17時前に会場に到着し、

それから終演までのおよそ5時間あまり

ずーーっと立ちっぱなしでございましたわ。昨晩は。


電車に乗って帰宅する頃には既に

足腰ガタガタ、ふくらはぎパンパン、声はガラガラ。

汗でびっしょりになっとったーー。

過去にも何度か、スタンディングライヴには挑戦したことありますが

こんなにハッチャケてしまったのは、初めての経験でしたよ。



まさやんのプロデュースするブギナイトライヴ。

昨年の12月、ヨコハマで初の開催を見た時にもビックリしたけれど

昨日の今池・ボトムラインはそれに輪をかけて

ものスゴイことになっておったーー!!


19時ジャストに、ステージに登場された時点で既に

出来上がってる!って言うか

誰かさん、目が座ってる~~~汗


よもや。。。と危ぶんでいる間もなく、ステージ上でなんたらかんたら

喋っているその内容も、ナニ言ってんだかしっちゃかめっちゃか。

まるで意味不明なうえ、日本語になってないっ!





ステージ上に居並ぶのは、まさやんが敬愛してやまない

諸先輩の方々です。

オバサン達、この長丁場をなんとか持ちこたえるために

いっとう前の手すりスペースを確保しまして

目の前には八木のぶおさん、右隣りには三宅さんが

とんでもなく至近距離に立っておられました。




そんでさー。

つくづく、すっげーな~~と魅入られましたのよ。

だってさ、八木さんのハーモニカ!

今まで知ってたハーモニカの音じゃないんだもん。

というか、ハーモニカという楽器の可能性をここまで

引き出せる名人芸、その極みを真正面のかぶり付き状態で

見せつけられたことで、オバサンったら鳥肌立っちゃったですよ。




そして、これまたすぐ前でギュインギュインとエレキをかき鳴らして

おられた三宅さんの、なんとカッコよくセクシーなことっ!!

しかも50歳をいくつか過ぎておられて、あの抜群のスタイルは

ナンなのさっ!!

50代ロッカーだってのに、あんなに足が上がるって

信じらんなーーい!!

あ~~、同年代のオバサンとしては

ソレだけでも「はは~~~~~あせる」と、頭が下がりますわよ。





八木さんのお隣の、これまた熟年・50代まっさかりの西さんも

お腹のでっぱり具合の貫録十分なんだけれど

ギターを弾いてる姿も、そこから放たれる艶っぽさ迸るフレーズも

大人のオトコの色気がぶんぶんでございますわ。

あーーーーーーっ

エコカメライヴ、今年は参加出来ませんのが

あまりにもくやしいーーーーーーーーーっDASH!





因みに、八木のぶおさんのプロフィールを拝見いたしましたら

御歳62歳とのこと。

意外(しつれい!)にも、お若かったのですね~。

周りから「72歳」などと紹介されてましたが

ぱっと見た感じ、あながちウソでもないようにお見受けしちゃいました。

でも、よくよく拝見してたらお肌もツヤツヤだし、

なんたってお声がステキ。

それとやっぱり、あのハーモニカの超絶プレイは必見。

拍手が鳴りやまなかったもん~~。




伝太さん、色が白い!(そこかよっ)


キーボード弾きながらの歌声は

それはそれはパワフルでソウルフルで

ヨコハマの時もステキだったけれど

昨日は、それにも増してステキでしたよ。



毎度おなじみの、自由人キタローさんが

昨日は影が薄くなるほどに

我らがまさやんの自由度ときたら

オバサンが見てきた過去のステージのうちでも

最高度に達していたのではなかったでしょうか。






喋らせればろれつが回らず、日本語は壊滅状態で

口から飛び出すのはほとんどが、ブロークンな英単語の羅列なもんだから

意志疎通すら不能なうえに、

歌わせれば声はかすれてキイが外れて

カンぺ握ってガン見しつつ「文字がちいさい!」と文句を垂れるうえに

歌詞はぶっ飛ばすし、

ギターを弾いては間違えるしーー。


普段のステージだったら、レッドカードもんのエラーが続出でありましたが

いやはや、実にあのオトコときたら

楽しそうなんだなあ~~~~。

終始、破顔しっぱなしの上機嫌で

「アニキ連」たちがぐいぐいと盛り上がってる様を

それはそれは無邪気に、くしゃくしゃな笑顔をこぼれさせて

隅っこでウロウロしてるんだよーー。





大好きで大好きでたまらない

彼の敬愛するアニキ達の、すっげーカッコいいところを

とにかく知って欲しくて、

それを皆がビックリして見惚れてるのを見て

嬉しくて嬉しくて、自慢げな様子が身体中から溢れてるんだもの。




昨日ばかりは、42歳の大人のオトコであるはずなのが

なんだか、小学生のきかん坊のように見えましたわよ。







そうかーー。そんなに嬉しいんだねえ~~。








プロデューサー、と言えばアタシの中では

ジブリの敏腕プロデューサーであられる鈴木敏夫さんが

まずは浮かんでまいります。





天才である宮崎・高畑両氏が思う存分、好きな作品と

取り組めるように、とスタジオを起こし

彼らから生みだされた作品を、少しでも多くの方に知って貰うために

尽力し、興行売上を上げることでその利益を

作家の次なる創作に関わる膨大な時間と潤沢な費用に充てることで

更なる良質な作品へと繋げてきた、このプロデューサーの原動力は



「宮崎さん、高畑さんの才能に心酔し、

 とにかく、彼らに好きなものを好きなだけ作らせたい」ところに

あっただそうな。



作務衣と雪駄履きがトレードマークの鈴木さん。

縁の下の力持ちに徹して、2人の作家の才能を世に知らしめ

その作品を広く世界中の人たちのもとに届けた、という

実績の、その根底にあるものは

もしかしたら、小学生の子どものように純粋な気持ちで


「オレのアニキ達、すげーだろ!!」って

いばって自慢したいって、そんなトコだったのかもしれない。






プロデューサー・山崎まさよし。


飲んだくれ加減はほとほと、ヒンシュクもんではありましょうが

嬉しそうにいっしょーけんめい、アニキ達が目立つようにと

黒子に徹して頑張ってた姿を見ていたら

ま、いいかーーーー。。。って

アタシは振り返ってる。





八木さんと三宅さんの、めっちゃカッコよすぎなシーンを

ばっちり、見させて頂けたからさ。

山崎プロデュースの成果は、ちゃんと出ておりますですよ!!






明日は野音。

お外でのブルースは、どんな展開になるのかなーー。

参加される方、かっこいいアニキ達と

しょーもない弟分に、がっつりヤラレテきてくださいな~~~チョキ