みなさん、"Jamie Oliver"という人をご存知でしょうか?
彼を知ってる方はかなりの英国通だとお見受けします。
彼は私が尊敬する人の一人です。
彼の活動を見ていると、一人の人間が「食」を通じて世界を変えられるという可能性を感じることができます。
このエントリーでは彼が何を成し遂げたのかをご紹介したいと思います。
彼はイギリス人で、シェフです。
子供の頃からディレクシアという学習障害を抱えていた彼は、学校を辞め、料理の勉強を始めます。
フランスで修行した後、イギリスでいくつかのレストランでシェフを務めます。
その姿がテレビで放映されたのが、彼の最初のメディアへの登場でした。
そこから料理番組がスタートし、彼のイギリスでの人気も上がっていきました。
そんな人気シェフだった彼が2005年、食育プロジェクトに取り組み始めます。
学校給食の改革です。
イギリスの学校給食の状況はひどく、ほぼ冷凍食品を温めるだけのもの。
ピザにハンバーガーにフライドポテト。
食堂にはナイフやフォークさえありません。
牛乳もイチゴやチョコのフレーバーがついた砂糖漬けのジュースのようなもの。
新鮮な野菜はなく、フライドポテトのじゃがいもを野菜だと言い張る始末。
給食の予算はなんと1食80円というありさま。
日本の学校給食を考えると本当に度肝を抜かれる状態です。
Youtubeにも映像がありますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。衝撃です。
そんなイギリスの給食事情に問題を感じたジェイミーは自ら学校給食の改革に着手するのです。
人気イギリス人シェフ、ジェイミー。
30歳の挑戦が始まります。
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