会議でストレスを与える発言とは?(その2) | 社会貢献を仕事にしたい人の夢をカタチにする

社会貢献を仕事にしたい人の夢をカタチにする

自分のやりたいことを実現するためには、他者の協力が必要です。他者から協力を得るためには、伝える技術が必要。相手に伝わるための、あり方とやり方を追求します。

先回のブログでは、そもそもの会議の目的について書きました。

http://ameblo.jp/miya-myway/page-1.html

 

次に、会議で戦力となる発言をするために、もっと力量を上げましょうという話をしたいと思います。

 

力量の前に、意識の問題について。

 

不思議なもので、意識というのは、(本人には無意識のうちに)言葉に現れます。

 

まず、大前提は?

 

人間の悲しいサガとして、

 

相手の立場に立てない

 

という欠点があります。

 

根本的な原因はコレに尽きます。

 

相手が何を求めているのか?何を聞きたがっているのか?どのように説明したら分かりやすいのか?そんなことが分からずに、自分勝手に話してしまうのが人間なのです。

 

その前提から、更に

こんな意識の持ち主は、こんな言動に現れる・・・というパターンを3つに整理してみました。

 

①決断する気がない人

 →話が脱線する。余計なことをしゃべる。具体的な行動言語が出てこない。

  例えば「これから前向きに改善に取り組んでいけたらいいですね」という抽象的な表現にとどまり、「明日の朝から職場のゴミ拾いをしましょう」とは言わない。

 

②物事の本質が掴めず、整理整頓できない人

 →話がまとまらず何を言いたいのか分からない。話したいことの全体像や概念、要素の関係性について、道筋を立てて説明ができない。

例えば、最初にズバリ結論「顧客のクレーム対応について相談ですが」とは言わず、「昨日、お客さんを訪問した時に、こんなことを言われまして・・・」と経緯からダラダラ話す。

 

③批判を恐れる人、他人からの評価が気になる人

 →予防線を張る。前置きや注釈が多い。

 例えば、「これは必ずしも絶対とはいえませんが」とか「良い悪いは別としてですが」等。

 話の途中に注釈を挟み過ぎると、ダラダラ長くてまどろっこしくて、話が進まない。

 

以上が、意識の現われです。

 

簡潔で的を射た話し方ができるようになるには、まずは自分の意識、つまり日々の生活や仕事に向かう「心の姿勢」について考えてみる必要があると思います。