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2014-09-26 11:59:05

Facebookに門前払いされた話

テーマ:ブログ
山本くんと二人でアメリカに行ってきました。


山本ハリウッド
※ハリウッド大通りのジョントラボルタのプレートの前で、映画『パルプフィクション』でジョントラボルタが見せたツイストを踊る山本くん。道行く外国人はみんな「なんだこのおかしな日本人は?」という目で見てました。



山本くんと二人でサンタモニカ、サンディエゴ、サンフランシスコ、ビバリーヒルズとアメリカ西海岸を回り、最高に楽しい旅になったのですが唯一の失敗と言えばサンフランシスコでシリコンバレーのfacebook本社で

「はるばる日本から来たので見学させてください」

と言ったところ門前払いを食らい、違う入り口から入ろうとしたら自転車に乗った警備員に不審者扱いされ、

「え?じゃあ俺はここで何ができんの?」

と聞いたら


「入り口の壁にある『いいね!』マークのところで写真を撮って帰れ」


と言われたので「ふざけんな、俺はおのぼりさんじゃねえ!」とブチ切れそうになりながら(実際は完全におのぼりさん状態なんですが。ていうか冷静に考えたらfacebook社の対応は至極真っ当なものなのですが)

仕方なくfacebook本社を後にしてyelp(海外の食べログです)で調べた近くのメキシコ料理屋で食事をしていたら黒人にケンカを売られました。

僕がゴホッと咳をしたら、その黒人が僕を真似て咳をしてきまして、

さらに英語でめっちゃ話しかけてきたのですが

その様子が完全に僕をバカにしている感じで

ただ僕は英語の勉強を挫折しており何をしゃべっているか聞き取れなかったので山本くんに


「こいつ今俺のことめっちゃバカにしとらん?」


と聞いたところ


「うん。めっちゃバカにしてる」


と言っていたので、しかも山本くんは具体的に何を言っているかを濁したくらいなのでたぶん相当な言われようだったのだと思います。


それでまあ僕も日の丸背負ってアメリカに来てるわけじゃないですか。


ここで引き下がったらアジア人のプライドを取り戻すために戦ってくれた御先祖さまに申し訳がたたないわけじゃないですか。


だから、座っていた席を蹴飛ばすように立ち上がりまして、


そのまま店を出て車に乗り込みましたよね。


食べかけのタコスを皿の上に残したままね


やっぱりアメリカは銃社会なんでね。ここで下手なリスク取るわけにはいかないじゃないですか。


いやいいんですよ、僕はこの黒人とやりあっても。


基本的に、僕はいつ死んでもいいくらいの覚悟で生きてますから。


自分、武士ですから。サムライですから。


ただね、守るべき人を持つと――つまりはこのブログを楽しみにしているあんたのことを思うとね、どうしても臆病になってしまうのよ。


ミスチルの「HERO」の気分になっちゃうんよ。


ま、そういうわけでしてフェイスブック本社で何もせず、メキシコ料理も満足に食べられずシリコンバレーを後にしましたよね。

ほんとクソみたいな土地でしたよね、シリコバは。googleもappleも無理してあんな場所で頑張らなくてもいいのにね。よっぽど西新橋の方が仕事はかどると思うよ。だいたいシリコンバレーって格好つけてるけど交通の便超悪いからね。サンフランシスコから行ったけど渋滞に巻き込まれて往復5時間かかったからね。往復5時間かけて行った場所で、門前払いされて黒人にケンカ売られたからね。いやもう、このこの日ばかりは「こんなことになるならシリコンバレー行かずにピクサーの本社行っておくべきだった!」って地団駄踏みましたね。いや迷ったんですよどっち行こうか。でもここはシリコンバレー見ておくべきだろうと考えてそっち行ったんですけど完全に選択ミスでした。


ただ、ピクサーといえばDCA(ディズニーランドカリフォルニアアドベンチャー)のアトラクション「カーズ」は本当に素晴らしかったです。


DCAというのはカリフォルニアにあって日本のディズニーランドやシーにないアトラクションが


あ、ていうか、もう一つ嫌なこと思い出したわ。


ビバリーヒルズでプリティーウーマンに出てくるホテルに泊まったんですよ。

このホテルがまたヤバいくらい素晴らしかったんですけど、せっかくセレブな場所に来てるんだから夕食も奮発しようってことで、yelpで調べてめっちゃ評価の高い高級レストランに山本くんと行ったんです。

