神奈川県川崎市高津区にある溝の口にて漢方相談を行っているパンダ薬剤師、守屋です。
昨日から帰省ラッシュが始りましたね。
今週はお休みの方も多いため旅行に出られている方、帰省されている方が多いと思います。
私も実家に帰るときはいつも渋滞に悩まされます。
家族も寝てしまっていると、一人での運転になりますよね、そんな時皆さんどうされていますか?
私はとりあえずラジオを聞いて眠くならないように、ラジオに突っ込み入れてます。
さて、今週は特別企画蒲谷漢方研究所事例集をお届けします。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
「50代男性、休日になると身体が眠くなり動けない、特に食後すぐ寝てしまう。」
このような方意外と多くないですか?
私も実はこういう日があります。その為気持ちがよく分かります。
このような方は平日はあまり眠くならないようです。気が張っているからかもしれません。
基本的にすぐに眠くなってしまう方は体力がない方が多いです。
忙しすぎて食事もなかなかとれない方などもどんどん体力が奪われている為平日は気力で頑張れても気が抜けてしまう休日はうごけなくなってしまうのです。
そのような方は「気」を補う漢方薬をおススメしています。
今回の方は少し違いました。体力はあるようです。元気もあり、運動もよくされていました。
そこで舌を見てみました。
すると、「痰湿」「瘀血」型の舌をしていました。お話を伺うと、お酒を多く飲み、少し肝機能も気になっているようでした。
中医学的にはお酒、油っこいものの食べ過ぎ、冷たいものの飲み過ぎなどで胃腸系の動きが悪くなってしまうと「痰湿(体にとって不必要な水分、水分代謝の悪化)」が出来ると考えます、それはひどくなると「気」のめぐりを悪くしてしまうので、エネルギーが全身に回らなくなってしまう事があるのです。
さらに「瘀血(血の巡りが悪くなっている状態)」もあり、血液循環も悪くなっている為栄養も全身にうまくわたってない状態と考えるのです。
今回はそこを中心に漢方薬を利用させていただきました。
2週間後とても身体が楽になったという事で今も利用して下さっています。
ですが、基本的には食生活の改善が重要なので、そこもお話しています。
お盆は旅行先、帰省先でお酒も進みますのでこのような悩みも多いのでは?
特に男性は女性よりも消化器のご相談が多いですから気になる方はご相談ください。
田園都市線溝の口駅徒歩5分
蒲谷漢方研究所
http://www.kabaya-pharmacy.co.jp/kanpo/index.html