前回、基本システムの導入ができたので、デスクトップ環境整備と日本語化に挑みます。
UGI環境整備のため、Xを導入。
# pacman -S xorg-server xorg-server-utils xorg-xinit xorg-xclock xorg-twm xterm
Video用ドライバーは、以下で確認。
# lspci
(例)
# pacman -S xf86-video-intel <-- Intelの場合
# pacman -S xf86-video-ati <----- ATI Radeon HDシリーズの場合
Radeonの場合、以下の設定ファイル作成が必要です。青字が記載内容。
/etc/x11/xorg.conf.d/20-radeon.conf
Section "Device"
Identifier "Radeon"
Driver "radeon"
EndSection
デスクトップは、今使っているDebian Jessieと同じ、LXDEを導入。
# pacman -S lxde
# nano /etc/lxdm/lxdm.conf で以下の先頭の # を外し、保存。
session = /user/bin/startlxde
# sytemctl enable lxdm.service
# reboot
以上で、LXDEが立ち上がる筈でしたが、ダメでした。
結局、rootでログイン後、
# systemclt start lxdm
で漸くLXDEが立ち上がり、再度ログインを求められます。
日本語入力は、fcitx を導入。rootでも使えるようanthyも入れました。
# pacman -S fcitx-im fcitx-configtool fcitcx-mozc fcitx-anthy
# nano ~/.xprofile で以下を記述し、保存。
exportGTK_IM_MODULE=fcitx
exportQT_IM_MODULE=fcitx
exportXMODIFIERS="@im=fcitx"
日本語フォントは、Debianで使っているのもを以下にコピー。
/user/share/fonts/TTF/
但し、プロパティで、パーミッション(P)のアクセス制御)「内容の閲覧(V):すべて」となっていることを確認。若し「所有者のみ」なら、要修正。
ロケールも修正します。
/etc/locale.conf
#LANG=en_US.UTF-8 <-- 先頭に # をつけ、無効化
LANG=ja_JP.UTF-8 <-- 日本語を追記
アプリも幾つか入れました。
# pacman -S firefox geany leafpad shutter
再立ち上げします。
# reboot
これで日本語表示と日本語入力ができている筈、でした。
でも、何故か日本語入力がroot/user共にできません。
ちゃんと、fcitx はインストールされ、メニュー表示されているのですが。。。
2日がかりで、何とかLXDEデスクトップ環境まで漕ぎ着けたのですが、まだ不完全な状態です。
< 現状の問題点 >
(1)無線LANの設定が保存されない
(2)日本語入力ができない
(3)LXDEが自動立ち上げできない
何とも情けない状況ですが、この辺がLinux初心者の悲しいところです。
途中、いろいろ入力ミスや設定ミスがあった筈なので、これから詳細検証し、直して行きます。
つくづく、インストーラが無いのに、苛立ち、閉口します。
本当に、Arch Linuxは初心者に不親切ですね。
「中級者以上」という理由を痛感しました。
自分の実力の無さを棚に上げ、ぼやくこと、しきりです。。。
以前の記事でメモリー消費量を比較しました。今回、Arch Linuxを実測。
メモリー消費量の比較
http://ameblo.jp/miyou55mane/entry-12048113841.html
# free で、起動直後→Firefox立ち上げ直後を測定。
Arch Linuxは驚異的ですね!アプリを余り入れていない状態ですが、確かに軽い。
Arch Linux :120-->220MB
Kona 2.3 light:230-->420MB
Debian 8.1 :370-->540MB
< Pupply Linux >
Precise 571JP: 430-->640MB
Tahr 6.0CE : 630-->840MB
Vivid 6.5 : 660-->870MB
HDDのパーティション消費量も
# df
で確認結果、3GB未満でした。まだアプリが少ないので、こんなものです。
見てくれは悪いけれども立ち上がり
驚異的翔ぶが如くにアーチ掛け