◆新潟県長岡ドライブ「醸造のまち摂田屋など」 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

上越新幹線とき309号に乗車。


11列は車椅子が固定出来るだけのスペースがあって、前も脇も広々。
東海道新幹線700系ばかり乗っていた僕には、特に広々感じた。


途中からさらに空いてきて、前のおっちゃんは別の席にちゃっかり移動
車掌の「きっぷを拝見」がなかったので悠々だった。
(2016年3月26日には東海道新幹線のグリーン車と指定席での検札は廃止された)

長岡駅に、ときめき姉さんが迎えに来てくれた。
行動範囲が広く、長岡で飲むこともあるそうだ。

長岡市は新潟県の中央(中越地方)に位置し、東に守門岳、西に日本海を望み、「山・川・海」に囲まれた自然豊かな街。

さらに長岡市は11市町村が合併し、広大なエリアとして各地域ごとにさまざまな特色を持った観光資源がある。
長岡地域、寺泊地域、和島地域、中之島地域
与板地域、三島地域、越路地域、栃尾地域
山古志地域、小国地域、川口地域


駅の近くに殿町という地域があり、江戸時代は越後長岡藩の居城堀外にあった殿さまの御寮が由来。
新潟は出稼ぎ文化だから、男性のことを「殿様」と言って立てていた歴史もある。

僕からのお願いで摂田屋町(せったやまち)に連れて行ってもらった。
JR信越本線・宮内駅から徒歩10分程度。
旧三国街道沿いにある摂田屋は酒、味噌、醤油の蔵が並ぶ、歴史ある街並みが特徴。
信濃川の良質な伏流水が豊富だったこと、交通の要である街道が地区内を通っていたため、物資の運搬に便利だったので、醸造が発展した。
第二次大戦時の空襲被害を逃れたこの町は、明治・大正期の建築物などノスタルジックな街並みが保存され、蔵元の主屋や土蔵は国の登録有形文化財になっている。

1831年創業・越のむらさき
鰹だし醤油の老舗
鰹(かつお)の出汁を入れ、醤油だけでも風味が出るように工夫されている。
れんが煙突は、昔は石炭の黒い煙を出していた。




路地を歩いていて、境目がわからない間に吉乃川酒造の敷地。




▼酒蔵資料館・瓢亭(ひさごてい)
 僕たちしかいなかったが、説明員の方が丁寧に対応してくれた。


創業1548年の吉乃川はまもなく川上家に本家帰りする。
越のむらさきは、他人が継いでいるそうだ。

試飲させてもらえた。
運転手のときめき姉さん・ごめんなさい


1 (写真左側)
吉乃川スパークリング「酒蔵の淡雪」
爽やかな香りと優しい甘さ
フランスで開催された日本酒のコンクールでフランス人のソムリエやレストラン、ホテル関係者から絶賛された
2 (写真右側)
極上吉乃川(白地に赤ライン)特別純米
地元で契約栽培された五百万石使用
口の差に含んだときに香りが広がる
越後湯沢や新潟のぽんしゅ館でも一番最初になくなる


3
蔵元直売限定・瓢亭 生原酒
自己主張の強い19度
アルコール度数が増えてコクを感じる
テレビ局のスタッフが取材に来た際「何て言ったらいいですか?」
説明員さん「コクがあるのにキレがある」
オンエアではそのまま使われた。


▼ラベル題字「極上吉乃川」
 清水寺の貫主(年末恒例の清水の舞台の上で今年の漢字を書くお坊さん)が書いたそうだ
 次の貫主を認めるハンコが長岡にあるらしい
 仏教の布教の時に、川上家が長岡に泊めてあげたため、清水寺とのつながりが強くなったからだそうだ


歴代の館長が作ったひょうたんが飾られている。
ひょうたんは、中の汚物を出す匂いを取る。
酵素で中をキレいにするには、たいへんとのこと。

10月には、吉乃川の倉庫が、観光施設:醸蔵に生まれ変わるそうだ。



長岡花火が8月2・3日の2日間行われた。
今年は金曜土曜になったため、普段より人が多かった
信濃川に架かるフェニックス大橋の下が穴場。

原信というスーパーは、クーラーが効いていて
夏は涼しく、冬は寒い。
ほかにウオロクというスーパーが北陸で見かける。

車のナンバーは下越に行かないと新潟ナンバーにならない
この日は普段より軽自動車が少ないそうだ。

116号・これより燕市
アウトドアメーカーが燕三条市に集中している。
金属加工の盛んな地域で、江戸時代初期から農家の副業として和釘の製造が行われていた。


▼JR分水駅
 もともとあった分水町。
 この地で信濃川と分岐し、町の南西を流れる大河津分水に由来する


▼道の駅・国上


下町ロケット(第2シーズン)の撮影がここで行われた。




この実は何?
味処花手まりで教えてもらったがわからない
持って行っていいとのこと。
調べたら、「椿」で間違っていなかった。
椿も実がなり、タネから椿油になるそうだ。




向こうに酒呑(しゅてん)童子神社
五重の塔も見えた。

酒呑(しゅてん)童子の湯
美男子の修行僧が恋文を無視したことで鬼(酒呑童子)に変わってしまった、という伝説がある。
僕がときめき姉さんと嫁さんに「酒飲みはこの神社にご挨拶に行った方がいい」と思ったが、この後のスケジュールのためにカット。


★1週間後、自宅で実が割れて、種が出てきた



前回の「下町ロケット」の記事はこちら(2015年12月30日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12111893985.html

新潟日帰りの旅はまだまだ続きます。