麻雀・ひと目の手筋
毎日コミュニケーションズ/編 荒正義/監修
文庫: 430ページ
出版社: 毎日コミュニケーションズ
ISBN-10: 4839919828
ISBN-13: 978-4839919825
発売日: 2006/01
定価:1050円(税込)
■ 内容紹介
毎日コミュニケーションズが贈る文庫サイズの麻雀戦術書です。
麻雀にはこの形になればこう切るというパターンが多数存在します。これが麻雀における『手筋』です。麻雀の基本となる重要テクニックで、これを数多く身につけるのは強者の必須条件といえます。本書では、数ある『手筋』を容易に習得できるように、何切る形式でポイントをわかりやすく解説しました。2ページ1セットで気軽に読めて、局面に応じて迷うことなく正着が打てる雀力が身につきます。
監修は、第10期最強位をはじめ、マスターズ、王位、鳳凰位など獲得タイトル数知れず、最強雀士として名高い荒正義プロ(日本プロ麻雀連盟九段)です。
第1部 わかりやすいひと目の手筋
序盤・ひと目の手筋
牌効率・ひと目の手筋
ピンフ・ひと目の手筋
タンヤオ・ひと目の手筋
リーチ・ひと目の手筋
ドラ・ひと目の手筋
テンパイ・ひと目の手筋
赤・ひと目の手筋
鳴き・ひと目の手筋
三色・ひと目の手筋
ホンイツ・ひと目の手筋
満貫・ひと目の手筋
オーラス・ひと目の手筋
役満・ひと目の手筋
形・ひと目の手筋
第2部 ちょっとむずかしいひと目の手筋
立体・ひと目の手筋
ちょっとむずかしいひと目の手筋
ちょっと息ぬき麻雀クイズ
豆知識編その1
フリー雀荘入門編
豆知識編その2
■ 管理人の感想
一冊丸ごと『何切る』本。
各ページに問題が一問(基本的に3択問題)、ページをめくると答えというシンプルな構成。
よく何切るというと、「そんなのどれを切っても同じだ」と言いたくなるものが多いが、この本の何切るには、確実に答えがある。
問題、解説共にすばらしい。非常に優れた何切る本である。
繰り返し読んでものにすれば、雀力アップは間違いない。
管理人は初心者が手っとり早く上達するには、何切るが一番だと思っている。
初心者は打牌スピードを上げることがまず先決。
攻めがあーだ、読みがこーだと言っても、まず打牌スピードが遅くては話にならないからだ。
何切るの答えに賛同できない場合でも、自分なりの答えを出すことに意味があると思う。
オカルト派で有名な荒正義プロですが、この本はオカルト無し。
管理人は、この何切るの解答には、95%以上賛同します。
初心者から、上級者までおすすめ。
悪い点は探すのが難しいが、しいて言えば『ちょっと息ぬき麻雀クイズ』、これいらない。繰り返し読みたい何切るでページだけ増えてジャマという感じ。
なお、問題の一部は、ゲーム『 麻雀覇王
』の中で使われている。
赤対応:一部(10問だけですが・・・)
総合評価 95点
注)Amazonやオークションでは、すごい値段が付いています。
確かに良書ですが、ほどほどの値段で買って下さいね。
管理人の評価は定価に対してです。
参考にどうぞ → amazon.co.jp
荒正義 Masayoshi Ara
日本プロ麻雀連盟 副会長
・新人王(第1期)
・王位(第5・29期)
・グランプリ(第3・5期)
・最強位(第10期)
・鳳凰位(第8期)
・麻雀マスターズ(第12期)