本試験まであと72日、基礎力が身に付いた状態とは?、という話 | 横溝慎一郎行政書士合格ブログ  

本試験まであと72日、基礎力が身に付いた状態とは?、という話


本試験まであと72日。

ということで、ここからはタイトルの「おやすみなさい」はやめて、残日数のカウントダウンをしていくことにします。

ということで、あと72日。

あなたに残された時間は、1日平均3時間学習するとして、3×72=216時間です。

これを「たった」ととるか、「まだ」ととるかは、あなた次第です。

実力確認模試が思ったような結果でなかったとしても、ここから反転攻勢をかけていくには十分な時間が残っていると思います。

いつも話していることですが、やはり「そんなことわかっているよ」と普段思っていることこそしっかり確認していかなければいけません。

たとえば、「却下」と「棄却」を取り違える人がいることや、事例をみてそれが行政行為の分類のどれにあたるかを思い出せない人がいること(これは実力確認模試の記述の問題に出ていましたね)は、いかに基本的な知識をおろそかにしている人が多いかを物語っています。

または行政事件訴訟法における執行停止について。

原則は、執行停止?それとも執行不停止?

執行停止の申立ては、どういった訴訟を提起しているときに行うことができるのか?

執行停止の決定と執行停止の取消の決定。拘束力が生じるのはどちらか?

執行停止の取消。「職権」で行うことができるのは、行政不服審査法、行政事件訴訟法のどちらか?

執行停止の積極要件は?

執行停止の消極要件は?

内閣総理大臣の異議は、執行停止の決定前、決定後のどちらで可能か?

そもそも内閣総理大臣の異議は、行政不服審査法における執行停止の場合可能か?

このような質問にすらすら答えられるようになってはじめて、基礎力がだいぶ身に付いたといえるのです。

どの科目でもそうですが、特に行政法は「知識の精度」がどのくらい高いかで、問題を解くスピードが全然変わってきてしまいます。

結局、法令択一科目をどれだけスピーディーに解くことができるかが、一般知識にどれだけ時間を割くことができるかに影響してくるのです。



東京は一気に10月なみの気候になりました。

暑いのがとにかく苦手な私は、7月下旬から8月中旬にかけての収録が体力的にかなりしんどかったですね。そのころ収録した講座を見ると、どれも顔色が非常に悪いと思います(笑)。
たとえば、実力確認模試の解説講義がそうですね。

そして、長かった2014年度向けの講座の収録も28日をもっていったん終了します。
厳密には、まだ「ずばりストライク講座」の収録が10月にありますので、完全終了ではないのですが、「合格講座」「横溝プレミアム合格塾」関連の収録は28日で終わりです。

ちなみに28日の収録は「直前演習講座商法会社法」の第3回です。

なんだかんだで、2014年度向けも、160回を軽く超える講義をスタジオで収録してきました。
体調の波もありますので、常にベストコンディションで収録できたわけではないですが、一定のクオリティを保つことはできたのではないかと思っています。

28日の収録もしっかりやって、ひとまず有終の美を飾りたいなと思っているところです。



ペタしてね