クラシック音楽家から見たバンドマンの「練習しなさすぎ」問題について | 音楽活動を一生続けるためのヒント集 音楽専門カメラマン宮原那由太のブログ

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音楽専門のカメラマンとしてフリーランスをしている宮原那由太による、ミュージシャンのための音楽活動のヒント。
プロになるかならないかではなく、音楽活動をずっと継続できるように、「音楽を辞める」という選択をしなくて済むようなヒントを書いていきます。

こんばんは、音楽撮影プロデューサーの宮原那由太です。




最近、本当に色々なタイプの音楽をやっている方とお話する機会があります。
そうすると、人によって本当に多種多様な価値観があって、毎日毎日、その多様な価値観に触れるのが本当に面白いんですよね。



アイドルのことは昨日、アイドル音楽が金になってバンドが金にならない理由 ~音楽的に優れているということの価値~で書きましたが、逆に最近は、
クラシック系楽器奏者の音楽家の方と会うこともありました。
で、映像撮影のことなどそこで色々なお話をしていたら、そこで新しい価値観に出会えました。






クラシック系楽器の奏者の方々にとって、バンドマンはあまりにも楽器の演奏スキルが低いということでした。








やはり幼少の頃から楽器に取り組み、それこそ何十年単位の時間と、何百万円というお金を投資して、毎日毎日練習を積み重ね、ようやく人前に出れるほどの技術を身につけられるというのが、クラシック系楽器奏者の方々なのですね。
そして、音楽漬けの毎日を送るうちに、絶えられなくなったり、自分には向いていないと早々に見切りをつける人も多く、それを耐え忍んでずっと続けてこれた一部の人間にのみ、ステージに上がることが許される、そんな世界だということです。






バンドマンは、そこまでの努力をしなくても、人前で演奏するなんていうことはものすごく気軽に出来るわけですね。
もちろん、軽音楽は気軽に楽しむことができるというものすごいメリットはありますし、僕もそれを否定するつもりはありません。
ですが、
「音楽のプロになろう」と考えているバンドマンが、それに見合うだけの技術力を持っているか、それだけの訓練を毎日しているかと言われれば、それはかなり疑問かもしれません。








何回もブログで書いていますが、仕事とは、社会に価値を提供することで、対価として金銭をいただくことです。
つまり、自分のやっていることが、ちゃんと価値のあることでない限り、それは仕事とは言えず、ただの趣味と同じであるということになります。
「頑張ってる」「ちゃんとやっている」という言葉は無意味です。
本当にちゃんとやっているかどうかはステージ上のパフォーマンスや楽器演奏スキルや歌唱スキルになって現れている。
そこでしか判断されません。







昨日のアイドルの記事とは真逆のことを書いているように思う方もいるかもしれませんが、本質は一緒です。
価値を提供できる腕前をきちんと持っているかどうか。
持っていないなら、そうなれるくらいに日々行動しているのか、ということです。
そして、同じ音楽のプロである、クラシック系楽器の演奏者の方からすれば、バンドマンが音楽に注いでいる時間や情熱は全然少なすぎるということでした。
何をすればいいか、しっかり自分と向かい合って考えなければいけないかもですね。






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音楽撮影プロデューサー宮原那由太
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