月ママの「君のためにパンを焼く~」

まだまだ山崎への道は続きますわよ。
たまにはパンも焼きますわよ。

























































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赤ヘル1975/講談社
¥1,944
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結構厚いです。カサもあります。

なのに読みかけてたもんで、わざわざ京都まで提げてった上

電車の中で読み終えたため、帰りはお土産の「おたべ」よりも重い

お荷物となったのでした。



重松さん、コレは久々の(失礼!!)タイムリーヒット作ではなかろうか。

主人公の生まれた年は昭和37年。

アタシと同い年。

つまり、この小説に出てくる時代背景の悉くが

アタシらくらいの年代から上の人たちにとっては

昨日のことのように思い浮かぶ、と言いますか

エピソードのいちいちが「あーー!それそれっ!!うんうんっ!」と

懐かしくてたまらん。



この物語は昭和50年、広島カープが球団結成以来初めての

セリーグ優勝を果たした当時の、広島市民が巻き起こした

凄まじすぎる「カープ愛」ゆえの暴走・珍騒動のあれやこれやが

実にリアルに描かれており、

オバサンもJRの車内で幾度も噴き出してしまいましたわ。



それまでは万年、最下位かドベ前を行ったり来たり。

最高でリーグ3位がせいぜいだったカープが

この年、初めて「赤ヘル」を採用したことで

「集団」が「軍団」へと鮮やかに変貌を遂げた

その経緯とともに、原爆投下・終戦から30年の歳月のなかで

多くの人々が耐え、乗り越えていた歴史の事実を

東京から転校してきたばかりの13歳の少年の目線を通して

詳細に物語る内容となっております。



1975年当時、オバサンの地元球団・中日ドラゴンズも

快進撃を続けておりましたからね。

その頃のスタープレーヤーだった中日・星野仙一投手や

バッテリーを組んでた木俣捕手、外人助っ人のマーティン選手をはじめ

モリミチやらタカマサやら、「元祖・燃えよドラゴンズ」の歌詞に

列挙されてる選手名のオンパレードに

ページを繰りながらオバサンも、40年近く前のブラウン管の映像を

頭のうちに思い描いてしまったわあーー。



スイマセン。

お若い方にとっては「???」な、昔話でございましょう。

こういう昭和のノスタルジーを書かせたら、

重松さんの右に出るヒトって、なかなかいらっしゃらないのでは。




登場人物たちは当然、みなさん「広島弁」を話しておりますわね。

「山口弁」も、それとどことなく似た部分があるのでしょうが

まさやん、ほとんどそのニュアンスがないなあ。。。




とにかく、あの時代を懐かしみつつ

尚且つ「ヒロシマ」で終戦間際に起きた悲劇は「原爆」だけでなく

その陰には、数多の空爆によって命を落としてしまった

多くの市民の存在のことも忘れてはならない、と

その土地に根ざし、今も暮らしている人たちが

言葉だけでなく、その「懸命に生きる」姿勢から学ばせてくれている、

そのような物語になっています。


是非とも読んでみてくださいませ。





そんでもって、もう一冊。

コレも京都に持っていったのね。



9条どうでしょう (ちくま文庫)/筑摩書房
¥734
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先日、ゲンちゃんのFBに紹介されていたキヨシローさんの言葉が

