胸回し体操:説明4

【肩コリをゆるめる方法シリーズ】



胸回し体操:手順」の説明4です。(→説明3 )



説明3

手順

5)胸を回しながら硬くなってる部分を探します。
6)硬い所は、波をぶつけて砂の城を崩していくような感じでゆるめていきます。


手順5)6)は、胸を回す時の動かす方向性を示しています。固くなってしまった部分を見つけてゆるむ方向へ導けということです。

胸郭というのは、非常に沢山の関節で出来てます。それらの関節が共同・連動して動くことによって、胸は弾むバネのように動かすことが出来るのです。(→メモ:鎧になってしまった胸)

ただ、私達の胸郭はたいていどこか硬くなってきています。特に鎖骨の付け根~胸骨まわり、背中側の下方のアバラ、脇の下~肩甲骨の裏辺りに硬くなっているのをよく見つけられます。回すことによってそこの硬さをほぐしていくのです。チカラ任せに動かすと普段硬いところは痛めやすいです。ゆっくり丁寧に回してください。

波のイメージは人間の「からだ」にとって根源的です。緊張と弛緩の間を行ったり来たりを繰り返し一点に留まらないことこそが生きている状態です。固まってしまった関節を波の往来の間に置きもう一度生きた関節へと促すのです。


また、胸を回しながら胸の硬さを丁寧に味わってください。なんなら硬さに名前を付けてみて下さい。(→メモ:よび留めるということ)そしてその来歴にも思いを巡らして見て下さい。

ひどく悲しかった時よくここが痛くなるなあ
デスクワークが続くと脇のここがしんどくなるなあ
駅の階段を駆け上がったら胸の真ん中がひどく重いなあ
等々


これらの感触と胸の硬さが密かにつながっていることを確認することによって「からだ」の声へとまた一歩近づいていくことができるのです。


~続く~

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