クセの動きを封じ込める:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明4

:『≪【肩コリ解消】を目指さない≫肩コリをゆるめる方法』

説明4

サボっている関節/働きすぎの関節:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明3の続き

 

クセになった動き

 

 肩コリをゆるめるには、狭い範囲に集中して沢山ある首の小さな関節の一つ一つがキチンと動くように動かせばいい―ということです。けれども、言うのは簡単なのですが、実際に首をそのように動かしてみようと思ってもなかなか上手くいきません。なぜなら考えなしに首の動かすと直ぐに普段のクセの動きになだれ込んでいってしまうからです。そうすると、動かない関節はそのまま動かず、動いている関節はそのまま余分に動いてしまうといういつも通りの事態に陥ってしまいます。自分自身では首の全ての関節を使って動かしているつもりでも、傍からみると首の一部だけで振り向いてるとしか見えないーということが起こります。それほど、“クセになった動き”というものは手強いものなのです。

 

クセから逃れて動くには…

 

では、

どうすれば“クセになった動き”から
逃れて動けるのでしようか?

色々なアイデアがあり得ると思います。

けれども、ここで提案していることは、真っすぐ吊り下げられるイメージを描き、首にタテに貫く回転軸を作り、その軸の周りをゆっくりと頸椎を一つづつ回していくこと-それだけです。

 

かみ砕いてみます。

 

①吊り下がるイメージを思い描く

  →②回転軸が定まる

の二段階に分けて

その際起こっている(だろう)ことを挙げてみます。

以下のような感じです。

①吊り下がるイメージを思い描くと…

  • 頸椎と頸椎の隙間が広がる
  • ロックされていた関節が動きやすくなる
    ロックされた関節が開く図
  • 倒れていた頸椎がおきあがり真ん中へ近づいてくる
    おきあがってくる頸椎の図
  • 頸椎の並びが整い回転軸へと自然と近づいてくる


②回転軸が定まると

  • 動きの基準が出来ます
  • 重たい頭を真ん中の軸にのせて、頭に頚部が振り回されるのを防げる
  • 少しの力でゆっくり少しづつ動ける

 


 その結果、“クセになった動き”になだれ込むのを慎重に回避しながら、動かなくなっている首の関節を動かすことが出来ます。それが肩コリをゆるめることに繋がるよーというのが【首の吊り下がり振り向き体操】の説明となります。

(参考→メモ:捻る動きと体軸

 

 

 

 

 

 

 

首コリと肩コリのつながり方いろいろ:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明1

小さな動きが集まりで大きく動くことが出来る首:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明2

サボっている関節/働きすぎの関節:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明3

クセの動きを封じ込める:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明4

 

 

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