引き続きの、食べ物のお題。

 

 

秋のお彼岸ですので、おはぎを作ってみましょうか~~と

お店で小豆と、もち米を買ってきましたの。

辰巳芳子さんのご本に、小豆の炊き方が詳しく書かれておったのでね。

 

そしたらば、おはぎの頂きものがありまして。。。

じゃ、お赤飯でも拵えるとしよう!と前の晩から小豆をお水に浸しておきました。

 

次の日、小豆を漬け込んだお水にうっすらと色が浸み出し

なるほど、これが小豆のアクかいなあ、、、と

そのお水を捨て新しいお水を注ぎ、お鍋で小豆を煮はじめました。

沸騰したらカップ一杯「びっくり水」をさして。

 

すると、あっという間にお豆はふっくらと軟らかくなりました。

そうかあ、一晩漬けておくってそういうことなのね。

あらら、こんなに軟らかくてはお赤飯にはできないですよ。

仕方ないから「粒あん」にチェンジ!

 

煮あがった小豆は、一度ザルにあけます。

そのザルをボウルに受けながら、上から水道水をゆっくりとかけていく。

水圧が高いと、小豆の実が潰れるのでやさしく、やさしく。

これを「渋きり」というのですって。

 

そのうち、ボウルに受けてるお水が澄んできたら「渋きり」終わり。

小豆のお水を切っておきます。

 

 

そしたら、小豆をお鍋に入れて

グラニュー糖も加えます。250g入りの小豆だったから、同量のグラニュー糖。

 

しばらく置いておくと、しっとりとお砂糖となじんできます。

中火にかけ、お鍋を動かしながら火を通して行くと

だんだん水分が出てきます。

 

木じゃくしで鍋肌に沿って混ぜつつ、水分を飛ばしていきます。

火加減は常に中火。

10分未満。

 

まだしっとり加減が残ってる時点で、火からおろします。

平たいバットなどに、木じゃくしでぽとんぽとんと落として

全体に広げ、冷まします。

するとだんだんいい具合に固まってまいります。

 

いい具合に、粒あんの出来上がりです。

こういう風に作ると、小豆の持ち味はしっかり残っているのに

渋みや特有のアクは抜けていて、甘味控えめのふっくらとした味わいの

美味しいあんこになるので驚きましたわ。

 

で、今日はついでにその「粒あん」を使って「利休まんじゅう」を

作ってみたのですよ。秋だしねーー。