共著者であり、哲学者の
岸見一郎先生の講演会に
行ってきました。
今回はナイスな笑顔を激写❤
先日までNHKの100分で名著に
出演されていた先生。
今回は番組テーマとなった哲学者
三木清の言葉から始まりました。
三木清は数少ない戦争を経験した
哲学者。それなのに希望の哲学者と
呼ばれているのだそう。
それはまるで
軍医として戦地で人の生死を
見極める苦しみを経験しながらも
人は仲間である
と共同体感覚を唱えたアドラーと
似ている。その共通点は
理想主義
理想があるからこそ、その
理想に向かって現実を
変える事が出来る力があると
考えていた所です。
三木清の言葉の中で
「私は良き未来への希望を
失うことが出来なかった」
一体どういう事なのでしょう？
「失うことが出来なかった」と
まるで希望が誰かから与えられる
ような言い方。
そう
三木清は希望は他者から
与えられる
と言っています
すぐにはピンときません。
どういうこと？
岸見先生はご自身の体験で
心筋梗塞で身動きとれない
状態の中、講師で行っていた
学校の方に
「どんな形でも必ず復帰
してくださいね」
と言われた事で生きる希望が
出たと言われます。
それを聞いて自分の経験の中で
絶望を感じた時にまた人を
信じてみようと私自身希望が
持てたのは家族や友人などの
他者の存在だったことを
思い出しました。
希望は私自身の中で湧き起こる
ものもありますが、他者から
与えられることがある。
だから失うことが出来ないのです。
その希望を与えられる人には
こんな特徴があります。
1.対等な関係
2.冷静でいる人
(この人の大丈夫！は信じられる)
3.叱らない
4.説教しない
この人の言葉なら
受け入れられる！
と思う関係を築いている
事が大切なのです。
勇気付けと似てますね。
私自身が人に希望を
与えられる人間になろう！
とそれぞれが思うことで
きっと希望を持ち合い、
助けあいの関係が生まれて
幸せが広がる気がします。
私自身が提案している理想は
パートナーと希望を与えあえる
関係を築き永遠に継続していく
努力をしていく事。
独身の方にこの話をすると
「えー！？ずっと努力しなきゃ
ダメなんですか？」
と言われる事があります(笑)
でもきっとその努力は毎日
していると習慣になり、
想像しているより当たり前に
なってきます。
一番身近なパートナーと
希望を与え合う関係を築いて
いるうちにらいつの間にか
周りの人にも希望の与えられる
存在になっている気がします。
あなたがいて希望が
持てて、幸せになった人は
きっとあなたにも希望を
与えて幸せにしてくれます。
幸せの連鎖になりそうです(^o^)
[HP]あなたらしさに気づき
幸せな関係を築く為に
http://shiawaseninaru.net/