先週、有楽町駅のカレー屋に入ったんですよ。


カレー屋に入るのは5年ぶりくらいだったんですけど、そのとき時間がなくて、でも超腹減ってて、早く出てきそうだなってことでカレー屋入ってメニュー見たら、


「大盛り」


っていう文字があって、


(ハァ……)


とため息が出ました。


カレー屋に行くといつも思うんですけど、米を大盛りにしてどうすんのって話じゃないですか。


こっちは普通にカレー食べても、米に対してルーの割合が少なすぎて、残り半分はオンリーライスになるっていうのに


その白米を大盛りにするということは


AVで行為が終わったあとの女優の身体に放出されたスペルマを延々映し続けるみたいなことじゃないですか。


ていうか、


カレーって米いらなくないですか?


小学生のとき自動販売機で「おしるこ」が出た時も同級生たちは「すげー!」と驚いていましたが、僕は



(いやいや、ここはカレーだろ!)



って思ってましたからね。


そういうわけなんで


「大盛り」を見たときハァ……とため息が出たんですけど


その下にあった文字に衝撃を受けました。





ルー2倍がけ







おい



って言いました。


カレー屋の店内で



「おい」



って結構なボリュームで言いました。


4人くらいいた客が一斉にこっち見てました。


その4人を完全にシカトして、




おいおい




って「おい」の念押ししました。


それくらい衝撃的だったというか


ほとんど勃起してたと思うんですけど、


僕は店員に言いました。


「この2倍がけを2つ買って4倍がけとかできます?」


そしたら店員が



「はい、大丈夫ですよ」



って「おしぼりどうぞ」くらいの勢いでサラッと言ったんで4倍を注文したら



とんでもない状況になりました。



2つの皿が来ることになったんですけど



1つ目の皿は



水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba-オーストラリア1


オーストラリアでした。




二つ目の皿は



水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba-オーストラリア2


インド洋でした。




それで僕はあまりのうれしさに興奮して


インド洋をコンポタージュのようにして飲んでたんですけど


そのあくる日、新橋駅の中を歩いてたらカレー屋をみつけたんで、


(まさかここは違うよな……)と思って外に置いてあったメニューを見たんですけど、




おい



でした。


なんとその店にも「倍がけ」システムが存在したのです。


言うまでもなく、勃起した状態でそのカレー屋に吸い込まれていったわけですけど、


僕は思ったんですよね。



「もしかして、世の中が水野に近づいてきてないか?」



いや、おかしいとは思ってたんですよ。



これまでの人生において、自分の好みが世の中の好みとズレすぎてるんですよね。


みんながビックリマンチョコ集めてるときに、一人だけ「あっぱれ大将軍チョコ」集めてまして、

これは温度によってシールの画像が変わるという超画期的なシールで、明らかにビックリマンなんかよりクリエーティブだったんですけど、あっぱれ代将軍派は僕と鈴木くんだけだったんですよね。



