おはよ。東京都武蔵野市（吉祥寺、三鷹、武蔵境）、三鷹市（三鷹）、
東京都小金井市（武蔵小金井、東小金井、新小金井）、武蔵野
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の火曜日。がんばろ。
昨日、東京都武蔵野市吉祥寺本町の
相続・贈与無料相談のお客さんに
聞かれたんだな。
「今年夏に父が亡くなったのですが、
春に贈与を受けました。
相続の申告の準備をしているのですが、
贈与税の申告はすぐにしたほうが
いいのでしょうか
」なんだな。
最近、相続がらみの贈与の相談同様
贈与税の申告についても
よく聞かれるんだな。
今回のお客さんの場合、相続する方なので、
贈与税の申告は必要ないんだな。
被相続人から相続又は遺贈により遺産
を取得した人が、
相続の開始があった年に被相続人から贈与によって
財産を取得した場合、
その財産の価額は相続税の課税価格に
加算して相続税額を計算することになっている
関係で、贈与税の申告をわざわざする
必要はないからなんだな。
相続税の申告書を作るとき、くれぐれも加算
し忘れないことだけを注意すればいいんだな。
ただし、注意点として、あくまでも
被相続人から相続または遺贈により
遺産を取得したことが前提となるので、
相続等をしていない人が、相続が始まった年に
贈与（いわゆる暦年贈与）を受けていた場合は、
基礎控除額の１１０万円を上回る限り、
翌年に贈与税の申告が必要となるんだな。
なぜなら、相続税申告書に該当する贈与財産が
登場しないからなんだな。
あと、よく聞かれるんだけど、
相続等があった場合、相続時精算課税
を適用している贈与の場合も
基本的には同じ考え方なんだな。
ただ、細かいことを言うと、被相続人から
相続も遺贈も受けていない場合
(特定納税義務者という）は、
手続き的にはちくと暦年贈与とは処理が
異なるので要注意なんだな。
今回は長くなるので割愛するけど、
誤解している人も結構多いみたいなので、
該当する人は相続に詳しい専門家に相談
するなどして、注意してほしいんだな。
では、今日はこのへんでー。