月ママの「君のためにパンを焼く~」

まだまだ山崎への道は続きますわよ。
たまにはパンも焼きますわよ。

































































NEW !
テーマ:




そうそう。もういっこ、記憶に残るMCが。



会場で地元のスタッフの方から、お土産にどうぞ!と

富山名産「ますのすし」を頂いたそうな。

そんで、それについてちょいと語られたのですが。




「ますのすし、あの容器のフタの部分は竹の棒で押してありますよね。

 で、その竹の棒で昔、竹トンボを作りませんでしたか?」



。。。。。




会場にいらした、富山県民一同「しーーーん」。

殿ったら~~、ここで「県民あるある!」を狙ったらしいのに

コレについては全く、話題が広がってくれずに

毎度おなじみの苦笑い~~汗




「賞味期限が明後日だったので、家に帰ってから食べます。」

と言いつつ、



「ボクは作りますけどね!」って、言い放っておりましたよ。



「ますのすし」パッケージに、そのような再利用法があったとは

オバサンも知らなかったわあ。


そっか。

きっとお家で、あの竹の棒をナイフで削って

竹トンボ、お子さんに作ってあげるんだろうなあー。


そんで、家の中で一緒に飛ばして遊んで

奥さんに叱られるに違いない。にひひ


いいなーーー。

アタシもダンナに作ってもらおっと!!








そんな妄想はヨコに置いといて。。。。







この日はだから、まさやんが前日不調だったこと聞いてるもんで

ヨウヘイくんがのびのびとした歌声を披露してくださった後に

出てきたお姿を見た時点で

ドキドキしっぱなしだったわよ~~~。




で、「はじまりのDing Dong」のイントロから

ひとつひとつのフレーズを弾くごとに固唾を飲んで

「よし!ここはクリアー」「よし、ここも出来た!!」と

いちいち指さし確認よろしく

サウンドチェックしてしまう、アタシは一体ナニ様なのだ!!




この曲、ワンコーラスめの最後の「る~~~~~」の部分で

調子がイマイチだと、ギターの指が止まっちゃうんだよ。

アタシはね、これの弦の運びが歌と逆に半音づつ下がって行って最後に

ぴーん!と上がる感じが、たまらなく好きなの。


でね、この日もやっぱり最初の「る~~」で

ギターが止まったのよ。

ああああああ~~~。さすがに昨日の今日ではキビシイかあ。。。と

その時は思ったんだ。

声は普段よりもなお一層、伸びていたし

とても丁寧に歌ってくれてた。


だけども、最後の「る~~~」ではきちんと

ギターがあの大好きなフレーズを奏でてくれてね。

よかったーー。調子は随分と回復してる様子、と

胸を撫でおろしたのでした。



曲間に一度だけ、下げた左手首をくるくるっと廻して。

お水のボトルキャップ、きゅっと外して一口だけ。



そこには、いつもと変わらない姿のまさやんが立ってました。

昨日のコトを知らされてなければ、ホントにコレと言って

普通に見える、ヒョウヒョウとしてステージに立つ

山崎まさよしがそこにいる。





キタローさんがやってきました。

これも、いつもと変わらんな。

キーボードの前に座る、コインのイントロが始まる。



あ。



こんなんだったけ?