あと、最近、超ハマってた飲み物は↓ですね。





水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba-米ドリンク




これは、JTと日本酒の会社のコラボ商品で

パッケージに米がでかでかと載っており、特徴は




まったくおいしそうに見えない



というところですね。

しかし、飲んでみると味はほぼカルピスソーダなんですよ。


「やられた」と思いました。



まず最初に「まずそう」と目線を下げておいてからの「カルピス」というサプライズ。



僕はすぐさま家の近くのミニストップの「米づくり」全部買い占めたんですけど、その後入荷されることはなく


自転車でさらに遠くのミニストップへ行き全部買い占め、さらにその遠くへ、


をと繰り返していましたから。


港区の米づくりの大半は水野が消費したと思います。



ただ、こんなにも、自分が世の中の好みとズレているのにずっと疑問がありまして、


いつか、自分と世の中の好みが重なる時期がくるのではないか



そしてそのときは、今までズレていた分だけ、世の中の好みはことごとく


水野の好みを追随することになるのではないかと思っていたのです。



そして、2日前、池袋のカレー屋をのぞいたところ、やはりそこでも「2倍がけ」は存在していました。



いよいよ、水野が世の中の好みを牽引していく時期がきたようです。


ただ。


「そんなわけねーだろ」


と言いたくなる人もいると思うので、以下に僕が好きな物を挙げておきますので、今後、世の中でそれが確実に流行ることになりますので


その現象を目の当たりにしてもらって、そのとき


「ああ、やっぱり世界は水野化してるんだな」と感じてもらえればいいかなと思います。


それでは次に世間で流行るものを予言させていただきますが、


それはズバリ……









くるみ








ですね。



僕、くるみがめっちゃ好きなんですよ。


昔からミックスナッツ食べる時




「この、ヒトデみたいな形したやつめっちゃうまいな」




と思って、ひたすらそればっかり探し当てて食べてましたから。


何年かして、それが「くるみ」だって分かったんですけど、


もしかしたら、株買っといた方がいいかもしれませんね。


くるみ扱ってる商社の株、今のうち買っといた方がいいかもです。


あと、くるみで思い出しましたけど、次、確実に来るのは









ミスチル








ですね。


「ねえ、くるみ」


で始まる「くるみ」っていう曲がすげーいいんですよ。


「いや、もうミスチルは来てますけど」と言うでしょうけど、その考えが根本的に浅はかっていうかね


「水野化」の意味が全然理解できてないわ。


俺がこれだけ好きだってことは、「まだブレイク前」だと考えるべきなんですよね。


ちなみに俺が一番好きなミスチルの歌は




「62円の値打ちしかないの? 僕のラブレター」で始まる「マイライフ」って曲なんですけど、




100万ダウンロードとか行くことになるでしょうね。



でもそう考えるとなんか怖いですね。


僕が好きなものがこれからどんどん流行るわけですから



「水野 = インサイダー」ですからね。




カジノのできる場所も、お台場やら大阪やらと言われてますけど、



西新橋にできるでしょうね。






僕が住んでますからね。







今、僕が住んでる隣の部屋が空いてるんですけど、



次の住人は、レディ・ガガあたりでしょうね。



レディ・ガガが、片手に鍋持って来て言うでしょうね。





「カレー作り過ぎちゃったんで、もしよかったら」





そしたら僕は



「僕、カレーは飲む派なんで助かります」



ガガ 「え!? あなたもですか?」


水野 「ええ。ファッキン・ライスですよ。あはは」


ガガ 「ファッキン・ライス……次の曲名が決まったわ。ミスター水野、作詞をお願いできるかしら」


水野 「オフコース。ちょうど今英語を勉強してるとこなんで、2秒あれば作れますよ。


   ファッキン・ライス ファッキン・ライス 

   ファッキン・ライス ポーカー・フェイス

   ボーン・ジス・ウェイ!」



ガガ 「完璧だわ。ミスター水野、結婚してもらえる?」



「ちょっと待って」



ガガ 「誰?」



カー 「ミランダカーよ。ガガ、あなたの名前は濁音が多すぎて水野には似合わないわ」


ガガ 「何よ!離婚したばかりだからって、この尻軽娘!」


カー 「バカね。私がオーランドブルームと別れたのは水野と一緒になるためよ。だって水野はブルームに圧勝してるもの。アゴの形において」


水野 「まあまあ、ガガさんもカーさんも。僕を取り合って喧嘩するのはやめましょう。

   僕はね、「カ」のつくものはすべて愛することにしてるんですよ。

   (ガガの持っている鍋を取り上げて)

   それじゃあ、僕の部屋で仲良く「カ」レーを飲みましょう



ガガ・カー 「YES!」




こうして僕たちはカレーの入ったシャンパングラスで乾杯することになるでしょう。



今後、ますます水野から目が離せませんね。






※ ウケる日記の読者さまへ

世界が水野化している今日この頃ですが、ウケる日記を不定期更新に戻させてもらうことにしました。本来更新しなければならなかった今週の火曜日なんですけど、これが11月26日で僕の誕生日だったんですよね。それで、この日記を読んでる読者の人達ってハイソサエティなんで絶対に水野に何かしらプレゼントを用意したくなるタイプだと思うんで、それで何をプレゼントしてもらおうかなと思ったんですけど「不定期更新でもいいよ」ってことになるかなって思ったんで、マジでありがとうございます。また生活に余裕が出てきたら火曜日更新に戻しますんで温かい目で見守っていただければと思います。