この本を読むと、「憲法ってどういうものなんだろう」って疑問に

4人の識者の方々が、あらゆる方面から検証されていて

頭の中ではなんとなく「いやだな」と思ってたことが

こんな風にわかりやすく、言葉で論述してくれてることで

あらためて「そういうことなんだ!」って

今までの漠然と抱いてた「嫌悪感」の出どころが明確になったような

感じがします。



キヨシローさんの言っておられることの「切実さ」が

この本を読むと更に伝わってきます。




こちらの方も、読みやすく書かれていますので

ぜひ、手にとってみてくださいな。



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6月18日公開の「春を背負って」のサントラ盤が


公開前の11日に発売、その中に主題歌である「心の手紙」が


収録されるそうですね。





シングルカットの予定はなく、同日に配信にてリリースされるとか。


おそらく、アルバムには収録されると思うんで


それまで待とうかなーー。







醍醐寺、11日のライヴのラストに


「本邦初公開」との帯付きで、ピアノ弾き語り&ストリングスの構成で


披露して下さいました。





この日、奇しくも映画のプロモーションで全国行脚中の


木村大作監督につきましては関西地区、しかも京都での試写会やら


ラジオ番組の収録などと重なっていたのですねえー。


偶然と言えばあまりにも、不思議な巡り合わせといいますか。




木村監督、元々は映像カメラマンを長くやって来られた方です。


今回の「春を背負って」は、監督としては2度めのお仕事で


前に手掛けた作品から5年の歳月を経ての


公開となるそうな。






で、その5年前の映画というのが「剱岳・点の記」というなかなか


硬派な作品でございます。


オバサン、この映画を劇場に観に行ってるんですよー。


当時のレヴューがコチラ
に記事として挙げてありますが


おおーー、えらく真面目にアツく語っておるがね。




この映画の製作期間は2年に及んだ、と言いますし


昨今は常識、と言ってよいCGなどは一切使用せず


スタッフはもちろんのこと、役者さん達も悉くが過酷な山の自然の中で


とことんリアルさを追求することに重きを置きながら


撮影に臨んだ、というフレコミは、あの当時かなりの話題を呼んでいたように


記憶しております。






でさ、


「剱岳・点の記」では劇中で使用されていた音楽のほとんどが


クラシックだったような気がするんですよ。


神聖かつ荘厳なる「山」の大自然の映像美を表現するには


古今の名だたる作曲家の手によるクラシック音楽こそが


何より相応しい、とのお考えだったのでしょうか。





映像の大部分を占める四季折々の山の姿、


それらを引き立てるBGMには、歌詞の存在などはジャマだったのかも。


エンドロールのクレジット部分でも「主題歌」の採用はなく


人間ドラマ、という位置づけでありながら


主人公は徹頭徹尾「山」そのもの!!の、


どちらかと言ったら武骨で男クサく、そのくせ圧倒的にロマンチックな


映画であったような気がします。





さてさて。


そんな頑固一徹でコダワリの強そうな74歳・木村大作監督が


このたび、山崎まさよしに主題歌を依頼したわけですよ。


「点の記」の時もそうだったようですが、今回の映画でも


木村監督自ら、自家用車を運転して日本全国の試写会場をまわり


舞台あいさつかたがた、メディアへのプロモーション活動に


走り回っておられるそうですから


実に精力的且つ、アナログなキャラクターでいらっしゃるのだなあ~~と


そういった点においても、どこかしら殿との共通点を感じとることが


出来ますよねえ。






醍醐寺のライヴ、11日のラストに歌ってくれた「心の手紙」は


映画に込められた想いをそのまま、美しいメロディーに乗せられた


飾らない言葉で、映画の中の主人公の気持ちがふんわりと


今・現在の彼自身の心境に重ねられていました。





たとえ、「頼まれた仕事」であったとしても


彼はその中に必ず「今の自身の姿」を投影することで


自らを確認してるんだなあーーと


この曲を聴いて、あらためて思ったのでありました。




">


12日のライヴの最後には、やはり映画の主題歌として作られた「道」を。


前の時は服部さんがピアノ弾いてくれたけど


まさやん、一生懸命に練習したんだよねえ~~~。


上手だったよおお。


がんばったねえ~~~~あせる←ナニ様??





キタキツネ、映画の方はちょっとがっかりだったけれど


この曲が出来たことが、何よりの収穫だったのでは。





これからどんどん、映画のサントラのお仕事が


まわってくるといいねえ音譜





「春を背負って」の公開も、今から楽しみにしてますよーークラッカー







「剱岳・点の記」の、プロモーション映像です。





カルテット編成「ドミノ」の中で、間奏に引用されてる


ヴィバルディの「冬」がここでも効果的に使われていました!




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あちこちで、醍醐寺のライヴの記事があがっておりますね。


http://www.whatsin.jp/news/54255



「めざまし」の取材もあったんだーー!見てなかった~~残念!