それで、まあこういうレストランではワインだろうってことで白ワインを注文したんですけど

そのとき英語しゃべれる山本くんがトイレ行ってたんで


「ドライでフルーティなやつください」


ってリクエストしたところウェイターが色々勧めてきたんで


「これとこれ試すことできます?」


って聞いたんですよ。


そしたらウェイターがワイングラス2つ持ってきたんで、


それぞれのワイングラスをくるくる回してね、空気に触れさせて香りを引き立たせてね、


やっぱり高級店なんで、そういう動作もしとかんといかんなと思いましてね、


二つのワインをそれぞれテイスティングしたんですよ。



それで二つ目にテイスティングしたワインの方がおいしかったんで、



そのとき山本くんはトイレから帰ってきてたんで、



「こっちの方がおいしいからこのボトル頼んで」



って山本くんに通訳してもらったんですけど、


山本くんがウェイターと話してて分かったのは




二つのグラス、同じワインだったんですよね。




店員が、僕と山本くんがティスティングできるように二つグラスを持ってきただけだったんですよ。



これはもう、完全にヤラれましたよね。


ビバリーヒルズがおのぼりさんを陥れるために用意した周到な罠だとしか思えませんでした。



「セレブはやることが汚ねえなぁ!」って白ワインをホッピーみたいな飲み方しましたよね。涙目で。ほんとビバリーヒルズはクソみたいな土地でしたわ。



――すみません、話が完全にそれましたが、


DCAの「カーズ」のアトラクションが素晴らしいという話なのですが


カーズの車型マシンに乗り込んで走り出してから3秒くらいで「ああ、これはヤバいな」って思いました。


皆さんもご存じのとおり、僕って水野ホスピタリ也じゃないですか。そんな僕の持つホスピタリティにホスピタリティが共鳴しちゃうというか、近づくと分かっちゃうんですよね。「ああ、同じ存在が近くにいる」って。寄生獣みたいな感じですよね。


で、なんでカーズがヤバいと判断できたかって話なんですが、


流れてきた音楽のステレオがめっちゃ良かったんですよ。


「なんだその程度のことかい」


と言う人もいるかもしれませんが、そういう人は自分の額に「凡夫」と書かれたタトゥーを入れてもらうとして、


何がすごいのかというと、


たぶんこのアトラクションを作った人は、単に音楽にこだわったのではなく


「車」の素晴らしさを追求したんだと思うんですね。


車って音楽とものすごく相性が良いじゃないですか。


ドライブ好きな人も、車の運転が好きというより、車の中で音楽を聴くのが好きだったりするじゃないですか。


そこを踏まえて制作者は


カーズの世界観を表現するために、まず車の素晴らしさを伝えねばならないと、そんなことを考えたと思うんですね。だから流れる音楽のステレオに徹底的にこだわり抜いたと思うんです。

そのこだわりが音楽という形でね、カーズの車が走り出した瞬間、ドン!と流れこんできたわけですよ。ホスピタリ也のイヤーズ(ears)に。

これはヤベえぞと。ヤベえ予感がするぞと。

そんなことを感じながら車に揺られていたのですが、その後はディズニーのお得意の「物語の世界観を完璧に再現する」アレでした。

いやもちろんクオリティはめちゃ高いんですけど、ただこのまま終わったら、それはいわゆるディズニーアトラクションの予定調和の域を出ないわけなんですけど

「このアトラクションがこのままで終わるはずがねえ……」

とむしろ寒気すら感じていたところ、突然、道が二手に分かれたのです。

前の車が左に行ったのですが、僕たちの車は右に向かって動き出しました。

それで、これってかなり不思議な現象なんですよね。

というのも、ディズニーのコンセプトとしてどんなお客さんにも同じような感動体験を提供するっていうのがあるじゃないですか。

それで道が分かれてしまうと「なんじゃいこっちの道かい」ってがっかりする人もいると思うんですよね。

(おかしいなぁ)と首を傾げる僕を乗せたまま車は進んで行ったのですが

しばらくしてから、どうして道が分かれていたのかが分かりました。


実は、このアトラクションのクライマックスでは、違う道を進んだ車と並んでレースすることになるのです。

そしてここからが本当に感動的なのですが、

ものすごいスピードで車2台がデットヒートを繰り広げることになるのです。

いや、言ってしまえばこれは「ジェットコースター」なわけですが、このアトラクションの全体の流れは、まずは完全にカーズの世界をじっくりと見せてカーズの世界に入り込ませた上で、「ジェットコースター」という王道アトラクションにつなげている、

さらに、そこには「競争」という要素も加わってきており(ちなみに僕はカーズには2回乗ったのですが、運よく別れ道で最初と違うコースに行くことができたのですが2回とも勝利したのでどちらかが勝つか分からない純粋な「レース」になっていました。このあたりにもこだわりを感じます)


つまり、カーズというアトラクションは、テーマパークという場所でずっと愛され続けてきた「ジェットコースター」を明確な形で進化させていたのです。


そして「進化」を体験することほど感動的なことはないので「ああもう、俺遊んでる場合じゃねえわ、仕事してえわ!」ってなりまして、本当にアメリカ行って良かったなあと思った瞬間でした。

ただ、僕はあまりにカーズに感動して乗りながら色々なことを考えてしまったので、乗り終わったときの写真見たら……



カーズ1







カーズ4








カーズ2

全然楽しそうにしていませんでした。
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