◆映画『恋におちたシェイクスピア』 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

▼写真AC:fuku41さん提供のフリー素材「シェークスピア像」


1593年ロンドンには2つの芝居小屋がある。
有名俳優リチャード・バーベッジが所有するカーテン座。
対するは資金難のヘンズローの芝居小屋・ローズ座

ヘンズローは借金がたたり、フェニマン・オーナーから靴を炙られてしまった。
次の芝居 “ロミオと海賊の娘エセル” の話をしたら、無事に解放された。

心配になり、脚本家のウィル(ジョセフ・ファインズ)の様子を見に行った。

ウィルは「霊魂を導く男」モス医師に会いに行って、創作意欲が湧かない件を相談した。
「ペンを書く力を失ったんだ」
モス医師「妻は?」
「アンが妊娠して、4年家族は離れ離れだ」
プシュケの神殿で見つかったという腕輪がご利益があるというので買った。

ウィルはバーベッジにも持ちかけていた。

エリザベス女王(ジュディ・デンチ)の前で何組かが芝居をオーディションのように演じた。
女王は、しばらくしかめっ面をしていたが、イヌの出てくるコメディで大笑いした。

令嬢・ヴァイオラ(グウィネス・パルトロウ)は、芝居小屋に行きたいと言ったが、メイドから「良家の娘はいけません」
ヴァイオラ「役者になる夢を見られるなら、一生眠っていたいわ」

ウィルはバーベッドの妻・ロザラインに腕輪をはめた。
ウィルはペンが進みだした。

パーベッジのところへ行ったところ、目の前で祝典局長とロザラインの恋の現場を見てしまい、ソネットを燃やした。

ヘンズローは脚本が仕上がったものと勘違いし、酒場で浮かれ、オーディションを始めた。

酒場でウィルはマーローから、エセルの物語のアイディアをもらった。

ヘンズローがいなくなって、役者志望のトマス・ケントが現れた。
ウィルはそのオーディションで遠巻きに彼女を見た。
「帽子を取れ、顔をよく見たい」近づいた。
トマスは、憧れのシェイクスピアだとわかって、走って逃げた。
船に乗って逃げたのを、船で追いかけた。
トマスは船からデ・レセッブス邸に入って行った。
ウィルはノックして、ケントへの手紙を渡した。

両親が3週間出かけてしまった。
ヴァイオラはこのまま男装することにした。

パーティーが開かれた。
ウィルはパーティーにも乱入。
「あの一際輝く女性は?」バンド仲間に聞いた。
「ここのご令嬢だよ。ヴァイオラ嬢。高嶺の花だ」

ウィルは近づいた。
2人は見つめ合った。
ウェセックス卿がナイフをウィルの首に突きつけ「彼女に手を出したら殺してやる」
名前を聞かれ「マーロー」だと嘘をついた。

夜ウィルは庭に現れ、壁をよじ登って、メイドと目が合って逃げた。
家に戻り、戯曲が出来上がった。
芝居小屋でのリハーサルでウィルは「足りない。ロミオ役は滑舌が悪い」

アドミラル一座が戻って来た。
ウィル「あと足りないのはトマスケントだ」

ウィルは、ジョン・ウェブスターという少年の名前を聞いた。

ウェセックス卿から結婚相手だと聞き、式は再来週の土曜日に決められていた。
そのままバージニアに行くと言う。
無理矢理キスしたので、ビンタした。
ヴァイオラは泣きながら、結婚するとウィルに手紙を書いた。

トマスは手紙を渡した。
読んだウィルは「気抜けして立ち直ることはないだろう。愛に地位や家柄は関係ない」
ウィルは「戦いを挑もう」と言ってキスした。
ヴァイオラは邸に帰った。
船漕ぎから「あれこそがお嬢様だ」と教わって、ウィルは邸宅に入った。

ウィルは、服を脱がせた。
2人は裸になり、夜を明かした。

リハーサルが続き、ヴァイオラはトマスとして役者を続けた。
キスシーンは、ウィルが役を代わった。
2人は控室でもキスした。
夜はウィルがヴァイオラの屋敷に入り浸った。

ネッドが「題名が良くないな。“ロミオとジュリエット” はどうだ」と提案した。
ウィル「ありがとう」

ウェセックスと約束したグリニッジに行き、王女に結婚を報告する日だと思い出した。
ウィル「一緒に行く」
ヴァイオラ「ダメよ、殺される」
ヴァイオラ「トマスはあなたのもの、でもヴァイオラはダメよ。わたしは次の土曜日に結婚する」
その決意はウィルを絶望させるものだった。

ウィルが侍女になりすまして付いていくと言い出した。
3人は王女の前に来た。
ウェセックス卿は、侍女にマーローという詩人は今でも家に来るかと訪ね、侍女は「はい」と返事した。

王女はヴァイオラに「芝居が好きか?」と聞いて、ウェセックス卿に「妻が消えたら劇場を探しなさい」と冗談を言った。
王女は、すでにヴァイオラは他の男に心が移っていると言った。
ウェセックス卿はマーローを憎んだ。

