昨日のアイスリボンの座談会は予想以上の混乱状態に陥ったようだ。何と言っても佐藤光留がりほと組んでミックスドタッグトーナメントに参戦するという。参戦要求のメールがあまりにも脅迫に近いだけに問題になっているが、要は相手次第だろう。いくらなんでもハム子&星誕期組や成宮&政宗組相手に変態行動は取らないだろうし、都が来週参戦する666辺りで、想定外の選手を呼び込んできたらそれどころじゃないと思う。いずれにせよ来週の組み合わせが出てから改めて議論すべきではないかな。


りほのプロレス頭というのは私論では実年齢の20歳上を行っていると思っているし、変態レスラーと言われる佐藤光留とも、その師匠である鈴木みのるとも対戦実績がある訳だからそれに関してだけ捉えれば、むしろこの展開にならざるを得なかった大人にも大いに問題があると思う。結果的に想定通りの組み合わせとなったタッグ選手権を始め、改めてこの大会を本気で成功させたいのか?観客不入りならマッチメーカーを解任する決意を会社が決断する位で挑んでほしい。


前置きが長くなった。そのりほも参戦する今夜のTeens5。なんとなく前回よりも規模が小さくなった感は否めなくもない。所属メンバー4人でトーナメントを行ない、優勝者に年齢性別関係なく対戦相手を決められるというのは、休止に追い込まれた昨年のTeens3に近い。このムードをどう選手達がどう試合で打破してくれるかに期待するしかないのだろう。



『Teens5』2012年4月15日(日)

レッスル武闘館・18時開始


◆第1試合『トーナメントだ!ひゃっほー☆』一回戦シングルマッチ 15分一本勝負
りほvsくるみ


試合を制限しているりほと、週末にタイトルマッチを控えているくるみが対戦。試合数を減らしてるとは言え前大会で飛香を破っているようにりほの状態が悪い訳ではない。上昇著しいくるみがどう攻め立てていけるか?大技小技それぞれ必殺技を持っているだけに駆け引きが難しい。一番の鍵になると思われるのは、くるみのラ・マヒストラルをどうりほが切り返せるかと、りほがそうまとうを出せるかだろう。


◆第2試合『トーナメントだ!ひゃっほ☆』一回戦シングルマッチ 15分一本勝負
つくしvs長野ドラミ


後楽園で米山香織とのシングルが決まった長野にとっては、つくしの様な選手にどう当たれるかというのがポイントになるだろう。先日の雫あきのようにパワーで押し切ることが出来るのなら、勝機は十分にあると思うのだが、弱点は雫の様なレスリングが出来ないことか。つくしとしては逆にレスリングで長野のスタミナをロスさせる形に持っていける形が理想か。それぞれ体型を生かせる試合に持ち込んで勝ちを狙って行ってほしい。


◆第3試合 タッグマッチ 15分一本勝負
みなみ飛香&勝愛美(JWP) vs 石橋葵(REINA)&ラビット美兎(JWP)

意外かも知れないがこの4人、それぞれ他団体の女子選手とタッグを組むのは珍しいのではないのかな。そういう意味ではチームワークがどう出るかが最大の鍵になるか。飛香と石橋は普段相手側の選手と対戦したことがないだけに、持ち味の蹴りをどう生かせるかも影響してくるか。そして先日ジュニアの挑戦権を賭けて争った勝とラビットが再び対角線上にいることでどうやり合うのか?ここから発展していくような戦いになることを希望しておきたい。



◆第4試合『トーナメントだ!ひゃっほ☆』決勝戦シングルマッチ 20分一本勝負
(第1試合の勝者) vs (第2試合の勝者)

誰が勝ち上がっても、優勝した際にそれこそ思い切った相手を指名してくれることを望みたい。つっかが長野の後楽園の対戦相手にJWP無差別級王者を考えていたようだが、本人達の手でそれを超えるようなカードを用意してほしい。



ネット予約がどの位来ているか不明だが、まだチケットは相当余っている様子。予約なしで行けば女性や10代の男子はタダで入場出来るのだから、私のように他のスポーツとのハシゴ観戦で観に行くのも十分可能。残りチケットがそういう人達の手により多く渡ってほしいと心の底では思っている。