チームの合宿の第3回目はバレンシア、そうバレンシアオレンジで有名な・・・って古いかな?
3回も合宿するのはちょっとビックリしましたが、こうして皆と顔を合わせてトレーニングをしていると緊張感も高まるしとても良い勉強になる。
そう、ほとんどの選手が自分よりも年下だけど、学ぶ所は山ほどあります。
人はまったく同じ人間はいないので、隣にいる人は自分よりも秀でた才を必ず持っているのです。

それがたとえ産まれたばかりの赤ちゃんでも。
チームメイトは皆エリート中のエリート選手ばかりで、自分とは全く違う道のりでここまで来た選手達。
しかし同じ土俵に上がり、同じ釜の飯を食べ、チームからのオーダーも同じ事が求められます。
自分に無い物はどんどん吸収して高みへと歩を進めないと1年なんてあっという間に終わってしまいます。

なぜ今日はそんな話をしているかというと、そう、今日27日に私、誕生日を迎えました。
まぁ、年はさておき(笑) 最近は今迄自分が通ってきた道を振り返る事が多くなってきました。

自分はどう生きてきたのだろう?そしてこの先どう生きて行くのだろう?
先日、スティーブジョブスの話をYouTubeで見る機会がありました。
「人生で、本当に大事な事を本当に一生懸命に出来る機会は 2つか3つしかない」

というのを目にしました。
なんとなく私に刺さる言葉でもありました。


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18歳で初めてヨーロッパに来て これまで色々と遠回りもしてきましたが、ようやく上がったトップカテゴリー。

そう私にとっては夢の舞台なのです。たとえそれが他の人にとって当たり前の場所だとしても。
そう、この34歳は今まで生きてきた中で初めて最も光り輝く時を迎えたとも言えるでしょう。
しかし、これは更なる高みへのチャレンジの場でもあるのです。
桜も短い間ですが、精一杯花を咲かせます。

自信のない花は美しくないですよね?
2012年、私にどんな楽しみや苦しみがあるかわかりませんが、精一杯咲きたいと思ってます。

今後とも応援よろしくお願いします。

宮澤崇史