そいえばBSフジが協賛だもんね。

おそらく近いウチに、同局で短縮ヴァージョンではあろうけれど

放送があることでしょう。

楽しみに待ってますわよっ



醍醐寺・霊宝館。

非常に堅牢な造りで設計されているのでしょうねえ。

重文や国宝を膨大な数で所有しているというこの寺院において、

ちょっとした博物館の体を擁した、この建物の中は

驚くほどに音響が素晴らしかったものですから

こういったクラシックな風合いのコンサートには

まさにうってつけな環境でございました。



30分前に開場となりますので、

開演までの時間はそこに展示されている「お宝」の数々を

見せて頂くことが出来ました。


小説や映画、時代劇の中でしか知らない有名人であるところの

淀君や北政所、秀頼、大政所、前田利家などのビッグネームたちが

詠んだという和歌をしたためた短冊が展示してありまして

今更ながらに

「わーー、ホントに実在してたんだーー!」なあんて

感激したりして。

昔の人たちはどなたも、このような風雅な教養人であったのだねえ。。。と

お友だちとしきりに感心するばかりなりけり。



会場となったでっかい展示室には、両脇にどーーん!と

これまた俵屋宗達、長谷川等伯らの屏風や襖絵が。

そんでもって、正面にはどどーーーん!と威風堂々たる

薬師如来像が両脇に幾体もの観音様や脇仏さまを従えて

厳かに座っておられます。



こんな「とんでもなく壮大な気合い入りまくり!!」なシチュエーション。

殿ったら、今頃は後ろでキンチョ―のあまり口から胃が飛び出そうに

なってないかしらん~~。


てなことが頭の隅っこをよぎりましたが

たしかに、1日目はスタッフの方々もなんとなく動きが固い、と言いますか

ステージに出て来て作業するたびに、後方の仏さまに向かって

深々と最敬礼して行かれるのでした。



殿もその「慣例」に則り、

最初、ステージの袖にて後方の如来様に向かい

上体をきっちりと90度に折り曲げ

礼を尽くしておられました。

ここんとこ、いつものようにふらふら~~~と登場するスタイルとは

一線を画しておりましたね。




年末に行われた音楽堂の時と同じく

シックな色模様のベイズリーのシャツと、細身のパンツ姿。

黒のエナメルの靴、先が尖ってる~~~!

前回と違うのは、シャツがインじゃなかったとこ。

あら残念。

きっちりベルトで締めてても、お腹のまわりは気にならなくってよ。



「木のホール」の時は、ちょうど座席が真ん中へんでして

音のバランスがとてもよかったのですよ。

今回は一日目が結構、前の方のお席をリザーブしていただけて

オトコマエ山崎を、がっつり堪能できたのは超嬉しかったの。

その半面、ストリングスの音が聴き取りにくかった点が

あったのは仕方ないことなのでしょうね。

2日目は少し後方のセンターで聴いておりましたが、

同じ会場であってもこんなにも、音の届き方が違うか―と

驚くほどに、こっちの方がやっぱり全ての楽器の音が満遍なく

聴き取れるのです。




ストリングスのメンバーは、今回は「大先生室屋ストリングス」という

若手のソリストが中心となったカルテット。

前回と一緒だったのは、チェロの堀沢さんのみだった気がしますが。。

因みに、ファーストヴァイオリンの室屋さんとは以前「ダスキン」の

仕事を一緒にやったんですよーーと、殿が紹介されていましたが

このMC、知らない人が聞いたら絶対に


「ええ!!一緒にお掃除してたの??」って勘繰るよねえ、確かに。



チェロの深沢さんとの「なれそめ」も。




10周年でのストリングスコンサート。

そのアレンジを服部さんにお願いしたところ、

素晴らしいアレンジを施してくださったのはいいのですが

彼のアレンジ、実際やるとなるとかなり「難しい」んだそうな。



その中で筆頭に挙げられたのが

コンサートの一曲目に、チェロとヴォーカルだけで!と

半ば強引に押してきた「あじさい」のあの一場面。

あれ、めっちゃくちゃ歌いにくいんだそうな。

殿が仰るには



「ぼく、いつもはギター弾きながら歌ってますから。

 ギターなしで歌うことって、まず無いんですよ。

 すっごい戸惑うんです。

 なのに服部さんときたら、ココは絶対にギターなしで!

 歌だけで行こうっ!

 絶対に出来るからっ!ヤマなら出来るからっ!!

 ぜええええったいに出来るってば~~~!!

