第283話)母親としての役割・義務から愛へ | 幸せのDNA …… 学校では教えてくれない大切なこと

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心理相談員/生きがい・子育て講演講師の みやた あきら です

人はひとつでも居場所があると、生きていけるといわれています
居場所とは、ありのままの自分を受け入れてくれる場所、
「今のままでいいんだよ」と言ってもらえる場所です
あなたの居場所はどこですか?

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

お正月休みも遠くに感じ、忙しい日常に戻られていることと思います。
私もバタバタしている間に、「我が子を愛せない苦しみ」の連載が、年を越してしまいました。

今日は、
「第281話)我が子を愛せない苦しみ」  
「第282話)我が子にカッとなったら」  
の続きです。

「我が子がかわいくない」「子育てが辛い」と感じているお母さんの多くは、母親としての「役割、義務」を、強く感じておられます。

「母親なのだから、こうしなければ」
「母親としてこうすべき」……と。

 責任感の強い、まじめなお母さんなのです。

とろこが、「役割、義務」を強く感じて、それを一人で抱え込んでしまうと、辛くなってしまいます。

どうすればいいのでしょうか?

「役割、義務」ではなく、もともと持っておられる「ご家族を愛する気持ち」に立ち帰るだけでいいと思うのです。

「こうすべき」ではなく、「どうすれば家族が生き生きとした笑顔を見せてくれるか」と考えてみるのです。

こんな経験はありませんか?――お歳暮をもらって、そのお返しをしないといけないという「義務感」で贈り物を選ぶのは、気が重い。でも、相手に喜んでもらいたいと思ってプレゼントを選ぶのは、ワクワクする。

このワクワクしている時が、「愛する気持ちに立ち帰っている時」なのです。

つぼみ
<つぼみ  by Akira Miyata>


その上で、これまでご家族のためにいっぱい頑張ってきた自分自身ほめてください。

「私って、よく頑張ってきたよな」って。
――だって、本当にそうなのですから!

そうすれば、「私は私でいいんだ」と、ご自身を受け入れることができます。

そうすれば、「我が家は我が家でいいんだ」と、ご家族を受け入れることができます。

そうやって家庭を、ご自身とご家族の居場所にしてください。

そうすれば、お母さんご自身の気持ちも楽になり、お子さんに対してカッとなることも少なくなるのではないでしょうか。( 第285話へつづく



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