12月議会終了 | 宮川豊史の東久留米ハッスルブログ

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東久留米市議会議員・宮川豊史の活動報告です。
目が見えないという障害があるので、画面を読み上げる音声ソフトを使って書いています。
基本的に毎日更新しますので、無党派・無所属、100%市民派の宮川豊史だからこそ出来る本音トークを、どうぞお楽しみください。

昨日、12月議会の最終日でした。
最終日は通常、議会の初日に行政側が提出した議案の中で、委員会に付託されて審査されたものの採決を行います。
ですが、この最終日になってからいきなり行政側が議案を提出し、議会で即決することもあります。
今回はその即決議案が最終日にあり、そしてこれがとんでもなく重要な内容の議案でした。

それは9月議会にさかのぼるのですが、
東久留米市には保育園の待機児をなくすために、東久留米駅西口前に新しい保育園を建設する計画がありました。
ですが、地権者の意向によって、取り止めになってしまいました。
それに伴って、東久留米市に工事費や保障費など新たな支出が700万円ほど発生してしまい、その補正予算が、12月議会の最終日に提出されたのです。

保育園が計画通り建設されていれば、この支出は不要だったわけですから、視聴の責任は極めて重大です。
議案に対する質疑の冒頭で、私が市長に対して責任の所在を追及したのですが、
市長からは自らの責任を明らかにする答弁は全くありませんでした。
もちろん、そのような並木市長の無責任な態度を、多くの議員が許すはずがありません。
この議案の審議が始まったのは午前11時でしたが、多くの議員が質問し、途中で議事が中断することもあり、この議案の審議が終了したのは午後7時半でした。
結局、与党議員に対する質問で市長が突然陳謝し、それで良しとした自民・公明・民進の賛成で議案は可決されてしまいました。

私は、何について謝っているのか、さっぱり解らない市長の陳謝では、責任を取っているとはとても考えられないので、議案に反対しました。
この程度の陳謝で、よく自民・公明民進の議員が納得したものです。
そもそも始めから徹底的に追求する気がなかったのかもしれませんね。
ちなみに、民の3人の議員は質問さえしませんでした。

この議案の審議が長時間に及んだため、議会が終了したのは午後11時半でした。
身体的な疲れはどうでもいいことです。
無責任な市長によって、また市民のみなさんの負担が増えてしまったこと、それが心の底から残念でなりません。