 。。。ってねえ。

 服部さん、コーフンするとだんだん声のトーンが上がってくるんですよ。」



てな具合に「服部隆之のモノマネ」を絶妙に入れ込みながら

またまた客席を爆笑の渦に巻き込んでおりました。



そんなんで2日目の時なんかは

ちゃっかり堀沢さんったら、「あじさい」の導入部分を弾きだして

それに応じて殿も、当時のキンチョー感を再現しつつ

さらり~~と、冒頭のパートを歌って下さいまして。

桜の花を見ながら、あじさいに想いを馳せる

粋な趣向でございましたわ。




↑のニュースで掲載されてる写真に、殿の後方でものすごい

存在感を放ってるお薬師さまを、コトもあろうに

「江川ゲンタ!」と呼んでしまったり。

(確かに、どこかしら似てなくもない。。。あせる

しかも、ちゃあんとその脇にはボーズ頭の「キタローさん」そっくりな

仏さまもいらしたわけで。

ファンなら誰もが大笑いせずにおられない状況ですよ。


さすがに、こんな罰当り(?)なMCは

一日目には畏れ多くて言えなかったですけどね。



多分、「場の醸し出す雰囲気」の固さや重さが

音楽にとっては必ずしも、よい効果を生むばかりとは

言えないのでしょう。

まさやんにとっての「音楽」は、そこにいる全ての人たちが

一緒なって楽しむことが出来るのがイチバン!って

思うところが大きいのでは。




ある意味「威圧的」と捉えがちな、国宝という偶像を敢えて

擬人化しちゃうことで、逆に「味方」につけてしまう。

そうすることで、不思議なことにそこに流れていた

張りつめた空気の糸が、するりっと緩んだのです。


どのような場であろうと、シチュエーションが如何なるものであっても

本質的に「やってること」に変わりは無いのだから。



彼がいつも口にしている「ポリシー」は

どのような際においても揺らぐことなく

そのための術として、彼はその「お喋り」の中で

会場全体の空気を肌で敏感に感じ取りながら

自身のウチに溜ってくる「緊張感」を、適当にガス抜きすることで

力のバランスを上手いコト、取っているんだろうなあ。




パン作りに喩えるならば

あのMCは「ガス抜き」であり「ベンチタイム」とも言える。

力の緩急によって、次への展開のためのパワーへのスイッチを

その時に切替えている。

今回のこのコンサートでは殊更に、そういう切り替えが

必要だったのでしょうね。

何よりも、ご自身があの荘厳な場に気押されてしまわないように。




ああいう場で、リラックスした空気を作りだしてしまう

まさやんのお人柄であったり、度量はもちろんのこと

それをひっくるめて尚のコト、上質で迫力満点のステージを

魅せてくれたメンバーの皆さま方をはじめ

あの場でスタッフのようにサポートしておられた

醍醐寺のたくさんのお坊さん達のご助力があってこそ

あのように荘厳な場所での、「時間を超えた宴」が叶ったのでありましょう。






なんか、細かいコトはどーでもよくなりますわねえ。

あの場に居て、現世の音の響きを何百年もそこに居る仏さまたちと共に

身体に沁み込ませてきたんだなあ。。。ってことが

何よりの経験をさせて頂けた、と

そんな風に思っております。







また今週は、各地に鋭意種蒔き活動再開!なようで。

オバサンは次は、日野町にてソレに参加してまいります~~。

農作業スタイルもいいけれど

きりっとキメたお姿は、やっぱりカッコ良かったよ!





お腹、全然出てないってばーーーーっにひひ











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昨晩遅くに帰って参りました。

往きはがたたんごととんの電車の旅。

帰りは、まさ友さん運転のお車にちゃっかり乗っけていただけまして

一泊でなんとか帰ってこられたのですが

あのタイムスケジュールでは、絶対に最終の新幹線には

乗れなかったもんだから

ホントに助かりましたわ。


終演が21時40分を過ぎておりましたの。

京都駅から醍醐寺まで、JRと地下鉄を乗り継ぎそこから

徒歩で10分以上の距離。なんだかんだしてると

小1時間かかっちゃうアクセスだったのよ。

京都市内、と言えどもほとんど滋賀県寄りのお山の近くにある醍醐寺。

土地勘がまったくない「おのぼりさん」ですもんで

移動の距離とか時間については、ほとんど考えておらんかったなーと

今回は、車を出して下さったお友だちには大感謝!!



