体質改善の旅Ⅳ(39) で綿実油の危険性をYOKOさんの
コメントから紹介しました。今回YOKOさんがブログの中で
詳しい説明をしてくださいました。
綿実油は食用油として天ぷら油、サラダ油等に利用
されています。原油は有毒色素ゴシポールや遊離脂肪酸
・リン脂質を多く含むため、大量のアルカリを用い脱酸
しているようです。殺精子作用があることから、中国など
では男性の避妊薬として開発されているといいます。
このゴシポールについて調べてみると興味深い論文がありました。
1930年代~1940年代の10年間に中国江蘇省において、
経済的理由から大豆油から粗製綿実油に食用油を切り替えたこと
によって集団不妊が発生したことをLiu(1957)が報告。
綿実油にはゴシポールのほか、脂肪酸の不飽和作用をもつ
サイクロプロペン脂肪酸が含まれているため、綿実あるいは綿実粕の
多給はバター、肉、たまごの質を低下させる。
綿実油成分、ゴシポールの雄性不妊作用(日獣会誌41)1988より
コットン シード オイル(綿実油)は肝臓にとって毒物で、必須脂肪酸の
代謝を妨げるcyclopropen,サイクロプロペン脂肪酸を含んでいるので
コットンシードオイルは食用にされるべきではありません
食の安全 英語日本語ニュース
The health Emporium. www.healthemporium.com.au
2008.06.30より
(綿実油コットンシードオイル食用には不適)
これで綿実油がなぜ?体に悪いの?か少し理解が進みました。
でもどうしてその食用油を国内では高級な中華料理店ほど
使っているのでしょうか。大体そのお店がどんな油を使っているのか
今まで気にしたこともありませんでした。
YOKOさん 綿実油の詳しい説明をありがとうございました。