立ち上がりからのプレッシングと攻撃では走り続けていたが、その結果として後半の半ばでは脚が止まった。
秋シーズンのこの時期にそうなってしまうのは悪い話ではない。これから走り込んで春にどこまで走りきれるかという話だ。
ただ、聞くところでは秋大会が終わると部活が終わってしまうのが慣例だそうで、それではスタミナは伸びない。
寒くて幾らでも動ける時期に心肺能力を鍛えるために走り込んでおかなければ春になってから頑張っでも他のチームと変わらない。

つなぐサッカーをやって、守備のバランスを崩してでも攻撃に出るのは面白いことだが、そのなかでも最低限のバランスは保ちたい。
攻守の切り替えに備えて、ラインには最低限3人の選手を残しておかないとスペースは埋められない。
もちろん、その3人にラインにべったりいろと言っているわけではないが…

また、相手の選手が残っていれば、それに合わせてそこへのパスコースを常に警戒するような位置取りをしていなければならない。
3人残っていても一人しかいないトップに起点になられてしまえば、何の意味もないのだが、そういうシーンがあった。1対3ならば裏を取られなければいいというのでは甘い。もちろん、とれないボールに無理に行ってやられてしまっては最低で、必ずインターセプト、次に振り向かせない、ダウンしてきた仲間と挟み込むを徹底しなければならない。