クリスチャンアストロロジー(CA)は、すべての用語を冒頭の目次や巻末の索引に掲載しているわけではありません。当時活版印刷だったことを承知しておく必要があります。レシーブなどの重要な用語の使い方は本文中にさりげなく出ています。原書を実際に読んでないとわかりません。鑑定していないと使い方は理解できません。


さて、リセプションはCAには2種類出ています。アラビアのものとペルシャのものです。この解説は中級編Ⅰのテキスト P.11-13に書いてありますので、所持されている方はご参照ください。このブログ記事の本題は、CA p.112 の定義と解釈の一部についてです。


2つの天体がスクエアやオポジットのような否定的な意味をもつアスペクトを形成しているときに、ディグニティの交換をしていれば肯定的な結果が得られる、とリリーはCAのp.112で解説しています。この正しさは世界中の多数のプロの古典占星術家の数多の占断結果で確認されており、よく知られている事実でもあります。


しかし邦訳の本にはこの箇所の訳をあべこべにして、注釈で教えているところがあります。これは要注意です。


プロの古典占星術家を目指すなら、原書で確認すること、実占で確認すること、これ以外に言うことはないです。


関連: 邦訳 第3書 p.544



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