◆佐々木蔵之介の『陰陽師・瀧夜叉姫』 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。


Kissyさんによる写真ACからの写真 )

941年、若かりし頃の晴明は「キツネの子」として嫌がらせされていた。
ある日、晴明は悪いものが来る予感がした。
怪物のような天津キツネが頭以外の人体を集めていたのを見た。

960年、成長した安倍晴明(佐々木蔵之介)
相棒に源博雅(市原隼人)。

平貞則が誰かに呪われていて、このままだと大ごとになりそうだと聞いた。
芦屋道満(竹中直人)でも手に負えなかった。
2人が屋敷に行ったら、貞則は頭巾を被っていた。
かさを患っていて、顔にまで広がったため。
19年前から医師の祥仙に診てもらい、治ってはまたできるの繰り返し。
助手の如月(剛力彩芽)も同席していた。
「かゆいかゆい」と叫んだ貞則。
最初にできたのは刀傷。
眉間から3つ目の目が開いた。
別の声がした「陰陽師を呼んだのか、無駄じゃ」
帰り道で晴明は「アレはかさではないな」

橘実之の娘・露子姫(本田望結)は、いも虫に全く動じなかった。
「虫姫」と呼ばれ世間の笑い者。
黒丸という、猫ほどの大きさのいも虫まで可愛がっている。
露子が晴明のところに来た。
黒丸を作り出したのは、父親そのもの。
芦屋道満に相談し、姫の虫好きが治ると言われたのが、裏目に出ていた。
1000匹の虫を壺に閉じ込めて、大きく成長した。
蠱毒(こどく)によって、式神になるという。
夜になり、屋敷にさなぎを見に行った。
露子が誰かを恨んでいたら、成長した虫はその人を襲うだろうとされた。
博雅が笛を聞かせたところ、綺麗に輝く蝶になった。

小野好古の屋敷に白い担ぎの女と黒覆面の男が来た。
雲居寺の浄藏からの預かりものを取りに来たが、家の中にないことがわかり、盗賊は去っていった。

寝ている俵藤太(国広富之)のところに盗賊・白い担ぎの女たちが来た。
藤太は起き上がり「黄金丸は我が手にあり、欲しいものがあれば奪ってみよ」
「いずれまた参る」と帰って行った。

白い担ぎの女は、源経基の夢にも出てきた。
釘を1本丸々打ち込んでいた。
熱を持って赤く腫れていた。
何度も夢に出てきて、経基は眠れなくなった。
また、藤原師輔は蛇に噛まれた。

晴明は「全ては平将門に繋がっている」
博雅「まさか、怨霊の仕業ではあるまいな」
「まずは、20年前に何が起こったか、探ってみないとならないな」

晴明と博雅は、藤太の刀・黄金丸(こがねまる)を見せてもらった。
黄金丸で受けた傷は20年治らないと言われている。
平貞則と平将門は、いとこ同士なのに、平氏一門の争いがあった。
20年前、平将門は、常陸など坂東八国を支配下に治め、自らを親王と名乗っていた。
藤太に、将門を撃てとの命令があった。
藤太が訪ねた先では、将門はざんばら髪になっていた。
桔梗(笛木優子)「今の将門様は鬼で、人にございません」
藤太が将門を斬り、5体に切り分け、坂東の各地に埋めた。
遺体は10日後に忽然と消え、今も都を呪い続けている。

声明と博雅が通りかかったところ、露子が川で虫を採っていた。
如月は「うらやましい。あのようにのびのびと生きられたら幸せでしょうね」
如月にほの字の博雅は「如月殿は如月殿のままで」
「美しい石には、災いを払う力がある」と、露子は如月に透明の石と虫をあげた。

晴明と博雅は、浄蔵に会った。
「禍々しい出来事の裏にあのお方がいる。首を盗んだのは私、この世にあってはならぬもの。焼いたのです。燃やしても燃やしても首はまた元に戻ってしまった」
骨になっても、うめき続けたという。
2カ月かけて、全てが灰になった。
しかし、灰は半分盗まれてしまった。

盗賊は、将門を蘇らせるため、首を焼いた灰を探していた。
「黄金丸で切られたキズは20年ふさがれぬ」という言い伝えがあり、20年経った今だから、蘇るとの解釈。

盗み聞きしていた芦屋が話しかけてきた。
貞則がとうとうかさに乗っ取られた。
このままでは都が滅びてしまう。

貞則のところに藤太を連れて行くことになった。
晴明「あれをお預かりしてよろしいでしょうか」
浄蔵からある袋を受け取った。
医師の祥仙も姿をくらましてしまった。

晴明は枝で地面に「首」と書いて、呪文を唱えた。
コメの備蓄小屋からうめき声。
貞則が頭巾を外したら、将門が乗っ取っていた姿だった。
貞則が「この首を取れ」と言って、藤太が首を斬った。

祥仙が興世王だった。「将門殿の首、貰い受けた」
忍者が如月に刀をつきつけ、如月は人質になった。
晴明は「如月殿も興世王の仲間だ」
将門の息女・瀧子だと判明した。
19年前に晴明が見たのは、瀧子たちだった。

車が襲って来たが、晴明の呪文で止めた。
振り向いたら、如月はいなくなっていた。

興世王が蠱毒(こどく)という呪術で将門を蘇らせた。「我らが親王の新しき世をつくるのです」
将門「おお、心得た」

医師・祥仙は、治療と称して将門の首を焼いた灰を貞則に塗っていた。
平はいとこ同士なので、首が乗り移ることが実現した。

なぜ将門は鬼になったのか。
藤太が20年前に見た光景。
蛇が森のお堂で将門は妻と子どもたちの骨を掘り起こして、泣きながら骨を食べていた。
それから、徐々に鬼になっていった。

晴明が、ハマグリ、石、埴輪をつなげる儀式を行った。
首の無い貞則の体が起き上がり、将門のところに歩いていったが、やがて倒れて、将門らが現れた。

晴明「瀧子様、お心を鎮めなされ。あなたの母君を殺したのは藤太様では無い」
瀧子「黙れ」聞く耳を持たなかった。
博雅が笛を吹いた。それは、かつての桔梗の笛と同じ曲だった。
瀧子は思い出した。「母様を斬ったのは興世王」
興世王は瀧子を斬った。

晴明は灰(浄蔵から預かった袋)を、藤太の持つ黄金丸にかけた。
格闘になり、博雅がピンチになったが、瀧子が石を投げて、博雅が助かった。
瀧子「父上、私を斬ったのは興世王です」
晴明が呪文を唱えると、将門の口から骨を吐き出し、鬼だった将門は、人間の姿に変わった。
将門が興世王を斬った。
「瀧子、父を許してくれ」
と亡くなった瀧子を抱いて、晴明たちの方を向いて「さらば」
博雅の最後の笛で、将門はいなくなった。

高みの見物をしていた芦屋道満「晴明よ、危ういところだった。これで少しは魂も静まるだろう」
晴明に「お主は何のために都を守るのだ?」
晴明「都もそう悪いところではございません。都には滅ぼしてはならぬ人もいるのです」


「怪盗・山猫」の記事はこちら(2016年4月30日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12155389556.html

では、明日。