箱根湯本駅に早めに到着。
集合時間までまだ1時間あり、メイン通りを散策。
お土産屋は9時開店のようで、準備にお忙し。
駅前の箱根カフェも、ルノアールもいいのだが、雰囲気が違うところを利用したかった。
昭和の喫茶店に出会った。
創業1951年の箱根で最古の喫茶店。
札も「OPEN」になっている。
朝8時半開店・全席禁煙。
入ってみたが、お客さんも店員も見当たらない。
1回呼んでも反応なし。
2回目でようやくママさんが出てきた。
窓の前に着席。
赤いビロード生地の椅子、壁の絵画、ステンドグラスのライトカバー、昭和の香り。
店内ではFM横浜がかかっている。
モーニングセットのような格安のものはなかった。
▼厚切りトースト・ドリンク付き 870円
たしかに分厚い
おしぼりがザルに載って出てくるなんて、プチ感動。
コーヒーは淹れたてで美味しいのだが、量が少なくて残念。
最近寒さがぶり返してきたから、雪でも降ったのかと聞いてみた。
「この辺はぜんぜん。上の方だけですね」
（うーむ、この後に“上の方”に行くんだけど）
「テレビで箱根芦ノ湖やってる」と友人から連絡があった。
たしかに機材を抱えた人たちとすれ違ったのだが、関係なかったようだ。
神田正輝の「朝だ・生です旅サラダ」で、強羅のアルベルゴ・ハンブーが紹介されたようだ。
静かな店内に、手で樽をポンポンと叩く音が響いた。
何か仕込みでもしているのかと思って聞いてみたら、ミルを叩く音だった。
箱根山噴火警戒レベルが3に引き上げられた2015年は、旅館やホテルの宿泊客は前年に比べて7月は37%・8月は46%の落ち込みだった。
やはりその間はお客さんが少なかったようだ。
住所：神奈川県足柄下郡箱根町湯本702番地
標高95.4m
前回の小田原モーニングの記事はこちら(2015年4月3日)
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