【背中で指ひっぱり体操】から法則(モドキ?)を見つけてみる

:『≪【肩コリ解消】を目指さない≫肩コリをゆるめる方法』セルフチェック③

~前の記事を受けて~

【背中で指ひっぱり体操】を

自分の「からだ」を使って実際に自分でしてみると、

言葉では表現しにくい

様々な感触が「からだ」で起こって

通り抜けてていくことがわかるはず

―と書きました。



読んだだけで、

ふーんって納得した人と

実際に体を動かしてみた人では、

その言葉になりにくい「からだ」感覚の部分だけ

理解の深さが変わってきてしまうのです。



「からだ」体験の厚み

「からだ」の体験の多くは、

感覚として現れ、

風が通りすぎるように消えてしまいます。

 

この瞬間にすぐに消えてしまう感覚を、

集中して上手くつかむことだけが

理解の深くするのです。

 

短いチャンスを逃さないよう

感覚の変化に注意を向けて

微細な「からだ」の蠢きから

目をそらさないようにする

―それだけのことです。

 

そうやってキチンと「からだ」体験に

目を凝らして踏ん張っていると

「からだ」体験というのは

質の異なった感覚が

同時に幾重にも通り過ぎていく

複雑な体験である

―ということに気付くはずです。

 

つまり

「からだ」感覚に尋ねるということは

実に重層的な体験なのです。

 

「からだ」体験と「からだ」体験のつながりに気付く

これらの幾重にも重なった

微細な「からだ」感覚を

比べながら体験を積み重ねていくと、

ある層と別の層との間での

連関のようなものがあるような気がしてきます。

 

つまり、

自分なりの「からだ」感覚の法則(モドキ?)

とでも言うものに、気付けるようになってくるのです。
 

自分にとっての法則(モドキ?)

例えば・・・

 

  • 指を引っ張りあいをする高さ→目の高さで引っ張るとコリがよく弛むなあ~
  • 引っ張りあいの前後の位置→首の後ろにピッタリ付けてした方がよく弛むよなあ~
  • 胸をはって背筋をのばす意識を持ってすると肩甲骨の間がよく動くなあ~
  • 伸びの中心を胸椎7番くらいにもってくると首の上の方まで弛められるなあ~
  • 肩コリのゆるんだ場所はうまく動かせた所だよなあ~

などなど

まだまだ自分自身で探してもらえれば

どんどん出てくると思います.

 

これら法則(モドキ?)は正しいのか?


これら微妙な法則(モドキ?)は

 

一般論として

どれが正しくて正しくないのかは

単純に言い切れるものではありません。

 

個人、個人の持って生まれた「からだ」の差や

過去から現在に至る

生活や習慣の積み重ねなどによって

落ち込んでしまっている状態が

既に異なってしまっているからです。

 

当然、法則(モドキ?)は

現在の自分の「からだ」にしか

当てはまらないと考えておく方が

無難な考えです。

 

自分にとっての正しさ

万人に通用しないからといって

残念がることはありません。

万人に当てはまっても

自分の今のこの「からだ」に

当てはまらなければ意味がないのですから。

 

極論を言ってしまえば、

万人に当てはまる一般論など

どうでも良いのです。

(ちょっと言い切りすぎですね・・・

 参考にすることが出来ますので・・・)


現在の私自身の「からだ」に

合った法則(モドキ?)であれば、

肩コリに対処していくことが出来るのです。

 

私の「からだ」という限られた

範囲の中で通用する

蓋然性の高い法則(モドキ?)が

あれば充分なのです。


ガイドは気持ち良いという感覚
 

もちろん、

法則(モドキ?)は

私の「からだ」の範囲だからと言って

いっつも通用するわけではありません。

 

その日の体調や天候、

気付かない間にしている新しいクセや

習慣なんかが影響して

今まで通用していた法則(モドキ?)が

通用しなくなっているかもしれません。

 

これに気付いていくためには、

やっぱり、その時その時の「からだ」の声を

聴いていくことになります。

 

なんだか、

グルグル回って降り出しに

戻ったような感じがしますが

そうではありません。

 

法則(モドキ?)を見つけて

その向こう側が見れられようになった

―ということです。

 

法則(モドキ?)の中には

「からだ」はいません。

「からだ」が抜け出した後の

抜け殻のようなものです。

 

では、

どうすれば「からだ」を

見失わずに追いかけることが

出来るのでしょうか?

 

「からだ」を

見失わないようにしていくには

ガイドが必要になります

 

そのガイド役に当たるは

“気持ち良い”という感覚なのでは

ないかと私は考えています。

 

つまり、

基本的には

“気持ち良さ”を感じ分けながら

「からだ」にアプローチしていけば

良いのだと思います。

 

※但し、この“気持ち良さ”とは

単に痛くないとか、楽だとか

快感があるとか・・・

というだけではないのではないか

―と私は思っています


 

 

 

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