本日、お客様2件より申告書への署名押印をいただいて、
8月の申告業務が終了です。
8月はお盆休みがあるので、通常月より営業日数が少なく、
時間的にはタイトなのですが、
スタッフの皆が大変頑張ってくれたので、無事に業務が終了しました。
今月申告のお客様を分類すると、
小売業、ビル清掃業、工事業、コンサルティング業、その他諸々といった感じでした。
お客様の規模としては、中小規模のお客様がほとんどなのですが、
業種問わず、大企業との競争をしなければならない会社は、
大企業が無理をしてでも、安値で仕事を取りに来たり、商品を売ったりするので、
安値合戦に巻き込まれつつあり、売上、利益率ともにずるずると引き下げられてしまっている感があります。
果して、大企業が付ける値段は、それで採算が取れるのか疑問な場合もありますが、
規模の大きさ等を利用して、それだけ値段を下げられるんだなと納得できる場合もあります。
中小企業としては、規模では大企業には到底かないませんが、
必ずしも大企業に同調して、安値合戦に付き合う必要があるのかどうかはよく考えないといけないと思います。
大企業にはできない、中小企業ならではの、そしてその会社でしかできないことが、どの会社にもあります。
ただ売るだけ、ただ仕事するだけ、でも安いという仕事じゃなくて、
専門分野にとらわれず、お客様のニーズ全てに対して、動いたり、
お客様との関係で、融通を利かせる部分を出したり、
それぞれの味を出すということが、この時代とても大事だと思います。
そして、どう考えても採算が取れない値段まで、安値合戦が激化してしまったら、
勇気を持ってその仕事を切り捨てる必要もあるかもしれません。
その時には、その後の影響等もよーく考えないといけません。
中小企業の経営者にとっては、益々、経営判断が難しい時代になってきたんじゃないかと思います。
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