バップ
野ブタ。をプロデュース DVD-BOX

ある意味では、「メイド」 。プロデュースされているわけだ。

登場人物、「修二と彰」。 山下智久演じる高校生は「草野」くん。

NEWSメンバー草野君の未来はいかに!


<店内の説明>
ひたすら高級感が漂うわけでもなく、ともすれば
チープとも言えるような、本当にシンプルな造り。

一般の喫茶店と違うところと言えば、店のカウンター
上に展示された、制服3点。ドン・ドン・ドーン!!


・・・コスプレ喫茶、ならぬ「メイド」の象徴と言えば
いいのでしょうか? とりあえず、コレ、目につきます。


やられた・・・
と、男性心理を上手く掴むためか、あるいは、構造上の問題で

(ヒューザーチックだ)そうならざるを得なかったのかは、

いざ知らず・・・、お会計のカウンターが、待機客の目の前となり、

左斜め45度~完全なる後姿のメイドさんの姿がど~ん!と

目の前に現れるわけです。


ぴなふぉあのナプキン

「萌え~」を求める“ご主人様”はそれだけで、

恍惚の表情を浮かべています。



・・・前出の通り、モデル系のスリムな人は何故かいない。
顔こそ、かわいく、アイドル並。でも足が、足が、足が~!!
メイド服のミニ加減と、黒のニーソックスと、そこから
ちょっとはみ出た生足感。これが萌えなのだろうか?

とりあえず、メイドさんのお会計バックビューは、入店時の
「萌え~」度を確実にアップさせていることでしょう!



これはちょっとな・・・
意外なことに、店内は騒然。BGMはクラシックだったが。

とりあえず、メイドさんの声は大きく、チーズケーキのオーダー
が入ると、「ラス1で~す」(ラスト1個ですの意味)と声かけ。
業務上の会話も全て見せています!という感じなのだ。
それだけに・・・、業務用語でもテンション高い。。。
メイドさん、全員「女優」だよ。演じてます。

さらに、厨房(キッチンなのか?見えないのでこれで統一)の
場所が悪い! 
・・・とは、ある顧客の意見のようですが、待ち客のちょうど死角
にあるので、誰が働いているのか見えないのだ。

本人達も、入り口が狭そうで働きづらそうだし、その窮屈感が
なんとも言えない、プチ・チープ感を漂わせてしまうわけだ。



しかし、それでいい!


<ご主人様達を眺めてみた!>
うほっ! これぞ「THE☆アキバ」という方、多かった。


サラリーマンもいた。が、「君、営業にその髪型はないよね」
上司には言われるであろう、NO手入れ状態。


それでもご主人様である。


「今度の試合さ~」と大声で話す伊集院系デブ屋
おそらくアキバ系の会話ではないので、メイドさん達も食いつき
づらそうです。が、店内に響き渡る(体格のせいか)声量で
「サンフレッチェがさ~」と叫ばれても・・・哀れだ。

それでも大事なご主人様。

「サッカーという取り得のない中村俊介」から、さらに精気を
奪い取られたようなデイバック少年。

それでも、お店のご主人様。

メイドさんと僅かに目をあわすだけで、照れてしまいながらも、
そぼろ丼を食べる、よゐこの濱口優似スーツ系とっちゃん坊や

もちろん、大切なご主人様。


そして・・・、絵に描いたようなビン底眼鏡に無造作ヘアの
本物のオヤジ。手には書泉グランデで購入したばかりの
袋入りの本。本の袋を椅子におき・・・「落ちるだろうな」
と眺めること、数十秒、案の定落下。
やってることも、何もかもがお笑い漫画道場(同情)系の
おじさん。(ヨシダプロ さんの絵に出てきそうなおじさん)

購入本は「大人の塗り絵」・・・。アダルト系ではないよ。

河出書房新社編集部, ピエール・ジョゼフ ルドゥーテ
大人の塗り絵―美しい花編

こんな方も、○○○ちゃんを前にすれば、デロデロだ。
きゃ~、お久しぶりですね~
何回か来たけど、いなかったんだよ~

大事な大事な、ご主人様だ。


入店時、ものを渡している人が多く見受けられる。
あれはプレゼントなのだろうか?


ちょっとした「純情」を見た気がしないでもない。

1/3の純情な感情 シャム・シェイド

SIAM SHADE, 明石昌夫, カラオケ

1/3の純情な感情


とにかく、とにかく、いち見学者であるワタクシは、
妙な汗に似た油を手に感じ、笑いを堪えるのが精一杯で早く店を
出たい衝動にかられたことはお伝えします


これだけの客ぞろえ。他ではきっと出会えない人たちだから・・・。

【まとめ】
アキバ系男性にとって、メイド喫茶は「オアシス」なのでしょう。

格段に高く設定されていない飲食料金。
ポイントカード制で、レギュラーカスタマーを獲得する。
そして・・・、ここにくればメイドさんと必ず、ひと言の会話ができる!

何よりの特典はここにあるのでしょう。

メイドさんは、どんなお客・・・いや、ご主人様の会話にも
対応してくれる。安価キャバクラとも言えるのかもしれない。
いや、きっとここは「聖地」! そう思っているご主人様の中、

「キャバクラにはいない方々だろうな~」とぼんやりと思うワタクシ。



そう、店を出る頃には、もう知恵熱が出そうなほど・・・
消耗しきっていました

非日常。ご主人様達の日常はワタクシの「非日常」である
ことを再確認したメイドカフェなのでした。

食べたパフェも、コーンフレークの印象しか、もうなくなって
います。

新宿歌舞伎町のマクドナルドの地下1階も、秋元康プロデュース
の「AKB48」、アキバ系アイドルに侵食されてました。


AKB48
桜の花びらたち
「アキバ」が日本の象徴になるのは、どうかと思いながらも、
表参堂ヒルズになってしまった同潤会アパートのように、
完全再開発されないで欲しい場所である。

ワケの分からないまとめですいません。

「萌え~」は永遠に「萌え~」でいいわけよ。

だって、それが “ボクのキモチ” なわけだから


WaT, 小松清人, 前嶋康明
僕のキモチ (通常盤)


ニュースの最後の星占いのように・・・「頑張ってね!」



<過去記事>

2006-01-31 記事 「メイドカフェに行ってみた!プチ更新中2
2006-02-02 記事 「メイドカフェに行ってみた! 続き
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