試合後は急いでSW大学を後にした。


国立競技場で東京Vvs鳥取の試合があって、その後によみうりクラブのOB会があるからだったのだが、都心に向かう途中でひどい頭痛と吐き気を覚えて自宅に直帰。
そのままOB会に行くのを諦めた。


風呂に入ろうと服を脱ぐと上半身は下着まで水がしみこんでずぶ濡れ。

試合中はポンチョを着ていたのだが、役に立たなかったようで、頭、上半身、膝から下とずぶ濡れで風邪をひいたらしい。
それにしても、もともと風邪をひきやすいのだが、さらに弱くなったような


…歳をとるとこんなものか。


SW大学の試合後に話していたのだが、2年生のシノは多摩大目黒で「和後」に指導を受けていたそうだ。サッカー界は狭い。こうやって縁がつながっていく。


和後は元よみうりクラブの選手。

アルゼンチン生まれの日系2世で、いちはしがよみうりに入るのとほぼ同時期に来日した。
当時、和後は事務局の2階にあった部屋に住んでいて、いちはしは事務所のソファに寝ていたこともあったのでよくグラウンドで遊んだものだ。
お金がないから暇があるとボールを蹴るという感じ(笑)

インディペンデンテ(アルゼンチンの強豪チーム)のユースにいただけあって、足技が素晴らしかった。


和後はシノが中学生だった当時もばりばりボールを蹴っていたそうで、その指導を受けた子供は幸せだろう。


OB会には来たり来なかったりなので、この日に出席していたかどうかはわからない。
いちはしもSW大学の試合で、これで2年続けて欠席だし…


そう言えば、高校の指導をしていたときはちょうど試験期間中だったり、あるいはそうでないときは練習試合を欠席したりして出席していたのを思い出す。
よみうりクラブのOBはサッカーの指導をしているものが多い。いちはしのように平日は他の仕事というのは少ない。
どこの職場も同じことだろうが、横のつながりが大事だから、ここに出席することは貴重なことなわけで、しかし、公式戦と重なると、まあ、仕方がない。


とはいえ、和後とはいつかどこかで会うだろうから、そのときはシノの話で盛り上がれるかな。
今日の交代のときの話はネタになりそうだ(笑)

ユニフォームを叩きつけるなんて、あまりやって欲しくないけれど、そういう気持ちがあることは大事なことだ。
ただね、今のチームはそういう気持ちがある選手が多いと思う。


大事なのは練習や練習試合をたくさんやって、その気持ちを形に出来るようにすること、そして結果に結びつけること。


勝っても負けても、また、明日から頑張る。ただ、それだけだ。


たかだか3部リーグの3位。こんなところで満足して止まっていてはいけない。