キタローさん、こんなにも優しくてやわらかくて可愛らしくて

切なげな音で、この曲を弾いておられたかしら。



暗闇の中で、一筋の光が煌めくように

美しい音が響き渡る。

その前奏に導かれるように、まさやんの歌声は

星の瞬きを思わせる厳かな輝きを放っている。



短くて小さくて、言葉数も少ないのに

こんなにも、聴く人の胸に静かに浸み渡って行く作品を

彼は、ほんの若くてまだ貧しくて孤独だった時代に

産みおとしたんだねえ。


それが今もずっと、宇宙の彼方にある恒星のごとくに

その光を、届けてくれているんだなあ。

しかもその都度、新しい生命が吹き込まれていくみたいに。






3曲目、4曲目。。。と、セットリストはお馴染みのものであっても

なんだか、いつもとはどっかが違う。何かが違う。

確かに、前日のコトがあるもんだから

こっちの心境にもよるのだけれど。


この日は、8列目のキタローさん寄りの座席で

会場はそんなにも大きくなく、縦に延びてる造りの

3階部分までしっかりお客さんで詰まってました。


週明けの月曜日。しかも地方での開催でありますので

集ったお客さんは圧倒的に、地元在住の方がほとんどです。

初めての方もたくさんいらっしゃいました。



私の気のせいでしょうか。

ここの空気感、会場の雰囲気みたいなものが

やわらかくて、とても心地がよかったのですよ。

前方に居らしたお客さんのリアクションが、とっても穏やかだったことも

あるのでしょうね。





ゲンちゃんとキタローさんとまさやん。

今まで何度も、このトリオのステージを見てきたけれど

この日の彼らのパフォーマンスは、

なんて言ったらよいのだろうか、

それぞれの持ち味が絶妙に絡み合って、それらが更に新しいものを

生みだしてって、

私らが知ることのなかった新たな過程へと進化してる、

そんな風に見て取れたのでした。



上手く言葉が見つからんなあ。





感覚で捉える、とよく言うけれど

彼らが奏でているものを、目でも耳でもなくて

その形状を、3つ音の群れが織りなしてくる

常に自在に変容する三角形の、音の波形に

自らが乗っかってしまえば

これって文句なしに、身体にフィットさせてしまえるのですよ。





黒部のライヴでは、そういうわけで恐らく

3人のミュージシャンから発される音の連なりが作りだす

大きな波に、心身ともにすっぽりと

乗っかることが叶ったのだと思う。

きっと、そこに集った多くの誰しもが。





一度、そこに起こった波に乗ってしまえば

後はラストまで、身を任せていればいい。

まさやんから発されているオーラ、この日は決して「気負い」ではなく

この人自身の持ち味が自ずと輝きを増してくる

実に、「気合い」の入ったものでありました。





おさんぽの効用かしらん。



まさやんったら、やっぱり「やれば出来る子」だったじゃん。

てか、これが普通に出来れば誰も

心配せんですよーーー!DASH!





一曲一曲、当たり前のことだが

丁寧にやろうよ。←アタシに言わせるなっ








1部の様子を見て、だいぶ安心したものの

イヤイヤ、問題は2部の始まりだからな!と

まだまだファンとしては、油断大敵汗な気分で

休憩後、2部に突入~~。





富山の大企業「YKK」の話題に花が咲き、

ゆるーーいまんまで、問題の「HOME」へ。




ああーー、大丈夫だったーー。出来たーーよかった~~~しょぼん




。。。て、アタシらは保護者かっむかっ

こんな気持ちでドキドキしつつ、いちいち一喜一憂させるなんて

どーゆー悩ましいオトコなんだよっ←ほっとけDASH!






ええっと。

言いたかったのは、この次なのよ。

「名前のない鳥」。

この種蒔きライヴにおいて、セットリストの変更部分はココ。

アタシにとってはお初の、このシリーズのこの曲は

なんとまあ!今までに聴いたことのないアレンジが施されてる

じゃあないですかっラブラブ




「星空ギター」「アルタイルの涙」「あじさい」。。と

ここには、様々なバラードが投入されてきたわけですが

この期に及んでの「名前のない鳥」、このラテンなアレンジは

アタシにとって画期的ですのよ!!


ダンスミュージックになってましたねえ~~。

あのシリアスな歌詞が、全く違う印象になって気持ちよーく

耳の中で鳴ってるんだもの。

この曲でまさか、身体がスイングできるとは思わなんだ。

すっげー新鮮!!カッコよさ、ハンパないっす~~~クラッカー




そんでもって、これに「プラソ」が続くでしょ。

今までの選曲ですと、ここで一旦場面ががらりと変わっていたのですが

そのまんまの雰囲気でなだれ込むわけだ。プラソに。



するとだ、まあ!なんてことでしょう~~~!!

この2曲、まったく違う曲だってのに不思議な事に

まるで一つの物語のように、生まれ変わるんですよ~~!

