百田尚樹氏のツイート《引用始》――すごくいいことを思いついた!もし他国が日本に攻めてきたら、9条教の信者を前線に送り出す。

そして他国の軍隊の前に立ち、「こっちには9条があるぞ!立ち去れ!」と叫んでもらう。

もし、9条の威力が本物なら、そこで戦争は終わる。世界は奇跡を目の当たりにして、人類の歴史は変わる。――《引用終》

直感的に面白い!ですね。単純に考えましょう。


 中華民国建国の日「双十節」を何で祝う必要があるのか―という台湾人。台湾にとって外来政権の建国を祝う筋はない、という意味ですが、同じく蒋介石が持ち込んだ「中華民国憲法」は、中共が言い掛かりをつける根拠となっており戦後台湾はこの憲法に苛まれています。

と、言ったなら「アンタ、人のことより、まず自分たちのことを何とかしなさい!」と老台北こと蔡焜燦先生あたりなら返されるでしょう。


 ということで、3日は憲法記念日。我が家も国旗を掲げていますが、おしつけ憲法を何で祝わなければならないのか、という気持ちも無きにしも非ず。

また、その国旗を否定し、あえて掲揚しないであろう者たちが「護憲、護憲」と叫び、日頃の反米に相反し戦後占領政策の受け入れを訴える奇異なる日でもあります。


 しかして近年「平和を愛する諸国民」なぞ幻想であることをしっかり教えてくれる「平和を愛するはずだった諸国民」の振る舞いに、9条「信奉者」と思いし人物に話しかけてみたところ防衛力を否定しない本音を漏らす部分もあり、そういった人たちは、いざ、団体になると、同調圧力や集団心理で9条を唱えている面もあるかもしれません。


 では、占領政策を主導したGHQの変遷をみますと、

①終戦時、直前まで敵であった日本を再び立ち上がらせないように

・憲法を改正させ、・検閲等報道規制を行い、・戦犯を作り上げ裁き、・公職追放を行い、・政治犯を自由の身として、日本の戦前体制の敵になる存在は大いに活用し、文化を否定させる等々、日本弱体化政策を進めます。


②ところが、ここでソ連が後ろで糸を引く金日成は南進し朝鮮戦争が勃発。

在日駐留米軍が朝鮮半島へ出動。想定外に強かった北朝鮮軍を何とか押し返し反攻に出たら、中共軍が参戦し、これも思いの他、強かった。また、日本国内では、解き放たれた反日勢力が今度は暴動の様相を見せはじめ治安機能が手薄になった日本国内の状況から再軍備の必要性を米国の方から出されました。相当なる装備となる可能性もありましたが公職追放の余波、そして憲法9条を理由に外国であるソ連が日本の重装備に反対するなど、押付け憲法が更には、外国勢力によって利用される。


③連合国軍最高司令官として日本の占領政策に当たったマッカーサーは、日本の実情を把握するようになり、もともと物資がない日本がそれらの供給を断ち切られることを恐れ「security」を目的とした戦争と、後に発言。つまり自衛戦争とも取れますし、少なくとも東京裁判での「世界支配の陰謀のため共同謀議」は事実上、否定した表現であることは明らか。

と憲法起草のGHQ自身が、短期間でこれだけの変遷をしています。


 つまり、日本国憲法前文や9条は、②の時点で既に周辺状況は破綻しているわけで、何を後生大事に「平和を愛する諸国民の公正と信条を信頼」し続ける必要があるのでしょう。むしろ、それ故に拉致事件を防げず、今日に到っては中国の膨張による東アジアの不安定要素にもなっているのが現状なんですが、あと言えば、この憲法に込められた贖罪意識が憲法改正への妨げになってきたと言えるでしょう。これは追々取り上げたいと思います。それでは、今回はこの辺りで、最後までご覧くださり有難うございました。

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