英和学院の裏を通る
道中は山あり谷あり
町名が岡村になり、店が近くなってきた。
岡村交番という信号の前に、店を発見
根岸駅と上大岡駅を結ぶバス停留所の前
創業昭和42年・肉卸売業直営店
中に入ると、交流があるフォークデュオ・ゆずの等身大ポスターがある。
ゆずの北川氏は結婚報告を店主にしたようで、その手紙が公開してある。
関係の深さが感じられて微笑ましい。
厨房前を通って飲食スペースに入る
民家を改良したような店だった。
大テーブルの端に案内された。
片付けが追いつかず、ホールの店員さんは走り回っている
待っている間のサインを見るのも楽しかった。
・巨人の原辰徳・元監督
・ポケモンの声の松本梨香さん
・卓球の福原愛選手、石川佳純選手
▼釜焼きロースかつ定食・小 （150g）1070円
水分の少ない生パン粉の衣で揚げたとんかつは店特製の煉瓦窯へ
じっくり焼かれて余分な油が抜け、胃もたれしないから高齢者に人気
▼10分ほどして届いた
油が落ちてサクサクとした衣が、油っこくなく新食感
タレをつけてみたが、そのままでもうまい
タレは辛子醤油とワインとマスタードのブレンド
次回はもう少し大きいサイズでもいいかも
ご飯味噌汁キャベツはお代わりOK
キャベツにポテトサラダ付き
ご飯の量が多かった
僕がオーダーしたものは、少し揚げてから焼くそうだ。
3ヶ月前からメニューが増えた。
釜焼健康とんかつ定食（1400円）のように、100％揚げないで焼いているメニューも加わった。
店主の堀内強美さんが、がんによる腸閉塞で余命1週間と宣告され、大腸の半分を摘出し一命をとりとめた。
抗がん剤治療のため300日の入院生活。
入院中とんかつを食べたくなったものの、医者から油ものはNGだと止められた。
フランス料理のコットレット（骨付き肉をフライパンで揚げ焼きにした料理）をヒントに6年かけて研究
こうして完成したのが、油を使わない窯焼きとんかつ
▼展示してある初代の窯
食後の帰り道、若者が重そうな段ボール箱を2つ抱えていて、とても辛そうだったので声をかけ蒔田駅まで1箱持ってあげた。
再試験の結果が4点不足して家を追い出されたという某大学の薬学科生だった。
中身は本なので本当に重く、これ2つはマネできない。
今回台車まで壊してしまったという。
偶然でびっくりしたのは、このヤクヤク君（仮名）は、美とんさくらい上大岡店でバイトしているそうだ。
岡村店・井土ヶ谷店・上大岡店と3店舗あるが、各店で微妙にメニューが違う。
上大岡店はWBA世界ミニマム級元王者の星野敬太郎さんが料理長だったが、8月いっぱいで辞めてしまった。
上大岡店では冬限定カキフライがお勧め
ホールは平日は2人か1人、17時から18時はガラガラな時が多いそうだ。
▼小学校の脇の階段を上り、見晴らしが良いスポット
ここに三殿台遺跡（縄文・弥生・古墳の3時代にわたる集落）がある
住所：横浜市磯子区岡村2-11-4
★アップしてからわかったのだが、岡村の電信柱の“岩沢接骨院”とは、ゆずの岩沢さんの実家なのだそうだ
一応、電話番号の部分は消去した。
★とんかつ美とんさくらい岡村店は、2021年3月31日から休業してそのまま閉店
前回の「キムカツ」記事はこちら(2012年12月31日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-11439792142.html
では、明日。