ECL準決勝2-3で負けました。

僕はオフチャロフ1-3とサムソノフ0-3で負けました。

ほんと使えないゴミですいませんダウンこういう大事なとこで結果残さなきゃ意味ない。


誰かがあと1セット取っていればポイントでの計算だっただけに俺の責任です...

合わす顔がないとはこういう日のことを言うんだなきっと。



スポーツは成功か失敗ではなく勝ちか負けしかない...

なんてしみじみ思ってしまった。

どれだけ努力しようが良いプレーしようが絶対に敗者がでるわけだから残酷な世界だよほんと。



卓球は陸上や水泳と違って相手がいる競技だし、サッカーや野球と違って引き分けも絶対ないし、格闘技と違って1日4試合も5試合もするし、スポーツの中でもっとも過酷な競技の一つだと思う。だからこそやりがいがあるし卓球で勝つ、卓球が強いということはスポーツ界のトップになったようなそんな気分だと思う。



今の自分にその力はなかったけど絶対に諦めないよ。




試合を振り返り



全日本からメンタルとレシーブが今後の課題と言ってましたが未だに悪い。

というかメンタルが弱いからレシーブが下手。

レシーブが下手だからメンタルが弱い。

どちらも克服しなければいけないということがよ~~~~く分かりました。



試合中焦ってしまい自分を見失っていた。

格上の選手相手だとおもいきって行こうという気持ちが空回りしてしまうということもよ~~~~く分かりました。



これを克服そしてパワーに変えることができなければ一生俺は無理。

こんなんで世界選手権やオリンピックの決勝や準決勝戦えない。

過去世界選手権の準決勝0勝5敗。今日のプレーでその結果に納得。




あと2週間、日本に帰って早速メンタルの本買ってきますひらめき電球



いよいよ次が世界卓球です!!!

この経験を生かして最高のプレーをみせたい。


頑張るよ☆








裏話...


2番と4番で負けましたが他の選手の頑張りでチームは2-2ラストシバエフへ。

誰よりも俺が勝ってくれと願ってたよ…「頼むから俺を救ってくれ」と。


シバエフが2ゲーム目を逆転で取って3ゲーム目7-3、9-5、10-7でリード。

このゲーム取れば第1戦の結果と合わせて万が一シバエフ負けても両チームのゲーム数が並びポイントでの計算。

もちろんシバエフがそのまま勝てばこっちのチームの勝ちだし、ポイントでも勝てる可能性は高かったと思う。ある意味決勝進出へのマッチポイント。


10-7から10-9。「頼む~~~~~~」祈りに祈りまくって10-9。サムソノフに打ち込まれる。

必死で凌ぐシバエフ。シバエフのボールがネットにかかり勝ったと思い(というか勝ってほしいという思いが強すぎて)若干立とうとするが拾われる。その後またラリーが始まり、シバエフがまたネット。

今度は(思いが強すぎて半分ベンチで立ち上がる)また拾われる。半分立ち上がったまままたラリー始まりシバエフのバック前に超チャンスボールが浮いてきた。

ついにオレンブルグを倒すときが来た。走馬灯のように一瞬時が止まり、この長い長い10-9での奇跡的なラリーが終わりを迎えた。





シバエフのミスによって...



その後11-10とまたリードするが相手のプレーが上回り、そのゲームを落とし4ゲーム目は1、2本で負けた。



試合後シバエフは暴れに暴れまくって止められなかった。



帰る時に「俺のせいでチームが負けてしまってすまない」と話したら

頭をポンポンとたたいて「気にするな。次は絶対にリベンジしよう」

と言ってくれた。


最初にサムソノフに負けたあとも色々気にかけてくれてそれがなければオフチャロフに間違いなく0-3で負けていた。


なんて優しい。感動(T_T)


自分への感情は抑えられないし物には当たるけど人には優しいシバエフ。

ちなみに僕の1つ年下です!笑



今日朝の7時にモスクワ着いて日本へは夜の20時の便。

13時間待ち...13時間。


悔しくて昨日は一睡もできなかった。


この1ヶ月ちょい(トップ12、ECL、アジアカップ、ドイツオープン、ECL)ほぼ毎週試合をしてハードだったけど楽しかった。前に比べ技術レベル、プレーの幅はよくなってきてる。


今年25歳、新婚。まだまだ俺は前に進むチョキ