まいったな、こりゃ。




コレはアタシの勝手な思い込みに過ぎないけど

「名前のない鳥」がオトコ目線で

「プラソ」が女性目線だとすると、

ここでお互いが相聞歌のように

恋愛模様を織りなしてくれていて

素晴らしくドラマチックな展開になっていってるんだもの。




今まで、ちょっとばかし不満だったのが

プラソの歌い方だったんだよーー。

殿ったら~~、いくらシャイで恥ずかしいからってそこはそれ

なりきっちゃいなさいよ~~!って

常々、文句こいてたアタシです。





これの歌詞、一人称が出て来ないし

よーく聴いてみると、どう考えても女性サイドの曲ですわ。

だからさ~~、

もうちょっとアナタ、色っぽく歌ってちょーだいよ!

中途半端なんだよーー!




でさ、

このたびのプラソを聴いてたら

すっごい軽やかで、スタイリッシュでいまどきのオンナって感じで

カッコイイのさ!!

なまじ、ここまでオトコっぽくやってくれれば

気持ちいいさね。



ゲンちゃんのパーカスに乗せられて

キタローさんのピアノにリードされて

まさやんのギターが軽やかに、ステップを踏み

身体の中で歌声がスイングする。

こういう表現を、彼らが難なく見せてくれているのが

鳥肌もんに「スゴイ!!」って興奮しましたわーー。





ギターソロも、この日のは圧巻だったわーー。

前の日にアナタ、指が硬直しちゃったんでしょ??って

信じられんぞーー!あの絶品の指さばきは!

クエンカの上を高速で滑って行く、5本の指から繰り出される

絶妙なアルペジオ。


ひとつひとつの音が、はっきりと粒だってきらきらと

輝きを放ち、散って行く色とりどりの光彩の如くに

あの黄金の指から、零れおちてゆく様は



「あーー、やっぱりこの男には音楽の神さまが

 がっつりと、取りついているのだわ。」



などと、絶対に信じたくなりますもの!




そんでもって、例のあの

「パパラティア・ティラティラパパヤ~~ベイベッ」のところが

うふふ。

ようやく、オバサン的には及第点よドキドキ



うんうん。

今後もそれくらい、儚げに切なげに囁くように色っぽく。。。を

心がけて頂きたいものですわ!





あーーー。

勝手なこと、色々突っ走って書いちゃったわ。

やあねえ。年甲斐もなく~~。





こういうライヴを、この2年の長き間に

目指してきたのかもしれないねえ。

あの3人の男たちは。





で、このたび目出度く

このステージの模様が、映像化されるそうで

FC限定で発売かなんか、とにかく記録に残ったというのは

喜ばしいことです。




会場の、あの時の空気感というのはやはり

その場に居てこそ、のものですが。






因みに、隣に居たダンナの感想は


「多気ん時より、数倍よかったよーー。」とのことです。





種蒔きライヴもあと、残りがわずかになってきたようですが

今後もまた、このシリーズは続けてってくださるとのこと。




例のあの、つぎはぎのズボンがボロボロの

使いものにならなくなるまで。

オジサンたちには頑張ってもらわなくてはっ!!





だからまさやん、長持ちしておくれよーーーー!!













AD
いいね!した人  |  コメント(0)
NEW !
テーマ:

