リーグ戦第4戦。


ここまで1敗2引き分け。


今日を含めてあと3試合。

ここで負けると後がない感じで残りの2戦を戦わないとならない。

しかし、残留のために必死になるのでなく、数字上の可能性がある限りは昇格を目指して戦い続けていきたい。


フルメンバーだと3部リーグでも十分にやれそうな気がするのだが、どこも同じかもしれないが怪我人やら何やらでなかなかそうはいけない。


そのなかで、これもまたどこも同じかもしれないが練習試合が少なかったこともあって、なかなかメンバーが固まらないまま3試合を消化。新しいレベルにチャレンジする昇格組としてはいささか厳しい。

ここまで3試合のうち2試合は勝てただけの戦力はあると思うのだが、シュートが決めきれないなどで少しずつ追い詰められてきた感じ。


さて、書いたように3部だと互いに毎試合ごとに偵察をしていて、相手が何をしてくるのか楽しみなのだが、今日の相手は秋に練習試合をやっていて、そのときにビデオを撮っていたのだが、それで偵察した気になっているような感じ。
というのは、今日の試合相手がビデオを撮りに来ているのを見たことがないという理由なのだが…


で、秋のその練習試合は4バックで徹底的につなぎをやっていて、その試合ではミス多発でボロボロ。しかし、まあ、いちはしがやっているときにはいつもの話でそれはそれ。


練習試合で必死に勝とうとする指導者はその先に何を見ているのか、チーム作りのなんたるかがわかっているのかどうか、という話をつい最近に昔、高校を指導していたときのスタッフとしたばかり。


いちはしは練習試合の負けは気にしない。
むしろ、課題が出てこない練習試合はミスマッチで役に立たないことのほうが多い。
同じレベル同士の試合や下のレベルとの練習試合ではミスマッチになることが多いので、色々と仕掛けを作っていく。


今日は最初の2セットはお互いAチーム同士でいきましょうなんて話がその昔よくされたのだが、それにつきあっていると心が段々となまっていってしまう。

実際、相手が本当にそれでaチームだった試しは少ないのだが、経験のないひとは信じてしまうようで付き合いきれないと感じたことが多いのは書いておきたい。


まあ、サッカー指導者ならば当たり前の話なのだが…誰かの参考になるようにそれではダメだと書いておく。


練習試合には練習試合の戦い方があって、そして指導者がチームに課題を突きつけることによって、ある意味自分のチームに仕掛ける負け方というものがあることは覚えておきたい。


秋は、その仕掛けが実ってそのあとの公式戦でつないで素晴らしい試合を4部のチームを相手にやったのだが、それが次の次の公式戦相手にはまったくできないというチームレベル。

書いておけばその試合ではグラウンドが悪いのでパスがつなげない。
それはフィジカルが低いためだといちはしは言いきる指導者だということも付け足しておく。


で、春になったところで震災の影響でグラウンドをまともに使えず、練習試合もままならない。チーム作りをする時間もないままに、どちらかと言えば去年の春と同じ蹴って走るに戻したというストーリーになる。