おはよ。武蔵野市（吉祥寺、三鷹、武蔵境）、三鷹市（三鷹）、
調布市（調布、西調布、布田、国領、つつじヶ丘、仙川）
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は曇りの金曜日。がんばろ。
昨日、東京都武蔵野市吉祥寺南町の相続無料相談
のお客さんに聞かれたんだな。
「先日亡くなった父が、会社在任中に、
新株予約権（ストックオプション」という）
を付与されていたみたいなんです。被相続人が
死亡した場合には、
相続人の一人がストックオプションの
全部を承継することとし、
承継した相続人は本件ストックオプションの承継
について会社が認めた日から６ヶ月間に限り一括して
権利行使することができるとされています。
この場合、私（相続人）が相続により取得することとなった
この新株予約権（ストックオプション）は、
どのようにして評価すればいいのですか
」
なんだな。
株式に絡む無料相談は結構多いんだな。
ストックオプションについては確定申告時にもよくに
聞かれるんだな。
今回はストックオプションの
相続税申告時の財産評価についてなんだな。
まず、ストックオプションの内容についても
よくわからない人も多いみたいで、よく聞かれるんだな。
そこで、以前書いたような気もするけで、また
書いてみるんだな。
ストックオプションとは、会社法で規定する新株予約権が
ただで与えられたものをいい、会社の取締役、従業員等が
自社の株式を予め定められた価額（権利行使価額という）
で、将来のある一定の時期に購入することが
できる権利を言うんだな。
今回の事例のストックオプションの相続税評価については、
課税時期における該当会社の株式の価額から
権利行使価額を控除した金額に、
本件ストックオプションの行使による取得することができる
株式数を乗じて計算した金額によって評価するんだな。
なお、計算式にある「課税時期」とは、
被相続人がお亡くなりになった日のことをいうんだな。
価格が日々変動することから、
評価額の公正を保つために下記のように4つのうち、
もっとも低い価格で評価していいんだな。
(1)最終価格
(2）税時期の月の毎日の最終価格の平均額
(3）課税時期の月の前月の毎日の最終価格の平均額
(4)課税時期の月の前々月の毎日の最終価格の平均額。
ストックオプションの権利付与時や売却時の処理は
確定申告にからんで以前そちらのテーマで書いたので、興味が
ある人はそちらを参照してほしいんだな。
では、今日はこのへんでー。