黒部のライヴのこと、書く前に

昨日一緒に家具屋さんまでお付き合いしてくださった

新潟のまさ友さんから、上越のステージで起こったことを

立山に向かう車中で、お話を伺った内容について。



彼女はその日、前の方のお席だったため

あの時のまさやんの指が、どんな風になっちゃったのかが

よーく見えておられたのだが

2部の最初のHOMEで、弾き始めてしばらくしてから

あれ??って、指がオカシイな――と。


ゲンちゃんたちに一度

「ごめん、最初からまた」と、仕切り直したものの、

今度は左の人差し指が突っ張った状態で

曲がらなくなってしまったみたいで。


手をぶらぶらさせても、自分で曲げようとしても

まるで言うコトを聞かない感じ。

しばらく、自分でなんとか回復させようと両手で力任せな屈伸を

試みるも、効果がなかった様子で

そのうち、右手にもそれが移ってきて動かなくって。




メンバーに「ごめん。ちょっと頼む!」と、

そんな仕草を残して、一旦ひっこんで行かれたそうな・・・



ステージ上のアニキ達は、この事態にも少しも慌てずに

お2人であれやこれやと、ゆるーいトークや何やらで

場を持たせてくださったそうであります。



しばらくしたら、まさやんが戻ってきて

ステージは再開したけれど。。。

そんなコトがあった後だから、そりゃファンは心配でたまらないし

こんなん見ちゃったら気が気ではないでしょうね。

凍りついた雰囲気はなかなか戻らないし、

ご本人のパフォーマンスも精彩を欠いたまんまだし

そりゃあ、辛かったことでありましょう~~。



ギタリストにとって、指が動かなくなる、というのは

こちらが想像している以上に、本人にとったら

どんだけ恐ろしい事態であろうか。


今回の種蒔きライヴ、各地の会場でちょくちょく

指がツッたそうな~~との

お噂を耳にしておりました。

ここんところ、彼は毎週末にほとんどステージを入れてることで

本人には自覚してない以上の疲労が

溜りに溜まってるんじゃないだろうか。




ギター練習をされるのと、ステージでパフォーマンスするのとでは

使ってる部位の負荷率は、まったく較べものにならんだろうし。

アスリート並みでしょう。

あのパフォーマンスを2時間以上、全身使って器用にやりこなしてるって

アタシらは当たり前のように見ちゃってるけど

実は、とんでもない緊張と集中力と運動量と精神力のうえで

成り立ってるんだと思うのです。




楽器演奏者に特有の、いわゆる「職業病」のようなモノも

彼らのような業界人であれば、知らないはずはないでしょうから

コレをきっかけに、その道の専門の方に

診て頂き、然るべき治療なり休養なりを

取られることを希望しますわ。




そんなコトは恐らく、外野がわいのわいのと騒ぐ以前に

誰よりも、ご本人がもっとも身に沁みておられるでしょうねえ。

だって、普段ならへーきでどんなコードでも難なく

こなせちゃう、華麗なる指さばきがウリのあのオトコが

人差し指がぴーーんと、動かそうにも言うコトきかないって

すっごい恐怖心だと思うもの。






で、お題の「おさんぽ」でありますが。






黒部のステージ、

2部の冒頭のMCんとこでね。


まさやんが仰るには



「オレ、今朝1時間ほどホテルの周りをさんぽしたんですよ。」


とのこと。



へーー、珍しくない?これって。

前の日は上越から、夜走りしてきて

黒部の宿泊先に到着したのは

結構、遅い時間だったはずです。



「歩いていても、ホントに人がいなくてね。

 そんで、誰にも気づかれないの。

 小学生がさ、半ズボンで走って行くんだよー。」



そりゃそうよ。だって月曜日だもん。

会社員はあのあたり、車でご出勤が多いだろうし。

子どもたちの登校時であれば、恐らく7時半から8時くらいの

時間帯だったんだろうな。



「そんでね。

 歩いてったら、パン屋さんがあって。

 もう開店してるから、入ってみたら若い女の子がたくさん

 働いていたんですよ。

 石窯焼き、って言うんですか?

 知ってます?あのパン屋さん。」




しってるーー!○○ってお店だよ~~っと

客席から声が掛かります。




「ふうん。そうそう、そんな名前だった!

 で、若い女の子ばっかなのに、やっぱり気付かれてなくって。。。

 