京都の町の中心からは、ちょっと離れた場所にあって

人だらけの市街地のことを思うと

閑静な住宅街に整備された桜並木の遊歩道は

そぞろ歩きにはうってつけの落ち着きが漂っていました。


そんな風情を楽しみながら歩いて行った先に

大きな松の木に囲まれた、瓦屋根と白壁が見えてきます。



入口の門の前にも、今を盛りに咲き誇る大きな枝垂れ桜。

華やかさ、というよりもこれから「お寺」の中に入って行くよ、という

粛々とした空気に満ちた場所です。

桜、と言っても一体何種類の株が植えられているのやら

色も花の形も木の様子も違えば、当然「花の盛り」も

微妙に時期をずらしてあるからこそ、少しづつ表情の違った花々を

楽しめるようになっています。



醍醐寺、とひとことで言ってもその敷地面積ときたら

およそ200万坪と、とてつもなく広大な場所を占有しておられるそうな。

殿も、MCで「お坊さんの受け売りですが。。」と話しておられたけど

ホントに、すぐそこが滋賀県に接してるほどお山の奥の奥のほうまでが

ここの「お寺」なんだけれど、普通はほんの入り口部分を参拝するだけで

もうイッパイイッパイなんだって。



世界遺産に認定されてる理由というのも、

開山されて1100年以上経ってなお、国宝やら重要文化財やら

15万点のお宝を、手放すことなくずうっとその場所にとどめ

守り抜いてきた実績に他ならず、

それを思うとこの場所に安置されている数多の仏像、書画、建物等々が

自分たち人間の生き死にの、何代分もの長い時の変遷を超え永らえて

今まだここにあることに、ナンとも言い難い畏敬の念を覚えずには

いられません。



しかもそのほとんどが、紙と木によって施されているのですから。

鉄骨や鉄筋のモノとは違い、切り刻まれ加工されていようとも

呼吸したり、温度や湿度の変化によって膨張・収縮を繰り返しながら

したたかに生きているのだなーと思うと、

古の人々の叡智の素晴らしさに、ため息が出るのでありました。





激動の歴史絵巻を生き抜いてきた、膨大な文化遺産のその中の

これまた一段と存在感たっぷりな、大きなお薬師様のお像のまん前で

カルテットとともに奏でられる、醍醐の桜月夜のもとでの宴。

想像しただけで、鳥肌モンのもったいないプログラムではないですか。


そのようにプレミアな二夜を、一般庶民そのものであるオバサンは

ぜーたくを承知で、思う存分楽しませていただきました。

いつもであれば3ピースバンド、ご本尊であるまさやんの両脇に控える

2人のボーズさん(お一人は元・ボーズさん)のみ、と限定付きであるのに

このたびはバックバンドにカルテットの面々、おまけにナンとその後ろにも

「国宝」という冠を乗せた仏像、という名のボーズさんたちも

メンバーに加わり、前代未聞の超豪華メンバーを従えた山崎バンドで

ございましたわ。


一夜めはさすがに緊張で張りつめた空気感が漂っておりましたが

それが次の日になりますと、さすがに「場馴れ」がしてると言うか

お寺のお坊さん方とも随分と打ち解けておられたのでしょうか、

MCの方もかなりリラックスしてましたもんねえ。

「国宝」のみなさまを堂々と、「メンバー」として

紹介しておられましたから。





たしかに、この「メンバー」の方々は

とてもイイ仕事をされてましたもの。

ステージの後ろで、さまざまな角度からライティングされることで

背面の白壁にその都度、大小の仏像が絶妙なコントラストになって

シルエットを映し出すのです。

それらが演奏される曲によって、カタチや色を変えて

不思議な効果を演出してくれるのですよーー。


「アフロディーテ」の時は、それらの影が今にも蠱惑的に揺れ動きそうな

錯覚に陥り、「中華料理」の際にはあれやこれやのボーズさんたちが

ちゃかぽこちゃかぽこと踊ってるようで、なんともユーモラスこの上なく

のどかで穏やかな映像が頭に浮かぶのです。






まさやんもMCで


「最初は厳しい表情に見えたけれど、段々と笑顔になってこられた。」と、

後方のお薬師さまに向かって、親しげにお声をかけていました。



応仁の乱で焼けてしまった醍醐寺。

その昔、このお山の桜を愛でた太閤・秀吉が

このお寺を再建したことで後世まで「醍醐の花見」縁起として

語り継がれられることになったそうな。


そういった歴史を顧みれば、歌ったり踊ったりの「芸能」は

