「夢叶う!」
毎月新しい絵本はたくさん出版されるし、僕の大好きで開店当時から懇意にして頂いている絵本専門店、「メルヘンハウス」に行くと、驚くほど多くの絵本が並べられていて、僕が住みたいくらい場所の一つに成ってるくらい。
でも、そのたくさんの絵本の中で僕が「素晴らしい」とか「参ったー」と思える作品には中々出会えない。
絵本だから勿論「ストーリー」が重要だけれども、僕はまず「画力」を観てしまう。
誰かに似ているとか、目先て子どもに受けようとしている絵を見ると、「子どもを見くびるンじゃないよ」、と怒鳴りたくなってしまう。
以前「田島征三」さんから、彼の絵本を観て具合が悪くなった子どもの話しを聞いた事があって、「僕は子ども達か引きつけをを起こすくらいの絵が描きたいんだ」と豪語する征ちゃんを観て「かっこいい」とさえ思った。
絵本は子どものいっしょうに関わる「社会への扉」だと思う。
だからこそ、薄っぺらい仲良しこよしのストーリーやきれいで可愛らしいキャラクターなどもうこれ以上必要無いとさえ声高に言いたい。
「こしだミカ」さんの絵本は、ここ近年で巡り会った最高の絵本で、「アリのさんぽ」(架空社)のページをめくるたびに描かれた生き物達の躍動感溢れる様子が目の前に飛び込んくるし、細かく描かれたパーツや背景は何度めくっても新しい発見がある。
一体何を観てどんな暮らし方をしている人なんだろだろう。
絵本を通して興味やはてながどんどん生まれてくるのだ。

そしてその興味がどんどん転がり始めて、ついには「こしだミカ」さんの絵本原画展(アリのさんぽ他)、講演会、ワークショップマで開催する事になっな。
この秋ながくてアートフェスティバルの協賛でアトリエフラワーチャイルドのギャラリーでの開催。

昨日はその打ち合わせで、名川先生と日帰りて大阪へ。
住宅街の中のアトリエは彼女ワールドに染められていて、憧れの原画や土のオブジェ達にも出会えた。

ワークショップのアイデアを話ながら、徐々に躰が動き始める彼女に、なるほど、だからあの絵本なのかと、妙に納得。
同じ匂いがしてシンパシーを感じた。

あーもう秋まで「待てない」という思いが膨らんだ初顔合わせになった。
お忙しい中、ありがとう。
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