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ともだち時間。

30歳を過ぎて、それがすごく愛おしく居心地良い時間に感じられるようになった。

なんていうか、鎧を全部下ろして、なんの虚勢も見栄も張らずに、そのままの自分で付き合える関係性を見つけられたからかもしれない。


正直、19歳で東京に来て、たくさんの出会いや仲良くなった人もいるけど、本当に本当に大切な友達って、なかなか出会えなかった気もしてる。

それって、やっぱ自分も無我夢中で生きてて、全然余裕もなくって、人のこと羨ましいなぁーって思ったり、負けてるって卑屈になったり、付き合いも背伸びしたり…って、そういうので一生懸命頑張ってた感があって。

それに疲れて、離れてしまった人もいるし、自分でも甘かったなーとか、尖ってたなーとか、反省点は山のようにある。


けど、30歳を過ぎて、なんとなーく自分の生きる輪郭が見えてきて、なんだか良い意味で脱力出来るようになった。

ダメな自分も全然見せられるし、人の話もしっかり聞けるようになった。
この人のためなら、なんとかしなきゃ!って熱さが生まれた。

きっと”思いやり”を少し意識するだけで、どんどんお互いの関係性が変わってくるのかなーって感じたりした。


ワタシ、いまなら、大切な友達の名前を、多くはないけど、ハッキリと大声で言える。
いままでは、正直それが出来なかった部分もあって。

笑ったり、怒ったり泣いたり、喜んだり、それを共有出来るってのは、幸せやなーって今は思う。


赤ちゃんが出来たってメールに涙が出るほど嬉しくなったり、くだらないことでお腹が痛くなるほど笑ってたり、優しい気遣いで新しい出会いを繋いでもらえたり、メールのやり取りで、この人好きやなーって感じたり、LIVEでキャーキャー盛り上がれたり…

全然仕事のジャンルも違うし、結婚してたり、独身だったり、みんなバラバラだけど、なんてことない、ありふれたことを、友達と共有出来るってのはいいなぁーって、上京して12年。
最近、やっと感じています。


お金は全然貯まらないけど、この街で着々とステキなかけがえのない財産は得られた気がしてる。


写真は、氣志團万博以来に集まった3人で焼き肉。
ひたすら笑って飲んで食べた最高の時間でした。



みやれ