 そんで、そこのパン屋でパン買ったんですよー。

 カレーパンとか、いくつか。

 スタッフの分も。」





てな感じで、さらーーっと喋っておられたのですよね。







そりゃあねえ。

平日の朝っぱらに、地方の田舎町の住宅地を

歌手の山崎まさよしが、ふらふらと歩いていたら

アタシでも「あーー、世の中にはよく似たヒトがいるなあー」で

済んでしまいますわよ。






しかしさあ。

これを聞いてて、つらつら思ったのは

まさやん、前の日に寝られんかったのだろうなあ、と。



そんで、ホテルをひょっこり抜けだしてきて

朝まだ早い、黒部の町ん中を歩きながら

あれやこれや、思索にふけっておられたのかなあ。



休日明けの月曜日。

朝の通勤通学時刻ともなれば、

人々は小走りに、職場や学校へと向かうため

忙しそうに稼働していることでしょう。



そんな人々の姿とすれ違いながら

彼は、どんな事を思ったんだろうねえ。



朝から開いているパン屋さん。

こんな時間に、出来たてほかほかのカレーパンを

お店に並べるためには、

どのくらい早いうちから、ここの人たちは

働き始めているんだろうか。





前に、なにかのインタビューで話してたことを

思いだしました。




「朝の早い時間に、働いている人たち。

 牛乳屋さん、豆腐屋さん、新聞屋さんやパン屋さんとか。

 オレ、すっごいなーーって思う。尊敬しますもん。

 こういう人たちが居てくれるからこそ、

 世の中が成り立ってるんですよねえ。。。」




ってね。

なぜだかその言葉が、頭の奥から

巻き戻すように再生されたのでした。







当たり前の人たちが、当たり前のように日々こなしている

役割やお仕事や、生活の営みがあってくれてこそ、

自分たちの暮らしもまた、成り立っているのですよね。






まさやんが、黒部の町を誰にも気づかれることなく

ぼんやりと、おさんぽ出来たことで

彼の中で何か、ふっきれるものがあったのかもしれないです。





それを証明するかのように、

後の2部では、とてもすっきりとした表情で

また新しい山崎まさよしの姿を

見せてくれてましたから。







生身の人間だから、色々なことがありますなーー。

凹んだり落ち込んだり、調子がくるってどーにもならんくなったり。





だけど、こういうしょーもない部分もひっくるめて

アタシ達は、この人が大好きなんですよーー。





ほんとに、しょーもないんだからさ。




誰かドクターストップ、かけてくれないかしらん。

特に!酒とたばこパンチ!








AD
いいね!した人  |  コメント(0)

テーマ:

富山名物「ますのすし」を先ほど、

夕食にいただきましたーー。

帰ってきましたわ~~。ただいまーー!!