古来より、神社仏閣のなりたちには不可欠であったのでしょう。

ホントにね。

まさやん達の後ろに並んだ、大小の仏さま方も

心なしか喜んでおられるように見えましたよ。






セットリストの中には、

絶賛種まき中の、いつものライヴのセトリと被る楽曲がいくつか

ありますが、毎回ノリノリイケイケで踊りったり跳ねたりの

あの曲、この曲たちも

カルテットアレンジを施されると途端にメロディアスに変貌し

同じ作品であっても、じいっと「聴きこむ」スタイルとなるため

逆に新鮮味が湧きますわね。


身体を動かし、リズムにのひとつとなって歌うまさやんの声とは違い

「きっちりと歌詞が届く」し、本質としての上手さが耳で堪能できる点は

このカルテットヴァージョンに軍配が上がるのかなーー、

なんてコトを思いながら。







国宝を背中にしょって・・・、という特別なシチュエーションのなか

そこの空間ならではの、特別な音像に浸りながら

山崎まさよしの「新たなる音楽の可能性」を

見せていただいた気がしました。


また次もどこか、こういったなかなか経験できないような場所で

普段は滅多に見られないコラボレーション、

企画して楽しませてくださいませ~~。



細かいライヴのあれやこれやは、また明日にでも。

音も歌も、毎度おなじみのウィットに富んだ(?)MCも

国宝から発された「気」を浴びたおかげか、

滅法キレがよかったですもんね!!








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明日、あさってと京都・醍醐寺のライヴに参加するにあたって

いつもはこのあたり、日帰りコースでも十分なのですが

このたびはお泊まり参加させていただきます~。

おかげ様で、ゆったりと京都の桜を愛でることが出来そうです。



それでも、京都在住のお友だちの情報によりますと

やはり、この時期の京都は通常と較べても

観光客の数が数割増しだそうで

「めっちゃくちゃ人が多い!!」とのこと。

ゆったり構えてるどころではないかも~~。



一年を通して、桜と紅葉の季節は殊更に

人出が多い京都。

行くのはいいけれど、ホテルが満杯になっちゃうのが玉にキズ。

このライヴの告知があってから即座に

チケット当選結果がどーであろうと、まずは宿泊を押さえなくては!と

京都市内を探してみたところ、どこもかしこもやたらとお高いっ叫び



一介の主婦としては、ライヴのチケット代金の2倍もするような

ホテルにお泊まりするなど到底考えられませんわん。

なんとかして、お手頃な価格で尚且つ交通の便のよい場所に

具合よく、宿泊場所がないかしらん。。。。



と、そういえば会場となる醍醐寺はJR山科駅から

地下鉄で一本だそうな。

JR山科、と言えばアタシが毎度、京都や大阪に行くたびに

利用させて頂いてるJR在来線の沿線上にあり

ひとつ手前の駅がたしか大津であります。


滋賀県・大津と京都府・山科は電車で一駅のおとなりさん。

それならば、京都市内で泊まらずとも大津でホテルをとれば

京都観光に関しては、時間もアクセスも至便ではないですか!




で、県をまたいでのホテル物色に切替えてみたところ

おおーー!滋賀県、と県名が変わっただけで

駅近くのホテルがわんさかあるし、料金も3割がたお安いじゃないのさっラブラブ

チケットの当選結果を待たずして、さっさとコッチの方の予約を済ませ

遠方から参加するお友だちにも

「京都市内は高いから、大津に泊まるといいよ~~」と

大きなお世話かもしれないが、ご連絡を差し上げたところ

やはり皆さん、財布のヒモが固かったらしく

高額な京都よりも、お手頃価格な滋賀県のホテルに

こぞって予約を済ませられた様子。



そしたらやはり、どなたも考えることはおんなじらしく

数日後には「京都寄りの滋賀県」エリアのホテルは悉く

予約が一杯になっていたみたいです。

すばらしい。

さすが、我が国随一の「エキゾチックジャパン」を体感できる

観光地なだけのこと、ありますねえ。





さあてと。

明日はお馴染のJR東海・在来線の沿線風景を眺めながら

のんびりゆったり、ごとごと電車に揺られつつ

大好きな京都に旅してきますわ!

うーーれーーーしい~~~~~~~馬DASH!


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