手牌が透ける!? バビィの麻雀捨て牌読み
著者: 馬場 裕一
単行本(ソフトカバー): 224ページ
出版社: 毎日コミュニケーションズ
ISBN-10: 4839928584
ISBN-13: 978-4839928582
発売日: 2008/5/24
定価: 1,449円税込)
■ 内容紹介
もうリーチなんて怖くない!
ステップアップ方式で「捨て牌読み」をバッチリ伝授!
本書はメンチンのバビィこと馬場裕一プロが捨て牌の読み方を教えてくれる、麻雀戦術書です。基本となるタンピン形の捨て牌を読む方法から、リーチ、仕掛けに対する読み、さらに自分がアガるための打ち方を教えてくれます。またプロや強豪でしられる著名人の、いろいろな読み方なども披露しています。
バビィいわく、「リーチや仕掛けに対して平然と危険牌を切り飛ばしていくのは、僕的には安全牌だから」。相手の捨て牌を読み、手牌構成を推理する技術を身につければ、もう親リーなんか怖くない!?
第1章 初級編(1)~手役
第2章 初級編(2)~牌理
第3章 初級編(1)~基本
第4章 中級編(2)~応用
第5章 上級編(1)~戦略
第6章 上級編(2)~実践
第7章 「捨て牌読み能力検定」
「読み」に挑戦!
何待ち?
コラム「麻雀プロ」とその時代」
対談「プロの思想」
「読み」専用用語辞典
■ 管理人の感想
過去に、別冊近代麻雀に連載された「捨て牌読み講座」(竹書房刊)を再録・加筆したもの。
(別冊近代麻雀は現在発行されていないので、結構前の連載かな?)
初級、中級、上級と分け、読みの基礎から解説されています。
他に、クイズ形式の『「読み」に挑戦!』。プロの捨て牌を使用した『何待ち?』問題。読みをテーマとした対談。コラム『「麻雀プロ」とその時代』。巻末には『「読み」専用用語辞典』と、内容盛り沢山。
また、うまくまとめられていて、読みやすく、わかりやすい。
捨て牌読みの本というと、防御の本を想像するが、アガリへの読み、攻撃のため読みと、防御一辺倒でない点にも注目!
アガリへの読みと言ってもピンとこないかもしれないので、本から引用しておきます。↓
アガリにむかって他家の捨て牌を読み、そこから相手の手牌を看破し、ついには山に残ってる(だろう)牌まで推理してしまおうという・・・(P148)
単なる安全牌探しに終わっていないわけですね。
モノにすれば、攻撃力も上がると思います。
「読みに挑戦!」の項目では、女子プロ編、著名雀豪編、男子プロ編に分け、プロ達の手筋が紹介されている。
実戦譜を元のした立体何切るで、結構面白いです。
ただし、バビィの想像で書かれている部分も多く、「本当にそう考えて、切ったのか?」ってツッコミいれたくなる部分もあるが・・・(-公- )
おまけ(?)も含め、内容充実してます。
巻末の『「読み」専用用語辞典』も良いです。おすすめ。
多少、オカルト的な記述もありますが、デジタル派にも問題なさそうです。
まあ、最近流行(?)の、「待ち読みは当たらないから読まない」、「ウラスジなんて無視」なんて人には、意味が無いかもしれませんし、バビィの2軒リーチでも、まだまだ攻める姿勢に、「そこ、ベタオリだろ!」と、ツッコみたくなる人も多いかもしれませんが・・・^^ゞ
赤には全く触れられていません。赤有りと赤無しでは、読みもかなり変わってきますので、その点はご注意を!
読みの基礎から解説してますので、初級者にもおすすめだと思いますが、管理人としては、攻撃主体の本を読んでから読むことをおすすめします。やはり最低限の牌効率等をマスターしている人と、そうでない人とでは、理解度も違ってくると思いますので。
赤対応:無し
総合評価 77点
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■ 2ちゃんねるの反応
625 :焼き鳥名無しさん:2008/05/23(金) 06:28:09 ID:???
馬場なんてタイトルとってねぇのに
口だけは一人前だからな
お前らみたいだなww
641 :焼き鳥名無しさん:2008/05/26(月) 07:46:28 ID:???
バビィの捨て牌読みの新刊買ってみた
意外と悪くない出来だと思った
本の構成は初級編で基本理論を述べた後、中級上級編で牌譜を使って実戦解説
章の間には問題を数問という感じ
初級編でスジ、ウラスジ、カベ、ワンチャンス、ヒッカケとかの基本はちゃんとおさえてあるし、
読みに関する用語解説集も巻末にあるからいいおさらいになった