すっごく濃ゆーーい2日間でしたわん。



昨日のライヴのなんやかんやは、明日にでも書きますね。



今日、念願だったこの場所に行ってきました~~。








ライヴに一緒に参加したお友だち2人も、ウチのダンナの運転する車に

乗っかってもらってね。

富山駅前から距離にすると30キロくらいなんだけど

どんどん山の中に入って行くんですよー。

「富山電鉄」という単線列車があるにはあるんだけれど、

本数は少ないですし、工房の最寄り駅である「立山駅」からも

クルマがないと、かなり厳しいロケーション。




冬は「粟巣野スキー場」として、多くのスキー客の方が

集って来られる場所なのでしょうが

シーズンオフのこの時期は、人気もなくて

空気がしん、と静まり返っておりました。


空色のペンキが印象的な家具工房。

黒部種蒔きライヴの次の日、ということもあって

たくさんのファンが来られてるのでは。。。という期待が

けろっと覆されてしまいましたわ。

駐車場には、一台の車もございません。



我々4人、建物の前に近寄っていきますと、

中から職人さんと思われる若い男性が出て来られたので


「あの、工房を見せていただけますか?」



と、声をかけてみました。


最初、きょとんとされてたのですが


「すみません。KAKIのワークブックを参考にさせていただいて

 趣味で、家具を作らせてもらったもので。。。」と説明すると

顔をほころばせて



「そうなんですか!どうぞ、どうぞ~~!」と

快く、作業場に招き入れてくださってね。



「春を背負って」の映画を見たことや、

黒部にまさやんのコンサートがあって、その帰りに寄った旨を

話すと



「あーー、以前山崎さんがここでMVかなんかの撮影に

 いらしてたからねーー。」と、


オーナーの方が、奥から出てきながら


「どこからいらしたの?ゆっくりしてってくださいね。

 ショールームの方も後で見てってくださいよ。

 隣にカフェもあるから、どうぞどうぞ~~!」と


ニコニコしながら出迎えてくださいました。




映画の中で、新井浩文さん演ずる家具屋の息子さんが

イスを作っていた、あの作業場の中には

作りかけのイスやテーブルが、無造作に置いてありました。


主な材料となる木材はべに松。

とにかく、そこの中に入るとこの木から放たれる芳香で

胸一杯になるのです。

すごいんですよ。

木の発する香気って。

身体の細胞の隅々まで、すーーっと浸透して

気持ちがふわ~~~っと落ち着きます。



お写真撮影の許可をもらって、

「心の手紙」のあの映像の中で垣間見た

印象深い風景を、カメラにおさめてきました。















MV撮影の際に、ロッキングチェアーが2台、

古いモノと新しいのが「親子」のように寄りそって

映してあったのが印象的だったので

聞いて見たところ、

「新しいほうのは、実は注文品でして。

 あの後、注文主の方に渡っていったんですよ。」とのこと。


古いものだけがぽつんと、ショールームの床に

残されておりました。

座ってみたところ、ふわありと身体が包み込まれて

しっくりと落ちつくのですね。



「作られてから30年以上経つかな。

 ここに置いてある家具は、どれもいい具合に年季が入ってますよ。」



↑のテーブルも、飾り棚もやっぱり30年の歳月を重ねて

べに松の深い赤が、渋い光沢を湛えています。

ショールームの窓は小さく、森に囲まれてるため

これらの家具に直射日光が当たることはないにせよ、

自然の光と空気、そして人の手に触れることで

このように、温かみのある色味と艶が滲み出てくるのだとか。




私たちを応対してくださったのは、

こちらの工房で働いている家具職人さん。

なんと、愛知県出身だそうな。

工業高校を卒業後、木工のことが学びたくて

岐阜の高山にある訓練校に1年間通って

基礎を学んだのだとか。



そんな時、名古屋で初めてKAKIの展示会があり

見に行って、ココの家具とそのコンセプトに惹かれたのが

こちらに勤めるきっかけになったんですって。


「ココの人たち、すごく楽しそうに仕事してるんですよー。

 みんなでワイワイ言いながら、遊んでいるみたいに

 次から次へと、色んなものが出来上がって行く。

 あっという間にささーーと、いとも簡単そうにやっちゃうんですよ。

 だから、ボクもここの仲間に入れてもらいたくて。

 ボクも混ぜてよ~~!って、最初はそんな感じでした。」




でも、その当時は他にも何人か職人さんがいらして

彼のような、たかだか学校で1年学んできた若僧の

面倒を見てもらえる状況ではなかったそうです。



ようやく「仲間入り」させてもらえたのは

半年以上過ぎてから。

最初は雑用ばかりで、先輩たちの下手間をこなすぐらいだったけれど

少しづつ少しづつ、年数と経験を積むことで

確実に技術を身につけながら、

「木」という自然物の特質と付き合ってこられたのだとか。




そんな歳月も、いつしか20年を数えることとなり

この工房には現在、オーナーである柿谷さんご兄弟と

そのお2人の息子さんたちと、この職人さんの5人によって

全国各地からのオーダーを受付て

注文生産でオリジナルの家具を

拵えておられるとのこと。




