病院の注射で痛い思いをした方などは特に、鍼灸治療と言うと「痛そう」「怖い」といったイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?
ですが、こうした方も含め、実際には治療を受けた患者様のほとんどが、
蚊に刺されるような感じで痛みを感じなかったり、
刺さっている感じはするけど何本刺さっているかまではわからない程だったり、
人によってはむしろ気持ち良くて寝てしまう人がいるほど、ほとんど痛みを感じていません。
蚊に刺されるような感じで痛みを感じなかったり、
刺さっている感じはするけど何本刺さっているかまではわからない程だったり、
人によってはむしろ気持ち良くて寝てしまう人がいるほど、ほとんど痛みを感じていません。
これには実は3つの理由があります。
1. 極細の鍼と先端の丸み
日本の鍼は、注射針や縫い針とは比較にならない程細く、0.20mm~0.16mmと髪の毛程の細さです。また、とても弾力性があり、よくしなります。さらに、鍼の先端が微妙に丸みを帯びているため、皮フを傷つけることが少なく、痛みや出血を伴うこともほとんどありません。
2. 鍼管の利用
通常は鍼が皮膚を貫通する時にチクッと痛むのですが、鍼管(しんかん)という細い管に鍼を入れて一瞬で皮フを通過させることで、うまくいけば無痛にすることができます。ただし、身体の部位によっては痛みに敏感な点などがあるため、100%無痛という訳にはいきませんが、それでも痛みはほんの一瞬ですし、ほとんど感じないほどで済みます。
3. 鍼灸師の技術
鍼灸治療の効果だけでなく痛みに関しても、鍼灸師の経験と技術が影響を及ぼします。的確な治療方針の鑑別や、使用する鍼の選択、刺激の強さなどでも痛みが変わってくるからです。また、患者様がリラックスできる環境作りや、治療中のコミュニケーションの有無によっても主観的な痛みは変わってきます。
当院は鍼灸専門治療院として、この道17年以上の鍼灸師が、他の治療院と比べても軽い刺激で治療を行なっていますし、鍼が初めての方や痛みに弱い方であれば、なおさら軽い刺激で治療をいたします。
このように、鍼灸治療の刺激は軽微です。ですが、驚くほど効果を発揮する場面にしばしば出くわします。
こうした鍼灸の可能性をあなたにも是非体験して頂きたいと願っています。身体の痛みを放置してしまい、慢性化したり、悪化させてしまったりする前に。