さぁ女子プロレス団体アイスリボンの初めての後楽園大会まであと2日になってしまいました。なんだかその分慌しくなってきているようで、急遽今夜のJWP板橋大会で牧場みのり選手と対戦予定だったピンキー真由香選手が調整不良で欠場になった代わりに、さくらえみ・真琴・星ハム子3選手が出場。アイスリボン提供試合としてタッグマッチを行うことになったそうで、もはや後楽園観客誘致に最大限の努力が窺われます。



そんな中先日行われたビッグショー前最後の道場マッチ。前哨戦らしきものは1つだけでしたが大舞台に向けて熱い戦いが行われていました。



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■第1試合
シングルマッチ 10分1本勝負

さくらえみ○vs真琴×
(9分59秒ラ・マヒストラル)


本来ならメインで20分1本で争われるカード。当日生放送されたCS放送の準備で早抜けしなければならない選手代表の事情が絡んでのオープニングマッチ。さすがに大技連発の激しい戦いになり時間切れすれすれまで持ち込まれた試合は何とか選手代表が振り切っての勝利。お互い大一番に向けて調整順調を印象付けたいい試合でした。ただ毎試合のように真琴選手がムーンサルトを連発しているのが気がかりなのは気のせいでしょうか。


■第2試合
タッグマッチ 15分1本勝負

澤宗紀(バトラーツ) 市来貴代子(フリー)○vs大家健(ユニオン) みなみ飛香×
(14分9秒片エビ固め)


元々は後楽園前に飛香選手のテンションを上げさせる為に組まれたハンディキャップマッチにX60王者の市来選手が急遽絡んだタッグ戦。飛香選手も試合後『?』って感想を述べていましたが大好きな大家選手と一緒というせいか頑張っていましたよ。前半は男子戦の様相、後半は女子中心といった内容でしたが、コーナーで檄を飛ばしたりはりきりキックを様々なバージョンで飛ばしたりと元気一杯。最後は市来選手の必殺延髄ニーがら押さえ込まれて敗れはしまいましたが、まさに愛を力に変えた頑張りは目を引きました。それにしてもミクスド初(アイスでは)という市来選手が男子選手と戦っている時もの凄く可愛らしく感じて意外な一面を見たようでした。


■第3試合
シングルマッチ 10分1本勝負

高橋奈苗(パッションレッド)○vs松本都×
(0分32秒逆片エビ固め)

■【再試合】

高橋奈苗(パッションレッド)○vs松本都×
(7分47秒片エビ固め)※リバーススプラッシュ


この日もみやここワールド全開でしたね。いきなりゴング前に奇襲をかけたかと思えばマンマミーア失敗から足を固められるとあっさりギブアップ。『エーッ』という奈苗選手や観客の声の中「仕方ねぇなぁ」と再びリングイン。そこからはそれなりにまともな試合になったのですから一体あれはなんだったのか?ただパワー不足は否めずグランドでの丸め込み合いとキック以外は跳ね返されていました。それでも試合後いつも通りのスタイルを貫いているのはさすがですよ。奈苗選手にとってはこのさくら選手の心理戦ともいわれるマッチアップ果たしてどう受け止めたのか。


■第4試合
タッグマッチ 20分1本勝負

夏樹☆たいよう 都宮ちい○vs紫雷イオ 星ハム子×
(12分43秒ウラカンナラ)


唯一の前哨戦となった試合。さすがに夏樹・イオ両選手の絡みはスピードがあるだけにリングだけでなくコーナー全てを使って所狭しと目が離せない戦いで面白かったです。それにしっかり絡んで連携も見せていたアイス所属に2選手。色んなスタイルの試合になって時間が過ぎるのが早かったです。終わりはスピード系2人がコーナーで押さえ込んでいる間にちい選手がハム子選手をウラカンで抑えてカウント3.これでメイン2連勝。最高の形で大舞台に進むちい選手。果たして今度はオープニングで輝くことが出来るのか?一方のハム子選手。結構頑張ってはいたと思うのですがあと一息が・・・。試合後には所属団体の諸問題からフリーになったイオ選手からアイスリボンを主戦場にしたい旨の発言もあり、後楽園のハイスピード旋風曲が色んな意味で楽しみになりました。



これで今日の一試合を終えればいよいよ大本番。ギリギリで動きのあった試合もありますが、皆が最高のコンディションで挑んでもらいたいですね。