★日本酒醸造「寺田本家」さん。おすすめです
今までお酒は専らワインだったのですが
日本酒も素晴らしいじゃないの~!と、目覚めました。
そのきっかけとなったのは 千葉県の「寺田本家 」さんの『醍醐のしずく』です。
出会いがちょっと面白く、フレンチのレストランで、この日本酒飲んだの。
↓
フレンチの名店中の名店・『レフェルヴェソンス
』で、お料理に合わせた「ワインペアリング」をお願いしました。※画像はOpen Tableさんより
その時のメニューはこちら。(読みにくいですねえ。
当日の珠玉ダイニングは…写真一杯撮ったんですけど…文にするのがメンドーで汗。
ちょっとだけでも紹介します
→二つ星『レフェルヴェソンス』の十八番:蕪料理の『定点』。
始まりのシャンパンは
「ラ・クロズリー レ・ベギーヌLa Closerie Les Beguines
」
…日本酒のお話に戻します
コース中盤≪チーズタイム≫の頃、『醍醐のしずく』が出てきました。
白濁というより檸檬色濁の、どぶろくとも違う、甘酸っぱい、ベリーのような、でも確かに日本酒。
グラスから口に流す「醍醐のしずく」が、舌の上でチーズとまろやかに合体…これを醍醐味というのね…うう。とろけました。
(フレンチのコース料理途中に日本酒を持ってきた「レフェル」のソムリエさんのセンスも素晴らしい)
(メインのお肉料理と赤ワイン、デザートとミルクドリンクの時間よりも、醍醐タイムが強烈な印象で残ってます)
★このお酒は誰が造ってるの?と、調べましたら、千葉県香取郡にある「寺田本家
」さんという所。何と創業は延宝年間(1673~81)だそうで!(画像はHPより)
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代目の寺田啓佐(けいすけ)氏のプロフィール
読んでも感動します。↓
1948年、千葉県神崎町に生まれ、25歳の時寺田本家へ婿入り。23代目の当主となる。
20年程前までは添加物いっぱいの日本酒造りをしていたが、
病気体験の中で反自然物や不調和の積み重ねが心身のバランスを崩し、病気にもなっていることに気づく。
以後様々な体験を経て、
自然の摂理に学び、生命力のある命の宿った“百薬の長”たる本来の日本酒造りを目指し、柔軟な発想で健康に配慮したユニークな酒を数々造りだす。(似顔絵はHPより)
↑寺田啓左氏は2012年に残念ながら他界したとのことですが、24代目の寺田優氏はじめ、蔵人の方々がしっかりと受け継いでいるようです。
★食事(とお酒ペアリング)をご一緒したお友達の住まいが千葉県で、寺田本家さんへは車で小1時間位とのことで、
後日、直接寺田本家さんを訪ね、商品の中でもプレミアムの「懐古酒」を買ってきてもらいました。原酒を10年寝かせたのですって。
日本酒を造る上で欠かせない「麹(こうじ)」への熱い想いにも心動かされます。
微生物である麹菌が
穀物を「食べて」繁殖して、麹が出来るのですから、
日本酒を飲むということは微生物を身体に入れること、とも言えますよね。
「オーガニック」食品をチョイスしながら、傍らで飲むお酒は、安売りの添加物てんこ入れの合成酒?うーむ。ですね。(自省を込めて)
<良いお酒>:日本の誇る「発酵文化」を大切に継承している寺田本家さんのお酒、とてもおすすめです。
ぜひ、皆さんの身体で味わってみて頂きたいです。
(寺田本家さんのお酒を注文または飲めるお店は、HPの左側「販売店」「飲食店」をご覧ください )