マーローが原稿を書きあげたと、パーベッジの部屋に押し入った。
シェークスピアが、ヘンズローに原稿を書いたことをバラした。
聞いたバーベッジは怒ってロザラインの腕輪が割れ、シェークスピアと名前が書いてあった。
「人の女に手を出す泥棒作家はどこだ」とパーベッジがローズ座に現れた。
「剣を抜け」
乱闘が始まった。
ウィルはヴァイオラを地下にかくまった。
フェニマン・オーナーがヘンズローを突き飛ばした。

酒場に入り、乾杯した。
店員が代わる代わるウィルにちょっかいを出してくる。
ヴァイオラ「ひどい店だ」
薬剤師の役を与えられたフェニマン・オーナーは喜んだ。
ヘンズローがウィルに「君を奥さんの元へ帰していいぞ」
この一言を聞いてヴァイオラは店を飛び出した。

友人が走って知らせてくれた。
マーローが刺された。
ウィル「僕のせいだ」と罪の重さを感じた。

ある日曜日、ウェセックス卿から「才能ある劇作家が死んだ」と聞き、ウィルのことだと思って、ヴァイオラは涙を流した。
教会にウィルが入って来た。
ウェセックス卿は「亡霊だ。許してくれ」走って逃げて行った。

2人は抱き合った。
ウィルは、マーローのことを悔いて「僕も筆を折ろう」
ウィルはヴァイオラに湖で「僕の愛は本物だ。確かに妻がいる」
ヴァイオラ「あなたのソネットが読みたかった。今はこんなにあなたを愛している。愛しているわ。ウィル」キスした。
「彼に嫁いでも、あなたへの愛は決して消えることはない」

ウィルは、ロミオのエンディングを書き上げ、ローズ座で発表した。
ジュリエットも短剣で自殺してしまう、という筋を聞いて、皆感動した。

ウィルは物語を製本して、ヴァイオラに渡した。
ウィルとトマスはローズ座の控室でキスした。
その様子をウェブスター少年が見ていた。
少年はかつてオーディションに落とされて、シェイクスピアを恨んでいた。

ウェセックス卿がローズ座に現れ、ウィルに剣を抜いた。
ウィルは舞台から落ちた。
格闘の末、形勢が逆転。
ウィルは最後の一刺し「よくもマーローを。こいつが殺した」
ネッド「よせ、こいつじゃない。勘定の件で喧嘩になったんだ」
ウィル「僕のせいじやなかった」

祝典局長が来て「女性がいるから小屋は閉鎖だ」
ヘンズロー「終わりだ」
女性だとバレたヴァイオラ「ヘンズローさん、すみません。役者になりたくて。ごめんなさい、ウィル」
ヴァイオラは帰って泣きじやくった。

みんな酒場で落ち込んだ。
そこへ、パーベッジ一味が来た。
「祝典局長は芝居の関係者をさげすんでいる。しかしわたしの父は女王陛下から劇団を作る許可を得た。我々の力を見せてやろう。私がカーテン座を提供しよう」
カーテン座で『ロミオとジュリエット』が演じられることになった。

今回の結婚で、ウェセックス卿は5000ポンドを得る。
風でチラシが飛んで来た。
ヴァイオラは劇場へ急いだ。
メイドも付いてきた。
どんどんお客が入り、大盛況。
ウィルがいつの間にか、ロミオ役になっていた。
ジュリエット役の子が声変わりして、女性を演じられなくなった。
客席にいたヴァイオラがセリフをすべて暗記していると、ヘンズローに答えた。
ウェセックス卿も馬でカーテン座に着いた。

舞台の袖で2人はキスした。

そして、ジュリエット仮死状態・ロミオは薬を飲んだシーンではオーディエンスが泣いている。
ジュリエットが短剣を刺し、舞台は終わり、大拍手に包まれた。
近づいて来た祝典局長が「王女の名のもとにおいて、全員逮捕する」
王女はお忍びで劇場に見に来ていた。
「ケントこちらへ。よく顔を見せて」ヴァイオラが近づいた。
王女「化けましたね。ティルニーが見間違うはずです。ウェセックス卿、あなたの負けです」

ウェセックス卿「陛下、私はどうすれば?」
王女が負けた賭けの50ポンドはヴァイオラが預かり、ウィルの手に渡った。
陛下が「ウイルに、次は喜劇を」言付けを伝えた。
ウィルとヴァイオラは、本当に最後の別れとなるキスを交わした。

ウィルは『十二夜』を書き上げた。
ヴァイオラが主役を演じて、座礁した船から一人脱出して、孤島を歩いているという筋だった。

(ジョン・マッデン監督・1998年作品)

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ヴァイオラ役のグウィネス・パルトロウは『ダイヤルM』に出ていた奥さんだと、後からわかった。
最初は登場人物がわからず苦戦したが、だんだんとキャラクターがはっきりとしてきたので入り込むことが出来た。

船でお屋敷に乗り込むとか、満員の舞台とか、随所に費用がかかったことを感じさせた。


前回の「ローマの休日」の記事はこちら(2022年5月14日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12742759350.html

では、明日。