今日は、「油（オイル）」の話をしたいと思います。
私たちは、日々あらゆるオイルを摂取しています。
炒めものの際に使うオリーブオイルやグレープシード油、サラダにかけるドレッシング、
肉や魚の脂質部分、大豆などに含まれる脂質部分、ケーキなどのお菓子に含まれる
バターなどのオイル・・・などなどです。
ポテトチップやクッキーなどにもオイルが含まれています。
オイルには、いくつかの種類があります。
◆オメガ３
αーリノレン酸を多く含み、そこからEPA、DHAが代謝されて出てきます。
身体に良いオイルとされ、動脈硬化、中性脂肪、LDL（悪玉コレステロール）を減らすと
言われています。
腸の状態を良くし、美容には素晴らしい働きがあると言われています。
オメガ３を含むオイル：魚（特に青魚）、フラックスシード・オイル（亜麻仁油）、シソ油、エゴマ油
◆オメガ６
ほとんどの植物油はリノール酸を含み、そこからアラキドン酸を経て、ある種の
エノコサイドが代謝されて出てくるという研究がされています。
このアラキドン酸（とそれを経たある種のヘンコサイド）は、細胞膜を構成して
いるリン脂質に蓄積する傾向があり、それをある程度以上の摂取は避けたほうが
お肌や身体に良い、と考えられ、アレルギー体質には特に控えるように指導される
ケースが最近出てきています。
オメガ6を多く含むオイル：サフラワー油（べに花油）、サンフラワー油（ひまわり油）、
大豆油、コーン油、コットンシード・オイル（綿実油）、ゴマ油、落花生油、米ぬか油、
小麦胚芽油、月見草油、グレイプシード・オイル、ナタネ油
◆オメガ９
オレイン酸を多く含みます。HDL（善玉コレステロール）を減らさずにLDL（悪玉コレステロール）
や中性脂肪を減らすことが出来ると言われています。
オメガ９を含むオイル：オリーブオイル、マカデミアンナッツオイル
全体的に考えると、日常的に、亜麻仁油を生（なま）で摂取し、お料理にはオリーブオイルなど
を使うことがおすすめです。
亜麻仁油（オメガ３）は非常に熱に弱く、またすぐに酸化してしまうそうです。
ですので、できればカプセルに入った亜麻仁油のサプリメントを摂ることが良いですが、
私は、亜麻仁油は、カプセルも、オイルも両方毎日摂っています。
オイルは、納豆に大匙いっぱいほど入れ、鰹節とちょっとのゆず胡椒やお醤油をたらし、
毎晩食べています。まろやかでなかなか思った以上に食べやすいですよ。
カプセルは、カナダのものを取り寄せていますが、1000mgのちょっとびっくりするほど
大きいものです。でも、水と一緒にするっと飲めます。
もっと小さなカプセルも販売されています。
おすすめの摂取量は、一日大匙1杯程度と言われています。体調を改善したい場合
などは、その２倍程度をしばらく摂ると良いようです。
皆さん、オイルは私たちの美容と健康に多大な影響を及ぼします。
ぜひ、オメガ３を摂りましょう！
参考元：Dr牧瀬サプリメントクリニック その他
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