こんにちは☀
獣医師の石井です😃
暖かくなり、桜も咲いて、春になりましたね🌸
先日、腫瘍科の研修に行ってきました‼
今回は、「免疫療法」について書きたいと思います。
がんの治療は、がんを小さくすることを目的とした、手術、抗がん剤、放射線が主要な治療といわれています。これに継ぐ治療として注目されているのが、免疫療法です。免疫療法は、体に生まれつき備わっている免疫の力を利用したり、強めたりすることで癌の再発や進行を抑える治療です。
免疫療法のメリットとしては、
・自分の細胞を使うので、副作用がほとんどないこと
・がんの増殖を抑えることで、延命効果が見られること
・がんが進行することで起こる痛みや食欲不振などを和らげ、QOLが上がること
・他の療法と併用することで、相乗効果や治療の副作用の軽減が期待できること
があげられます。
す。これが免疫療法と呼ばれているものです。
免疫療法には、特異的免疫療法と非特異的免疫療法というものがあります。
特異的に免疫療法は、がんを狙い撃ちすることで、攻撃力の高い免疫反応が期待できる治療です。これには、樹状細胞療法があります。
樹状細胞とがん細胞を一緒に培養すると、樹状細胞は、リンパ球にがんを特異的に攻撃させるための目印を持つ細胞になります。この樹状細胞を活性化して、1,000倍に増やしたリンパ球と投与することで、がん細胞に対してより特異的に攻撃させる治療です。
非特異的免疫療法は、攻撃力は高くはないが、免疫力を全体的に高めることが出来る治療で、活性化リンパ球療法があります。
活性化リンパ球療法は、血液からリンパ球を回収し、薬剤を加えてリンパ球の活性化・増殖を行ない、およそ1,000倍に増えたリンパ球を、体内に戻し、免疫力を高める治療です。
当院でも、現在、活性化リンパ球療法と樹状細胞療法を行なっています。
興味がある方がいれば、スタッフまでお気軽にお問い合わせくださいね☺
先日、上野公園でお花見してきました🌸
ちゃんとお花見したのは、久しぶりだったのですが、
屋台でおいしいご飯もいっぱい食べれて、
桜も満開で、春を満喫できました😄
