1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2014-07-13 12:18:03

偽ジェントルマン

テーマ:ブログ
梅雨の時期に男性のみなさんにはぜひ実践していただきたいのが


「雨の中を傘をささずに一人で歩いている女性にビニール傘をあげる」


ですね。

これ一度やったらやみつきになりますんで。

キャベツにゴマ油絡ませて塩こんぶ乗せて食べるくらいやみつきになりますんで。

過去に僕も何度かこの「傘渡し」を成功させてるんですけど、

「俺、今、すげーカッコいいわ……」ていうセルフイメージの向上がハンパないんですよ。

ただ、いきなり「どうぞ」って傘渡されても向こうからすると「え?」ってなりますから

たとえば

「僕、折り畳み傘持ってるんで」

とサブの傘を見せるだとか

「家、すぐそこなんで」

などのちょっとした言葉を添えることで

「これ、ナンパじゃないんで。善意なんで」

という空気を醸し出すのがコツですね。

まあそのあたりは、僕はもう手慣れたもんでして、

先日も、自宅前の道を傘をささずに一人で歩いている女性がいましたので

(お、これは久々に、アレやっとくか)

と思い、女性に声をかけ

「あの、もしよかったらこの傘使います? 僕の家すぐそこ……」

くらいで、その人が








「結構です」








と言って、そのまますたすたーと歩き去って行ったんですよね。


虚空に差し出された傘。


そして僕の頭上に降り注ぐ雨。


その場に硬直しながら思いました。





いやいやいやいやいや!









――正直、俺で良かったよ。





「傘渡し」に目覚めて10余年



傘渡しの色んなケースを経験・想定している傘渡しの匠の俺だからまだよかったものの



もし、昨日、今日の駆け出しがね、ふと生まれたジェントル心で傘を渡していたのだとしたら



完全にジェントルの芽が摘まれちゃいますよ。



日本から一人、ジェントルマンが失われてしまうわけですよ。



いや、もうね、この際ぶっちゃけて言うけどね




正直、あんたが雨に濡れようが濡れまいがこっちには関係ないわけ




ただ、雨の日に傘を渡す自分に酔いたいだけなのよ




そんな自分に泥酔していきたいのよ




それをなんだ「結構です」て。



アホかと。



ここに、ジェントルマンのさなぎから成虫になろうとしてる男がいるわけだから。



そこは手を差し伸べようよ。


みんなで力を合わせて、日本に一人でも多くのジェントルマンを産み出して行こうよ。


それが女に生まれたあんたの義務じゃないの?


いや、よしんば傘が必要なかったのだとしても、


とりあえずは「ありがとうございます」って笑顔で受け取っておいて


角を曲がってから捨てればいいんじゃないの?


それが淑女としてのあるべき姿なんじゃねーの?




このドブスが!




心のドブスがよぉ!




死ね! 雨の当たり所が悪くて死ね! バーカ、バーカ!






……と、こんな感じで、歩き去って行く女性の背中に向かって心の中で毒を吐き続けた自分は、




ジェントルマンから一番遠い存在でしたよね。









「スパルタ婚活塾」が本になります!

 このブログで連載していた「スパルタ婚活塾」が新たな理論を加え本になります。



スパルタ婚活塾


 7月23日発売です。
 よろしくお願いします!


水野敬也さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

読者になる
同じテーマ 「ブログ」 の記事
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
Ameba芸能人・有名人ブログ健全運営のための取り組み