首コリと肩コリのつながり方いろいろ:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明
:『≪【肩コリ解消】を目指さない≫肩コリをゆるめる方法』
説明
~ 首の吊り下がり振り向き体操:『≪【肩コリ解消】を目指さない≫肩コリをゆるめる方法』体操②の方法の続きです~
首コリが肩コリの上流
前回、【首コリが肩コリの上流である】ーという風に首コリと肩コリの関係を例えました。この例えは肩の筋肉の多くが首から始まるーというたった一つの要因だけに留まるものではありません。
いくつもの頭~首の構造や仕組みが肩コリへ影響を及ぼしているからです。首コリから始まる複数の要因がいくつもあるのです。
川の例えをさらに膨らませるとこんな感じでしょうか…、山の頂から少し降った所にはいくつもの渓があり、それぞれ渓が水源を待ち渓谷となり小川となりもっと下流で合流して一つの大きな河へと変化していく… そんな風にイメージすることが出来ます。
首コリと肩コリのつながり方のいろいろ
では、これら【首コリ→肩コリ】のつながり方を思いつくままに上げてみましょう。大雑把には、こんな感じです↓。- 一番高い所にある重たい頭を支えながら頭の位置を首がコントロールしている
- 頭の前部分に集まっている眼、鼻、耳と言った外界の情報を集める感覚器の向きを首が調整している
- 肩の筋肉の動き等をコントロールしている神経(頸椎神経や脳神経の一部)が首というダメージを受けやすい細くて筋肉の薄い部分を通過している
- 肩の筋肉の多くは首から始まっており首の筋肉がこって縮むと肩を引っ張り上げるように働いてしまう
などです。
一つ一つの細かい説明は今後機会を見つけて説明していくつもりです。今回はとにかく、首コリの状態が肩コリに影響を与える道筋が沢山あるんだ―というのをわかっていただければ充分です。
そして、首コリをゆるめると、そう言った道筋を伝って肩コリもゆるんでくる部分が沢山あるんだ―と理解していただけたらいいのではないかと思います。
へと続きます。
首コリと肩コリのつながり方いろいろ:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明1
小さな動きが集まりで大きく動くことが出来る首:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明2