分ができないところにばかり
どうしても目がいってしまって

自分ができることに
目を向けることはとてもむずかしくて

いつもこころのどこかでは絶望しているわたしがいました


2011年は
そんな気持ちをどうにかしたくて
乗り越えたくて

もぞもぞしていたけれど
どうしたらいいのかわからない日々が続いていました


けど気づいたら
なんだか軽くなってました


まだまだ課題はあるけれど
泥沼から抜け出して
地上に出てきたような気持ちです


それは2011年
たくさんの人たちに出会って
みんながそれぞれに

わたしの手の届かない所にあった
たくさんの荷物を降ろしてくれたからです

わたしの気づかないところにあるものを
教えてくれたからです


こころから感謝しています




過去は未来によって変えられる
なんていいます

そんなことないです
というと語弊があるかもしれないですけど

わたしはそう思うようにしました



結局のところ


過去は過去です

これからのことはこれからのことです

これからのことはこれからのことだけれど
いつかは過去になることです




過去は未来なんかで変わらないです




何を言っているかわけわかんないですけど
簡単に言うと
あまりびくびくしなくていいということです



失敗した
から次は成功したい


というよりは


成功したい



でいいと思います
(そもそも成功と失敗というのがよくわからないけれどご愛嬌)



逆もまた然りで



過去が未来を変えることもないです



所詮過去

どんなに失敗しても
どんなに成功しても

あんまり関係ないんです

どうやらひとが興味あることって
これからのことか
いまのことだけらしいです


それを知ることができたのが
(信じられるようになったのが)

2011年いちばん大きな収穫だと思います




うーん意味がわからない

ほかにもいろいろおもうんですけど
いかんせん頭が弱くて
うまくまとめられないのが困りもの(けどもういいです)




とりあえず2011年には救われました

たくさんのひとに
ありがとうございます



2012年の抱負は
この軽くなってふわふわしている身体を
上手につかってあげることです

気兼ねなく
舞い上がらず
走りきる1年にしたいな と思います


皆様、今年も何卒宜しくお願い申し上げます