スマホ記念物破砕 | 酉あえす

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[撮リア絵図音系列]

11日金曜日。

この日は、求職の登録に出掛けました。企業名を出すわけにもいかないですし、色々と守秘事項もありますので、詳細は全く申し上げられないですけれども。

今まで、希望する日にはちゃんと仕事にありつけていたのですけれども、この頃は厳しくなっているのを感じていました。夏休み期間で、学生さんの申し込みが多い時期なのが原因かなと思っています。

更に、お盆に入ってしまいました。多くの企業が休みになり、残っている枠に応募が集中したりしていることは容易に想像できます。とうとう、今シーズン初めて、仕事に入れずに1日空いてしまいました。ちょうどそんな日の登録。

今までは、ひとつの民間の紹介会社に登録していましたけれど、安定して就きたい日に仕事に就くためには、複数の会社を利用させていただかなければと思っておりました。即日とか翌日の仕事に入れてもらえる可能性があるならば、金曜日の登録はいいチャンス。土日は仕事の絶対量が少なくなりますから。

 

翌日分から仕事に申し込むことはできましたが、残念ながらお声はかからずに、休みが続いてしまっています。本来数日先のスケジュールは分かる仕組み。ただ、登録から数日、最初のスケジュール通達曜日までは、この限りではない。

最初のスケジュールに載るまでの日については、申し込まないで、今まで頼ってきたスポットワーク紹介を使っていればよかった。結果論を言えばそうなのですけれど、登録の場で仕組みを聞いて、その場でその結論を出せるだけの経験値が私になかったのだから、仕方がない。嘆くよりも、次善の選択。

登録したばかりのところ、更にすぐ直後の日にちを、やっぱり都合が悪かったですと言うのは、印象最悪。ここは、お盆休みと割り切って、有意義に過ごすことを考えます。

 

帰りは、昔使っていたスマホを廃棄してもらうために、ワイモバイルショップに行きました。廃棄して頂いた端末は、初代W-ZERO3の、WS003SHと、そのマイナーチェンジのWS004SH。

スマートフォンという言葉さえなかった時代の、初期といいますか、創生期スマホ。ちなみに、PCでもないケータイでもないという言葉が強調されておりました。

スマートフォンと従来のケータイの延長上にある携帯電話、今で言うガラパゴスケータイとかフューチャーフォンとを分ける性質は何か。ちゃんとした定義は調べていませんけれど、私は、OSに対応したアプリケーションをメーカーではない第三者が製作することができて、それをユーザーがインストールして使用できる、ということだと思っています。

従来の携帯電話でも、iモードとか、エッジリンクとかで、ビジネスアプリに近い機能とか、ゲームができたりするものはありましたけれども、それはあくまで、ログインして主要な処理は先方のサーバー上で行って、フィードバックされた情報を端末で表示していたに過ぎない。

 

ウィンドウズモバイルという、ソフトウェアをインストールできるOSを携帯できるということ。それは画期的だったと思います。

私は、2006年から、W-ZERO3シリーズを使ってきましたけれど、残念ながら、先駆的と周囲に認識されたり、主流という感覚になることはありませんでした。私がスマホの時代を感じたの、それは、2013年、アンドロイド端末を見てからでした。

 

WS003SH

WS004SH

WS007SH

WS011SH

WS020SH

WS027SH

 

全てのユーザーであった私には、今回の廃棄、もちろん淋しいものがありました。けれど、時代の移り変わりは認めて、断捨離。

ウィルコムというキャリアももうないし、ウィンドウズモバイルも過去のもの。新たなアプリも出て来はしない。

 

ところで、ショップに持ち込むと、端末は潰されるか穴を開けられるかして、二度と電源が入らない状態にされる(セキュリティーのため)のですけれど、端末が分厚過ぎて、そのままでは破砕機に入りませんでした。ユーザーの私が、キーボードと画面をスライドさせて厚さの面で分離できることをお伝えしたのですけれども、10年前の端末、知らなくて無理はない。

規格外の大きさ、分厚さ、そしてその最期の姿が、可愛らしく思えたのでした。