ダンナが、趣味で木工をやっていると話したこともあってか

ショールームに置いてある、様々な家具について

それはそれは細かく、具体的に

どのあたりに工夫を凝らしてあるか、に始まり

それはどういう理由によってか、を

素人にもわかりやすく、とても丁寧に説明してくださってねー。



ここのショールームは3階建てで、屋根裏部分までが

展示室になっています。

アタシらは上まで、ずんずんと上がり込んでって

そこに置いてある漆の家具や座卓についてのウンチクも

ふんふん、と興味深く教えて頂いて、

聞けば聞くほど、膨大な時間と手間が掛かっているのだなー、

それでこの価格であれば、決してお高いものではないですよ。

良心的に設定してあると思ったものーー。




目につかないところ、

人が気付かない部分に工夫を凝らし

余分な装飾を排し、見た目に美しく堅牢で

機能的な家具を作りだす。


「こういうトコ、説明してもなかなか分かってもらえないんですよ。

 でも、作ったことのあるヒトであれば

 その大変さが通じるんです。

 自分らのやってることが、認めてもらえるのが

 なにより、イチバン嬉しいし誇らしいです。」




そうでしょうねえ。

こういうの、興味のないヒトにとっては

「ふーーん。。。」で、通り過ぎてしまうものだろうなあ。

アタシんところは、ダンナがああいう人ですから

どれをとってもいちいち、ほーほーと感心することばかりなりけり。




結局、ナニも買う訳でもないのに

2時間近く、この職人さんに応対していただき

非常に楽しく有意義な時間を過ごすことが出来たのでした。



そして何より、この場の雰囲気が素晴らしくって。

時間の流れが、ここだけゆったりとしてるんですよ~。

異次元の空間に迷い込んだよう。。。。





お隣のカフェにて、お茶をいただきながら

そろそろ紅葉の気配を感じる森の木々を

皆でぼんやりと眺めて、残りの時間を過ごしたのでした。


こちらのベイクドチーズケーキ、絶品でしたわよ!!






帰り際に、職人さんが仰ったのね。




「山崎まさよしさんが来たのは、ここの定休日の日だったんで

 僕は居なかったんですよ。

 あとでオーナーに話を聞いたんだけど、

 なんか一杯呑みながら、色々と機嫌良く喋っていかれたそうです。

 えらい気さくな<にーちゃん>だったぞ~~って。」





きっと、殿も同じようにオーナーの柿谷さんから

あれらの家具のお話を、興味深げに聞きだしておられたのだろうなあ。。。






富山市から、車であればおよそ30分の距離。

お山の中の家具工房では、

日常を忘れさせてくれる、居心地よくてやわらかな空間が

静かに、誰かの訪れを待っています。





10月にはまた、富山県の砺波市で種蒔きあるんだよね!

その足で是非とも、こちらまでドライブがてら

遊びに行ってみてくださいな。






いつかまた、あの場を訪ねてゆきたいね~~って、

帰りの車中で、ダンナと語りあってまいりましたとさ。ニコニコ






















AD
いいね!した人  |  コメント(0)

テーマ:
ぶらぼーっ〓
音楽の神様が降ってきた~~っ

振り切ってたよ!

何か、アタマんなかに
グルグルわだかまってた
モノたちが、ぱあんと弾け飛んだような、
全てにおいて最高に気持ちのよいステージを
見せてくれました〓


まさやんの、あんなに嬉しそうなガッツポーズを
見せてもらったのは
初めてかもしれない。


同行したダンナにも、
それは確かに伝わったみたいです。
圧巻でした。
素晴らしいパフォーマンスをありがとう!
黒部のお客様たちの、ピュアに楽しんでおられる姿が何よりの証でしたね〓

遠くまで足を延ばした甲斐があったというものです。

山崎まさよしのファンで、ホントによかったよ~~~!と、思わせて頂けるライブでした〓
いいね!した人  |  コメント(1)

テーマ:

昨日の上越は、噂に聞くととっても心配になっちゃう

状況だったとか。。。


最近さーー。

涼しかったり暑かったり、一日のうちでも気温が乱高下してるからなのか

肩をそんなに酷使してないアタシであっても

わけもわからず痛いのよ―。


あら。言わなくてもわかるってば。

お年のせいよ。お年の!


ホントにさあ。

どこがどうって、数値に出ていなくとも

人間の身体ってのは、すごく微妙なバランスで保たれてるのであって

若いウチであれば、一晩も寝れば治るはずのものが

ずるずるずるーーっと後を引くんだよ―。


メンテナンス、してないわけでもないだろうし

気をつけておられるはずでございましょうが

20周年突入されて、これからどんどんスケジュールも詰めて

いかれることでしょうから

ご自身に合った、なんらかの手立てを見つけてもらいたいものです。

人それぞれ、立場も身体も違うのだから。




そんな感じで、少し心配な気持ちを抱えながら

オバサンは今から、黒部の方にいってまいりますー。





目的はライヴ&KAKI工房です。

久々に、ダンナと2人で小旅行でござんす。

息子たちはお留守番だよーー。





今日はアタシが行くんだからさ!!

殿ったら、カッコイイとこ魅せてちょーだいよっパンチ!

いいね!した人  |  コメント(0)

[PR]気になるキーワード