◆金曜ロードショー『コーダ あいのうた』 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

▼写真AC:ひかのすけさん提供のフリー素材


「CODA」とは「Children of Deaf Adults」の略。耳が聞こえない、または聞こえにくい親のもとで育つ子どものこと。
マサチューセッツ州の海辺の町
4人家族の中で唯一耳が聞こえるルビー(エミリア・ジョーンズ)は、漁師の父、兄と、海に漁に出かけていた。
BGMをかけて一緒に歌っていた。

ルビーは合唱部に入部することに決めた。

合唱部顧問のベルナルドは、パート分けのために入部希望者一人一人の歌声を聞いた。
ルビーは歌うのを辞めて逃げ出してしまい、1人で湖で歌った。
ルビーが家に帰ったところ、金が無くなってきていると、両親が言い合いしている。
顧問に、耳が聞こえない家庭の子だと言って、部に残った。

合唱部でベルナルドは、犬の真似から腹から声を出すよう指導した。
ルビーとマイルズの2人をデュエットのコンビとして抜擢した。
居残りレッスンで2人を向かい合わせた。
ベルナルド「荒削りだけど、音色がいい。進路は?マイルズは、バークリー音楽大学を受ける」
ルビー「学費が出せません」
ベルナルド「奨学金がある。週末にレッスンをする。君の歌に可能性を感じたからだ」
母に合唱を始めたことを話した。
母はまともに聞かなかった。

兄は父に、共同組合を作ろうと提案した。
兄が飲みに行った際、飲み屋で客と喧嘩になった。
ルビーの友人・ガーディが店を手伝っていた。
2人はスマートフォンのチャットで話を始めた。

マイルズを部屋に連れてきた。
マイルズは子どものころ、家族と来て、物おじせずにビールを注文していたルビーのことを覚えていた。
マイルズがギターを弾いて、2人は歌い出した。
背中合わせでデュエットした。
両親が帰って来て、マイルズに下品な話しかしないため、ルビーが怒った。

マイルズが、両親のことを親友にしゃべって広まったため、ルビーは食堂で笑い物になっていた。
ルビーはマイルズを許さなかった。

レッスンでベルナルド先生はルビーに「獣になれ」と心から叫ばせ、歌わせた。
先生が満足いく出来になり、ハイタッチした。

監視員の費用についての説明会。
遅れてルビーも到着し、通訳した。
父が立ち上がり「みんな一緒にやらないか。魚を直に売る」
家に帰り報告し、母は無理だと反対した。
ルビーは3時に起き、父親を起こした。

兄と父は共同組合を設立することにし、倉庫の契約をした。

週末のレッスンに、ルビーは3度も遅刻した。

マイルズが謝った「いい家族だ」
ルビー「聞こえてる私が守らなきゃいけないの」

歌のレッスンに出かけるのに、ニュース番組の取材が来た。
通訳するしかなく、4度目の遅刻。
先生は完全に怒ってしまった。
ベルナルド「君はバークリーに行っても、2日と持たない」
ルビーは家族にバークリー大学に行きたいと願った。
「生まれてずっと通訳の役目をしてきたけど、もう疲れたわ。私は歌うのが好き。生きがいなの」
母は「失敗しそうで不安なの。もし合格したら私たちのベイビーが行っちゃうのよ」
父は「大人だ」

ルビーはすねて漁に来なかった。
父と兄だけで出る時に、監視員のジョアンナが乗って来た。

マイルズと遊泳禁止の湖に呼んだ。
マイルズ「これで仲直り?」
ルビー「(10メートルある)高台から飛んだらね」
マイルズが先に、後からルビーが飛び込んだ。
湖でキスした。

ジョアンナが、2人が耳が聞こえないことを知って、沿岸警備隊を呼んでいた。

ルビーが家に着いたら、父が免許停止になっていた。
父「お前が来ないと知っていたら、通訳を呼んだのに」
ルビー「私のせい?」
母「頼りにしてるからよ」
ルビー「私のせいじゃない」

父への裁定が出た。
「1000ドルの支払い、過料として1500ドル支払ってください」
通訳のルビーが「どうすれば漁に出られますか?」
耳の聞こえる人を常に船に乗せないと出られないとのことだった。
父は船を売ると言ったが、ルビーは「私が残る。人を雇う余裕はないわ。手話ができる人が少ないわ。もう決めたの」
兄は反対した。

母は、ルビーがコンサートに着る赤いドレスを買ったと言う。
ルビー「私が生まれたときどう感じたの?」
母「ろうの子でありますように。耳が聞こえるとわかって心が沈んだわ。なぜなら分かり合えない気がして。きっと子育てに失敗する」
ルビー「安心して」
母「ルビーがしっかり者で、とてもうれしいわ。私と違って勇気があるもの」
母と子は抱き合った。

ルビーは兄の元へ行き「まだ怒ってる?」
兄「家族の犠牲になるな。お前の歌はすごいと聞いた。ここにいちゃダメだ。これでも俺は兄だ。俺たちは無力じゃない」

秋のコンサートの日
両親も兄も見に来た
司会はベルナルド先生。
隣にガーディがいて、上手だと伝えた。
兄とは手を繋いだ。
観客が手拍子と拍手を送り、ルビーはにっこりとした。

ルビーとマイルズのデュエット
途中から歌が聞こえなくなって、両親の視線で描かれた。
観客はうなづいている人、泣いている人
そして、スタンディングオベーション。
先生はルビーに「家族に伝えて。才能がある、まだ間に合う」

外でルビーは父と2人きり。
父「今夜歌ったのは、どんな歌だ?」
ルビー「人はお互いに、誰かを必要としているってこと」
父「俺のために歌ってくれるか?」
ルビー「今?」
父「頼むよ」
父はルビーののどをおさえ、響きを感じた。

翌朝、父がルビーを起こした。
ルビー「どうしたの」
母「どうせ追い出すなら、家族で見届けなくちゃ」
ルビーは車の中で先生にメールした。
受験会場に着いたが、家族は中には入れなかった。
父が「上に行ってみよう」と、ちゃっかり客席に座った。
マイルズが来て「しくじった」
ルビーの順番になった。

『青春の光と影』
楽譜を持ってくるのを忘れたから、アカペラで歌うことになった。
ベルナルドが伴奏すると言って入って来た。
ルビーは家族に向かって手話をつけながら歌った。

父の共同組合も軌道に乗って来た。
ネットで合格発表を見て、ルビーは顧問に抱きついた。

ルビー「会いに来てくれる?」
マイルズ「どうせ君はキザなチェロ弾きと駆け落ちするんでしよ」
ルビー「そうかもね」

出発の日
家族に見送られて、一旦車から戻って、4人でハグした。
父「いけ」
ガーディが運転する車は走り出し見えなくなった。

(シアン・へダー監督作品)
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耳が聞こえないというのは大変だと、改めて感じた。
兄はスマートフォンでの「筆談」をしたが、父も母もスマートフォンは使わないようだ。

買い物も、漁にもでられない
町で誰かがぶつかって来て
たとえ先方が謝ったとしても聞こえない。
トラブルになりやすい

パート2があるといいな。
仲良し家族が、娘を訪ねてバークレーに来るとか、プロの歌手になったら、ロスに来るとか。


「ブルースブラザーズ」の記事はこちら(2023年4月8日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12797301765.html

では、明日。